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デジタルコンテンツでロケーションを盛り上げたいと思った話

うちの会社はゲームグラフィックス制作とオリジナルのデジタルアトラクション制作を生業としています。

ゲームグラフィックス制作は、ゲームそのものを企画している訳ではないので、オリジナル作品を制作しているのではなく、グラフィック制作スキルを売っていると表現した方がしっくりきます。

逆に「chara.la(キャララ)」というブランドで展開しているデジタルアトラクション業務は、企画/制作をすべて自社で行っているので、まさにオリジナル作品を制作/販売しています。


どちらもテンターテイメントの作品である以上、多くの人に届かないと、事業を存続させる事が出来ません。

ゲームは、現在のような人やモノに関わることに制限が掛かった世の中でも、多くの人に届けることができ、多くの人が集うのはデジタル空間なので、問題なさそうです。

一方、自分たちのオリジナル作品であるデジタルアトラクションは、設置箇所に多くの人を集めること、つまり滞留集客が目的になることが多く、三密を避ける状況下においては、とても相性が悪いです。

本日から営業再開予定のUSJは、ライドの感覚を一列づつあけたり、キャラクターに触ることを禁止したりして、運営していくようです。

ただ、誰かを楽しませることで、特定の場所に人を集めてしまうエンターテイメントは、あり方を変化させるか、延命しながら根本的な改善(ワクチンの完成など)まで待つしかなさそうです。

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久々に外出しました。


話は変わりますが、昨日近所のショッピングモールに買い物に行きました。
久しくこのような施設に出入りしてなかったので、少しドキドキしましたが、検温して、しっかりマスクをして行ってきました。

結果として、

なんというか。。。。
心地よい疲れがあったというか。。。
ちゃんと時間が流れていきました。

テレワークを導入してから、曜日と時間の感覚が鈍り、
ワークとホビーの境目が無くなり過ぎていたのかもしれません。
なんとなく仕事が始まり、なんとなく終わる。
入力が極端に多く、出力がうまく出来てない毎日。

仕事はしんどくは無いけど、引き換えに達成感が薄れる感覚が
どこかにありました。

でも、数時間外出しただけで、
今日の午後はちゃんと日曜日の午後でした。
何なら、「出かける前からちょっとワクワクする時間」のオマケ付きです。

ロケーションの魅力って、この
「事前ワクワクの部分なのかもしれない。。。」
って思いました。

遠足の前日、旅行の前日、遊園地/フェスに行く前日のワクドキって他に代えがたい物なのではないでしょうか?

友達の結婚式なんて、自分の事でもないのに前日からなんかソワソワ/わくわくしてしまいます。もしも、オンライン結婚式であれば、この感覚は薄れてしまう気がします。

ボクがあの日プレイしたドラゴンクエストは、
プレイそのものだけでなく、翌日友達と盛り上がるためのツールだったことを、何気に思い出しました。

良質なコミュニケーションを生むために、面白い(キャラクターを使った少し未来の)コンテンツを制作して、素敵にロケーションを彩る。

面白い空間/体験が存在する場所は、
会話もはずんで、楽しい一日を演出してくれる場所に違いありません。


ボクは、このために日々クリエイティブに向き合っているんです!

最後に

現在の状況はすぐには抜け出せないと思います。
だからこそ、この機会に多くのコンテンツを仕込んでおいて、
来たる日には、ロケーションを盛り上げて行ければ最高です。

それでは良い一日を☀。
ザッツ・オール👍

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