カルタ作りで考える…「子育てがしやすい職場ってどんなところ?」
皆さんこんにちは、Fukuoka Smart City Communityです!
我々は2020年に発足した福岡の異業種8社とオブザーバ福岡市による共同事業体です。
”福岡が100年先も選ばれるまちであること”に貢献すべく様々な取り組みに挑戦しています。
はぐくむふくおかプロジェクトでは、毎月「子育て」に関するテーマを決め座談会を実施し、市民・企業が一体となって「はぐくむアクション」を考えていきます。
今回のテーマは「職場の前向きな変化をはぐくむ」。
西部ガスヒナタショールームにて、「子育てフレンドリーな職場をつくるためにできること」について「子育て中」「同僚」「マネジメント層」に分かれ、ディスカッションを行いました。
絶賛子育て中の方、子育て世代の同僚の立場にあたる方、管理職の方と、幅広い年代の方にご参加いただきました。
かるたゲーム形式でディスカッション!
今回は、かるた(百人一首)ゲーム形式でディスカッションを実施!
上の句には「職場の子育てに関する悩み」を事前に準備し、下の句には悩みに対する解決策を参加者にディスカッションしながら考えていただきました。
完成後は、他のグループが作成したかるたを実際に体験し、自分とは違う立場の方の意見に触れ、さらに上の句と下の句のベスト組み合わせを各グループで決定しました!
幅広い世代にご参加いただいたため、グループによって全く違う観点の意見が出ており興味深かったです。
それでは実際に出た意見を見ていきましょう!👀
■子育て中班
全員が育児休暇から復帰し活躍中だったため、育児に対する考え方やワークライフバランスとの向き合い方について活発な意見が出ていました。
■同僚班①
全員が子育て未経験者だったため、子育て中の方に対して自分ができる声掛けや行動に関する意見がたくさん出ている印象を受けました。
■マネジメント層班
管理職経験者が多いグループだったため、「妊娠中や子育て中の社員の働きやすさ」と「チーム全体の円滑な運営」を両立させるためにどうしたら良いか、といった観点の意見が出ていました。
■同僚班②
子育て経験者、未経験者ミックスのグループのため、様々な意見が出ましたが「子ども関係の休みは理解してあげたい」は共通の意見でした。
悩みや愚痴のぶつけ合いではなく、前向きな意見交換の場にしたい!との想いから、解決策をディスカッションする形式にて企画しました。
皆さん自社の制度を紹介し合ったり、子育てベテランの方がアドバイスをしていたり…非常に前向きで活発な議論が繰り広げられていました。
今回のはぐくむアクションは…「お互いに理解しようとする姿勢を忘れないこと」
今回の座談会を通して改めて実感したのが、「相手の悩みや立場に寄り添いながら接することの重要性」です。
子育て中の方、子育て未経験者、マネジメント層…職場には様々な立場の方がいますが、
お互いの悩み・想いを理解しようと寄り添う姿勢があれば、職場の雰囲気も良い方向に変わっていくのではないでしょうか。
子育て×職場に限らず、相手を理解しようとする姿勢を忘れずに、「前向きな変化」をはぐくんでいきましょう!