日記(2/14~2/28)~ミッドサマー、ジョーカー、荻窪カレー『トマト』、椿山荘アフタヌーンティー、荻窪邪宗門、最終絶叫計画、pythonでエイトクイーン
荻窪カレー『トマト』 / 馬来風光美食 / 椿山荘アフタヌーンティー / 荻窪邪宗門 / ヒガシマルうどんスープ / ミッドサマー / ジョーカー / 最終絶叫計画 / pythonでエイトクイーン
・週一くらいで日記を書こうかと思ってたけど、ぼーっとしているうちに時間が経ってしまった……
まあいいか。厳密にルール化するのは良くない……
■最近美味しかったもの
・荻窪『トマト』のビーフタンカレー。
食べログ評価驚異の4.12(2019年カレー屋で日本一(多分))。
まず行列の情報。夜は18:30営業開始だが、
2/15(土)は17:39に到着すると、もう売り切れていて食べられなかった。
2/29(土)に17:00に行くと、一番乗りだった。ちょうどいい時間が分からない……。
味は抜群に美味しかった。よく煮込まれたルーは程よい苦味(香ばしさ)があり、深みのある味なのに口当たりは良い。高級フランス料理みたい。スパイスも複雑で、中華系スパイス等も少し入ってる? 煮込みカレーの頂点かも。
90分並んだ価値はあった。
また行こう。次はビーフシチューにする。
・同じく荻窪のマレーシア料理『馬来風光美食』(まらいふうこうびしょう)。
ここも物凄く美味しいのでおすすめ。
マレーシア料理というものを知らなかったが、中華料理とエスニック料理の中間みたいな味付けだった。
看板メニューは「ペーパーチキン」で、紙で包んだ鶏肉を揚げた料理。
しっとりしていてコンフィみたいな食感。それにインド系スパイスがかかっていて非常に美味しい。
他にもスープ類も麺類も何食べても美味しい。
カウンターもあり一人でも入りやすいし良いお店だった。
ここも是非また行こう。
・喫茶店『荻窪 邪宗門』。雰囲気がすごく良い。
人に教えたくないお店だな……。
文学部に行っていたら、こういう所で文学談義をしたかったな。中也の真似とかしながら……。
・椿山荘東京『桜アフタヌーンティ』
初めて来た。
全部美味しかったが、サンドイッチ等の食事部分が特に凝っていて良かった。
紅茶おかわり自由なので二種類飲めて良かった。
でもその後、映画館で尿意が凄かった。
記念日でもないのにこんな美味しいもの食べて、贅沢し過ぎかな……。
・『ヒガシマルうどんスープ』で鍋を作った。
スーパーで試食員が必死に売り込みをしており、断りきれなくて買ったのだ。
いつもの『ヒガシマルうどんスープ』の味の鍋になった。
奥様(あえて敬称)に何も言わなければ気付かないかな? と思ったが3秒でバレた。
■最近観た映画
・『ミッドサマー』
前作のヘレディタリーがすごく良かったので観た。面白かった。
通常のホラー映画と違って、物語展開による恐怖(エンタメ性)を使わないのが特徴的。
つまり視聴者は、「あーあ、最後こうなっちゃうんだろうな……」と分かった状態で、思い描いた最悪の展開が丹念に描写されていく映像を味わうことになる。
それが最高に居心地悪くて、面白い体験だった。
・『ジョーカー』
ようやく観れた……。
陰惨な都市の描写がアメリカン・ニューシネマって感じで良かった。
ただ、前評判で「この主人公は可哀想なので殺人しても仕方ない」と聞いていたけど、個人的には「仕方ない」とは思わなかった。
「善良な人間が、貧困により悪人になった」のではなく、「残虐性を秘めた人間が、貧困により本性を抑えきれなくなった」ように見えた。
(例えば最初も殺人も、逃げる人を追って撃つ描写がなされていたし)
それだとしても(勿論)主人公は可哀想な奴だと思う。社会が崩壊するカタルシスが味わえる映画。
・『最終絶叫計画』
アメリカの若者達が次々と襲われるホラー映画……のパロディコメディ。
B級映画好きとしては観ておきたい一本。
基本的に笑えない下ネタばかりの下品な映画。だけど一応物語はホラー映画になっていて(筋書きは『スクリーム』そのまんま)、面白い所もある。
特に凄いのは更衣室で人が殺されるシーン。ホラー風コメディを超えて、あまりにシュールな光景は、逆に良質なホラーの域まで達していた。
細かいパロディは結構面白くて、ブレアウィッチプロジェクトとシックスセンスのパロディは素直に笑った。
結末も結構意外で、とあるどんでん返し映画(○○○。○○・○○○○○)のネタで閉めるのは予想外に綺麗だった。いや、元ネタが名作なだけかも。
とはいえ下ネタはきついし寒いシーンも多いので、不用意に人に勧められないなー。B級映画好きな映画オタクには良いと思う。「超おすすめ!」って訳ではないけど。
・pythonでエイトクイーンを解くコードを書いた。
僕は以前からプログラミングに興味がある。
しかし実務経験はないし知識もない。初心者向け書籍の最初の10ページ程の知識しかない。
でも、たまに(年一回くらい)何かを書くと凄く楽しい。元手もいらないし良い趣味だ。
エイトクイーンというのは、チェス盤を使った一人用パズルだ。
「チェス盤上にクイーンを8つ置く時、全クイーンが互いに取られないような置き方を示せ」
というもの。クイーンは縦横斜めに好きなだけ動けるため、「縦横斜めに重複しないようにクイーンを置く」ということになる。
僕の書いたコードは以下の通り。
先に言っておくが、「ひとまず動く」レベルの出来で、処理が非常に重いので要注意。
import itertools
row= [0,1,2,3,4,5,6,7]
#8つの駒の位置を示すリスト。
#row(n)は、左からn列目にある駒が上から何行目にあるかを示す
for v in itertools.permutations(row):
#リストrowの数字8個を並べ替える(全組み合わせ行う)
#この時点で、縦横の重複がない組み合わせのみ。
# 右下がり斜めのチェック
right_fall=[]
for i in range(8):
right_fall.append(i-v[i])
# リストright_fallには各駒の「列数 - 行数」を格納。
# この値が一緒の駒は、右下がり斜めの列で重複している。
# 右上がり斜めのチェック
right_up=[]
for i in range(8):
right_up.append(i+v[i])
# リストright_upには各駒の「列数 + 行数」を格納。
# この値が一緒の駒は、右上がり斜めの列で重複している。
if len(set(right_fall)) == 8 and len(set(right_up))==8:
# 上記2つのリストの中身が8個の時、斜めに重複している駒がない。
print('8クイーンは', v)
処理が重いのは、約4万通りの組み合わせを全て試しているからだ……ゴリゴリの力技で恥ずかしい。
時間があったら改善したいが、どうしたらいいものか……。
何にせよitertools.permutationsという関数は凄い。始めて知った。
・こんな所かな……。
毎日、のほほんと過ごしている。楽しいことも多いし、美味しいものを食べている。
何というか、今の普通の暮らしに全然不満がない。
だがネット等を見ていると「現状を悲観しない奴は馬鹿!」「向上心を持て!」みたいな言説が多々あって、それが正しいのかなあ、と考える時もある。
「世の中の大きな問題(政治問題とか)に気を配れ!」という意見も目につく。何が正解なのやら……。まあいいか。僕はひとまず自分に出来る範囲のことをしよう……。
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