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生成AIにアドバイスをもらって最高の写真作品を作る①

こんばんは、すりりんごです。
昨今ChatGPTに代表される生成AIが話題ですね。色んな画像を生成できるということでもしかしたら写真の価値が脅かされるのでは?と不安にもなってしまいますが、ある意味写真のライバルとも言える生成AIを写真のスキル向上のために活用してやろうと思います。
”最終目標は写真コンテストで入選すること”とし、その第1弾として、今回は良い写真の撮り方について生成AIに教えてもらいました。

生成AIの中でも一番有名であろうChatGPTにアドバイスをもらおうと思います。

まずシンプルな質問を投げてみた

どうすれば写真が上手くなるかを聞いてみました。
回答は以下の通り、色んな文献・Webサイトで述べられている一般的なアドバイスに近いものでした。(GPTはネットの情報を学習しているのでそりゃそうと言えばそうなのですが。。。)
確かにこのアドバイスの通りすべてできれば間違いないのですが、抽象的なアドバイスも多くなかなかイメージできない部分も多いので、個々の項目についてもう少し深堀してみたいと思います。

写真が上手くなるにはどうしたら良いか質問した際のChatGPTの回答

さらに深堀してみた

まずは、カメラの操作・機能について、シャッタースピード、絞り、ISO感度は露出やボケ、ブレなどを決める重要なパラメータですが、それ以外にも知っておいた方がよいものがあるか聞いてみます。

ホワイトバランス、オートフォーカスなど重要な機能も教えてくれました。メータリングモードというのは初めて聞いた言い回しですが「測光」のことみたいですね。ここで教えてもらった機能は一応一通り理解はしているつもりなので次に進みたいと思います。

カメラの重要な機能について質問した際のChatGPTの回答

次は、写真において重要な要素の一つである「構図」について聞いてみます。ChatGPTの回答にあった「三分割法」「対角線法」「フレーミング」と、あと一般的な構図として「日の丸構図」は有名だと思うので、それ以外で重要なものがあるか聞いてみます。

回答の中にある「中心配置」というのはイコール「日の丸構図」のことだと思うので、ちょっと回答の信ぴょう性が怪しいですが、、、日の丸構図は日本での言い方っぽいので海外だと伝わらないのかもしれないです。(ChatGPTは英語で質問した方が精度が良い、とも言われているので日本語での質問だと一部正確でない回答も来るのだと思います。)
その他の回答の中だと「黄金比」を写真の構図で利用するというのは私自身初めて聞いたものなので非常に参考になりました。人が最も美しいと感じる比率が「黄金比」なので写真の構図に利用しても安定感が出るということなんでしょうか?
Webで「写真 構図 黄金比」と検索すると、色々ヒットしました。カメラのキタムラさんが黄金比を含めて色々な構図について説明してくださっています。
その他、視線誘導=リーディングラインで、対象と反対象=シンメトリーということな気がします。言い回しに関してはちょっと違和感のあるものもあるので、そこは回答結果からさらにWeb検索をして補完する必要がありそうです。

写真の重要な構図に関して質問した際のChatGPTの回答

続いて、光の活用に関して、光には自然光とストロボのような人工光があるのでその使い分けについて質問してみました。

回答を見るに、自然光=自然な色味・雰囲気の写真を撮りたい場合に活用、ストロボ=影を制御したり、アーティスティックな写真を撮りたい場合や光量が足りない場合に活用、というイメージだと理解しました。
私自身があまりストロボを活用した経験がないので、回答の中にある「ストロボを使って、シャッタースピードを遅くする」ことのメリットがイメージできないのでもう少し質問してみます。

自然光とストロボの使い分けついて質問した際のChatGPTの回答

ストロボ+スローシャッターによって、被写体の軌跡を写真に写したり、暗い環境で背景をしっかり写しつつ被写体がブレるのを防いだり、ストロボの発光タイミングをシャッターが閉じる直前にすることで被写体の軌跡を残したりするような効果が得られるようです(いわゆる後幕シンクロ)。
これもWebで検索すると、分かりやすく説明してくださっている方がいました。

ストロボを使ったスローシャッターの効果について質問した際のChatGPTの回答

「被写体」「練習とフィードバック」「後処理」に関しては追々深堀していきたいと思うので、最後に、「優れた写真家」について深堀してみます。

回答によると、技術はもちろんのこと、観察力や創造性、コミュニケーション能力が重要とのことですね。最後の一文「優れた写真家が単なる技術的なスキル以上のものを持つことを示しています。写真は芸術であり、技術的な側面と感性・表現の側面のバランスが取れていることが、優れた写真を生み出す鍵となります」がすべてな気がします。優れた写真家になれるように継続的に勉強と練習を繰り返したいと思いました。

優れた写真家について質問した際のChatGPTの回答

まとめ

ChatGPTは抽象的な質問をすると一般的な良くある回答しか来ないので、回答をさらに深堀して質問していくことで自分が知らなかった知識を引き出せる可能性がありそうです。また、得た回答からWebなどで検索することで、付随する知識や回答の信ぴょう性の確認もできると思います。

良い写真を撮るには、技術的なスキルがあるだけでなく、技術的な側面と感性・表現の側面のバランスが取れていることが重要ということで、まずは最低限の知識・スキルを身に着けつつ、他の良い写真家から感性や表現力について学んで実績していきたいと思います。

次回予告

次回は良い風景写真の撮り方について、より具体的な質問をしていきたいと思います。


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