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Puma Magnify Nitro2 vs Forever Run Nitro どちらにしようかなではなく、どちらかの選び分け

Puma デイリートレーナー選び分けのご紹介

みなさん、こんにちは。ジャストフィットのお手伝い、FS☆ランニング代表: シューズアドバイザー藤原です

今年正月の箱根駅伝、違う大学選手でしたが、往路で誰か一人は着用するというプーマリレーがあった出来事に象徴されるように、ディビエイトニトロエリート2やファーストRニトロエリートのようなレーシングモデルを知っているという方も、また、市民ランナーのみなさんなら、「誰でも履けるみんなの厚底」ディビエイトニトロ2を持っているという方もこのところプーマはレーシングスタイルが目立った印象ですよね。

ただ、今シーズンのプーマはデイリートレーナーが熱いんです。ということで今回はプーマデイリートレーナー「マグニファイニトロ2」と「フォーエバーランニトロ」をご紹介致しましょう。

ちなみに、この2つはどっちにしようか、ではなくてどちらか、そんな関係性のモデルになりますね。さてどういうことでしょうか?では、説明していきましょう。

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マグニファイニトロはシリーズ2代目

マグニファイニトロ2は、シリーズ2代目。上層がソフトなニトロフォーム、下層がEVAフォームという2層構造の前作に対して、今回はソール全面ニトロフォーム仕様にチェンジ。軽量でソフトなニトロフォームクッション感を全面に押し出したスタイルになりましたね。

ただ、上述したようなレーシングシューズのそれとはチューニングが異なり、デイリーマイルで使用するように、クッションと安定要素をしっかりとバランスを取った、基本的にランナーなら誰も履けるような機能性を有しています。

10mmドロップのガイドはしっかり前方方向に導かれる感覚のオーソドックスなもの。デイリーマイルからちょっとしたテンポアップランまでDo It ALLなモデルになっていますね。

アッパーもエンジアードニットアッパーになってクッションも足入れも大幅アップデイト、デザイン性もシンプルでそのまま街ばきにしたいぐらいです。

こちらは左右対称なデザインのニュートラルデイリートレーナーです。

フォーエバーランニトロはスタビリートレーナー

対して、フォーエバーランニトロは、踵まわりのサポートが強固がスタビリティートレーナーになります。

左右非対称なソールデザインでランナーの足の内側への倒れ込み、オーバープロネイトを抑える作り、ただ、同じくニトロフォームで構成されたクッションは、スタイビリーシューズにありがちなサポート=硬いというフィーリングにならないように調整された、画期的なバウンド感がある心地良いクッションになっています。

まさにフォーエバーラン、ずっと走っていられそうなフィーリングです

プラス、超ワイドなソールプラットフォーム、踵に付着したヒールクリップがそれをフォロー、インソールには、足の横のアーチのためのフットベットがあり、外反母趾、扁平足へのサポート感がでるように工夫が施される徹底ぶり。

もともとメーカーが用意したインソールでここまで踏み込んだものは近年珍しいですよね。

どちらにしようかなというより、どちらかになる2モデル

ということで、ニュートラルトレーナーのマグニファイ2とスタビリティートレーナーのフォーエバーランニトロは、同じ用途のランナーをサポートするデイリートレーナーですが、より多くではなく、すべてのランナーをサポートできるようにブランドの両輪として存在する、そんなラインナップです。

ですから、この2足はランナーのニーズに合わせて、どちらにしようかなというより、どちらかになる、という組み合わせの履き分けと言っていいでしょうね

アシックスで言えば、ニンバスとカヤノ、ニューバランスで言えば、880と860の組み合わせ、という履き分け、選び分けになります。

両方を持つというより、どちらか十分な機能の方を選ぶといいという意味です。

費用対効果は高いデイリートレーナーモデル

どちらのモデルもプーマグリップを採用した耐久性とグリップ感のいい、定評のあるアウトソールを持ったトレーナーになり、その価格、18700円と19800円は、費用対効果の高いモデルと言っていいでしょうね。

ちなみにプーマのレーシングラインと比較してもその価格はリーズナブルです、デイリートレーナーは全てランナーにとってなくちゃならないカテゴリーのシューズですからね。

プーマのレーシングラインを持っているランナーも、はじめてのランニングシューズを買うというランナーも、フルマラソン完走を目指すというランナーも是非今年はプーマのデイリートレーナーモデルにも注目してほしいですね

そして、店頭で履いてみて、自分に合うどちらのモデルを試してほしいですね。オススメです。




シューズのスペックなど、詳しくは
FS☆ランニング シューズガイド2023−24にて確認ください


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