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文章力トレーニング⑦(参考:セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで)

広報としてセールスライティングを学ぶ意味

”広報の目的は信頼獲得であり、広告の目的は売り上げを上げることである”
広報職についた際、たぶん最初に学んだのが「広報≠広告」ということでした。
たしかに目的とすることや視点の違いはありますが、情報化が進んだ今の時代、一筋縄では消費者の心はつかめず、広告にも「広報的視点」がかなり求められるようになっていると感じます。また、広報においても単純に価値ある情報を無作為に出してもあまり効果はなく、第三者視点から見て「価値ある情報」に見える工夫が求められていると感じています。そのために、広報も「売れる=価値があると思われる」コピーが書ける能力が必要だと考えています。そんなわけで本書を手に取りました。

学んだこと

良いセールスコピーとは

最小限のコストでクライアントの売り上げを上げること

かっこいいコピー、魅力的なプロモーションと必ずしもイコールにならない。
第一優先は伝わり、期待した行動を読み手が起こすこと。

広報における文章作成も凝った表現や見た目の美しさよりもわかりやすさが大事なのだと思います。
・一目で伝えたいことが伝わる見出し
・回りくどい表現や無駄な枕詞がないか
・具体的な内容か
・行動を起こす動機付けができているか

アイディア帳を持っておこう

本書にも著者の見出しコピーアイディア帳を一部抜粋したものが載っているのですが、これが「タイトル決まらないな~」と悩んだときにかなり役立ちそうでした。型の感覚を掴んで応用力を上げていくのが良いコピーへの近道だと思いました。

まとめ

価値を伝え行動を起こしてもらうために文章を書いている人が、悩んだときに開いてみるとアイディアが浮かびやすくなる本。
常に手元に置いておきたいと思います



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