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第1回 産学連携セミナー「地域企業のためのSDGs&DX経営実践のコツ」 開催レポートーグッドホールディングス株式会社のサステナブル経営について

 2022年6月22日(水)東北大学 片平キャンパス 知の館を会場およびオンラインのハイブリッド形式で、第1回 産学連携セミナー「地域企業のためのSDGs&DX経営実践のコツ」開催いたしました。

 本セミナーは、赤澤 健一 氏(グッドホールディングス株式会社代表取締役社長)より、グッドホールディングス株式会社(兵庫県西宮市)のCSR, SDGs, Dx経営について紹介をいただいた。同社では、社会課題(顧客課題・要望)の事業化こそが、ビジネスの創造である。働く人たちのスタイルや会社が事業を行っている社会環境そのものが変化している今、“社会のニーズ”=“社会”そのものに入っていくことが次の事業になると考えている。ステークホルダーとの関わりとパートナーシップ創りの為に、まずは自己開示(情報公開・透明性)が求められる。更に企業は外部にその活動を理解してもらう努力が必要である。というのも会社や商品(サービス)の価値を決めるのは外部の人だからである。単なるディスクローズ(情報公開)からアカウンタビリティ(説明責任)を意識することで、ステークホルダーからの安心(信頼)の獲得につながる。またSDGs経営では、目標間で「相互関連性」のあるメリット「マルチベネフィット」が求められる。実践する上ではマルチベネフィットにつながる取り組みと社内外とのパートナーシップを視野に入れることがポイントとなる。

オンライン講演の様子

 同社は2016年の完全ホールディングス体制への移行に伴い、廃棄物処理事業者としてではなく、より広い概念でグループとしての理念、ビジョンを再策定した。同社が掲げる経営理念(ミッション)は「五方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし、手代よし、孫子(まごこ)よし)であり、将来世代のことまで考えたものとなっている。

 充実した内容のサステナビリティレポートの発行に関しては、数年来、環境コミュニケーション大賞(主催:環境省、一般財団法人地球・人間環境フォーラム)の環境報告書部門において、優良賞を受賞しているほか、2021年12月の第 9 回環境省グッドライフアワードでは「実行委員会特別賞 環境社会イノベーション賞」を受賞しており、社会的な評価を得られている。

 今後の取り組みとしては、2050年のあるべき姿とその道筋を「ビジョン2050」として定め、『地球環境問題や社会課題の解決に取組み、すべての人々が幸せで豊かな社会を創る』ことを目標に掲げた。2021年12月に次世代を担うメンバーが中心になって作成、本年度(2023年3期)よりスタートさせている。

当日司会 高浦 康有 氏(東北大学大学院経済学研究科 准教授)

(文:東北大学大学院 経済学研究科SDGsラボ 高浦康有)


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