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未来に何を遺すのか

北欧デンマークにある「ごく一般的な」街並みに心奪われました。

https://goo.gl/maps/5kYomU2ZYVLCcRVz9
※ストリートビューでご覧くださいませ。

思わず散歩したくなるような、気持ち良い街並みです。
住民の自然愛がにじみ出て、この街に新たに引っ越してくる方もきっと「木を植えよう」と思うはずです。

「こんな風な心遣いや街並みが日本にも増えたら良いのになぁ…」
日本の住宅地がいかにゴチャゴチャか、気付きました。
何より緑が無い。これは非常に残念です。
少しでも緑があれば、もっと豊かな街並みになっていたことでしょう…

政策や条例による街づくりでは限界があります。
一人ひとりの意識の問題です。
展示場で営業しはじめてから多くの方と家づくりの話をして、より強く感じるようになりました。そして上手く伝わらないジレンマも。

建築とは、土地を上書きする行為です。
限られた予算の中で夢を叶えるために様々な要望をカタチにしていきますが、私たち大人は未来を担う子どもたちに負の財産を残してはいけない、ということもぜひ知ってほしいです。私がなるべく自然素材を勧めるのは、いずれ地球に還る素材だからです。
「私たちは未来に何を遺すのか」そんな視点も家づくりの選択時には大切ではないでしょうか。

家づくりをするということは、環境を変える責任を担うということ。
面談時にはそのことを最初にお伝えし、少しでも前向きな考えを持ってもらえたら、と思っています。

まずは庭に一本の木を植えるところから始めるのは如何でしょうか。


自邸スケッチ:建蔽率15%の家です。余った土地に50本の木を植えました。未来に森を還す。

自邸の、youtube動画を下記URLからご視聴いただけます。
暮らしについて、家づくりについて、案内しています。
https://www.youtube.com/watch?v=a1Wgnl_w7Jw

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