見出し画像

イベント初参加(+ブース設営)で良かった点・苦労した点・反省点等まとめ(文フリ東京 お疲れ様でした)

第三十二回文学フリマ東京にサークル『紐々書房』として初参加(初出展)しました。
お疲れ様でした。

丁寧なご報告は『紐々書房』ブログを参照↓。

以下、初参加で感じたことを羅列します。

---


■「緊急事態宣言下での文フリ」についての雑感

・感染対策アプリ必須だったり、入場制限(時間制)をしたり、入口に消毒液・マスクの準備があったりと、感染対策がされていました。
 ※コロナに詳しくないので、それが対策として十分なのか、過剰なのかは分かりかねます。


・欠席しているサークルは、ざっと見で一割くらい?でした。


・一般参加の方は、個人的予想よりはずっと多かったです。
 14時くらいまでは、常に視界に一人以上は一般参加の方が居た気がするし、
 その後も、閉会終了まで、それなりに人は居た気がします。
 ※ただ周囲の話だと、普段よりは少ないようですね。そりゃそうか。



■前日準備
・まず、「お品書き」と「ポスター」(以下のようなの)を前日に作ったのですが、思ったより時間がかかって大変でした。


 前もって作っておいたほうが良かったですね(SNSにもあげれば良かった)。
 でも可愛く出来てよかったです。


・フリーペーパーも前日印刷したのですが、なぜかセブンイレブンだと文字間隔がおかしくなって、少し離れたコンビニまで行ったら正常に印刷できました。
 他の印刷機(コンビニ)に頼るのは正解でした。
 これも、前もって作っておいたほうが良かったですね。


■イベントの初参加について(当日準備)

・出発時はめっちゃ緊張してましたが、開催の1時間前に会場入りすれば、問題なく準備できました。

・設営は、前日に自宅でシミュレーションしていたので、それほど困らず出来ました。
(設営スペースの広さはしおり等に書いてあるはず)

・敷き布は、ダイソーの『竹ランチョンマット』。渋くて良い選択でした。
 でも、机も茶色だったので、目立ってはいなかったですね。別に目立つのが全てではありませんが。

・あと、お品書きと値札は、普通紙に印刷したものを、プラスチックの透明ケース(カバー?)に入れました。このケースも100円ショップですね。
 特にお品書きは、透明ケース(プラスチック)に入ってると小奇麗に見えました。

・本を立てる台も、100円ショップの「スマホ台」等です。何でも売ってますね。

・直接搬入されていた本とご対面。ページ指定ずれなどが無くて一安心。


・一点、到着時には近くの大扉が開いていて「風で無料ペーパーが飛ぶ」というトラブルがありましたが、開催の十数分前には閉じられていたので、開催後は問題ありませんでした。
 ※こういう時のために、クリップとかテープ等を多めに持ってると安心かもしれません。


■イベント開催中

・最初は勝手が分からなかったのですが、基本的には黙って座っていればいいのかなと思います。

 人が前で立ち止まったら、何も言わず会釈するか、「こんにちはー」「どうぞー」等と明るく言うくらいでいいのかな、と。

・初参加のサークルは(人気サークルでない所は)基本的に暇なので、あまり悲観的にならずに、ぼーっと考え事などしているのが宜しいかと。

・少し離れた所から、机下のポスター(またはお品書き)を読んでくれる方が多かった印象。なので、やはりポスターは大事だったようです。

 ※今回の場合、ポスターに書いた「掲載作のタイトルの羅列」を読んで興味持ってくれた方が複数名いらっしゃいました。
 結構、細かい字まで読んでくれるみたいですね。

・「読んでみて良いですか?」「ペーパー貰って良いですか?」などと声かけして下さる方には、(くどく説明するのではなく)「どうぞー!」と明るく言うだけで十分かと思います。

・途中で気付いたのですが、「見本誌」は結構大事みたいです。
 ※「見本誌」とは、下画像みたいに「ご自由にお読みください」としてある本のこと。


 最初はこれを「本の山の上」に置いていたのですが、そうではなく、
 画像のように「本の山の横に」(やや手前に)置くことで、手に取りやすくなるみたいです。


・ひとまず読んで貰おうと思って「無料ペーパー」を用意したのですが、
 予想に反して「ペーパーだけお持ち帰りになる方」は少なかったですね。
 僕としては、ペーパーだけでもお持ち帰り頂けると、本当に嬉しいんですけどね。

(もしかしたら、新刊が300円と安かったからかもしれません)

・今回は売り子一人だったので、あまり離席しないよう気を付けました。
 食事はパンをその場で。まあ、動き回ってないのでそんなお腹も空かないですね。

・サークル巡り+トイレのために、10分×2回だけ離席しました。
 離席中は、「離席中 13:30~13:40」などと書いた紙を置き、他はそのまま。
 特別混んでいなければ、10分×2回くらいで十分かと思います。



■撤退について


・片付けは一人で特に問題ありませんでした。

・大きめのイベントであれば、「搬出」(会場から自宅等へ宅急便を送ること)の手配があるので、それで本(在庫品や購入部品)を送付します。

 ※搬出の有無は、イベントのしおり等に記載あり。
 ※今回は、直接搬入(納品)時の段ボールをそのまま使いました。

・あとは机の片付けなどをして、終了から30分後には駅のホームに着いてました。まあ、コミケとかもっと広い+混雑してると、さらに時間はかかると思われます。


■まとめ、反省点

・やっぱり対面で人が買ってくれる(見てくれる)と、「ああ、本当に人様が興味持ってくれたんだなあ」という実感があって、不思議な感覚になりますね。
 普段は見知った人としか関わらない日々を過ごしてますが、その外にも(当然)人間が居て、しかもやり方によっては交流できるんだということに気付かされます。

 大人なんだから、その位のことはイベントに行かなくても理解しとけよって気もしますが。


・ポスター・お品書きについて反省点。
 掲載作品の一つ(阪井マチさんの作品)が、『第一回かぐやSFコンテスト』で「選外佳作」で頂いたのですが、
 ポスター・お品書きでその点に触れていませんでした。書き忘れた……。
 こういう受賞歴みたいのって多分大きな求心力になると思うので、かなり勿体なかったな~と思っています。ごめんなさい。

※ちなみにこの作品です → 『第六七二夜の街』


・『見本誌』について反省点。
 見本誌だけ透明なカバーをかけると、より手に取りやすくなるんじゃないかな、と思いました。


・実は初参加じゃないです。
 ここまで「初参加なので緊張して~」などと書いていましたが、実は十年くらい前に、別名義でサークルを立ち上げて出展したことがあるんです。(もう十年も前か……)

※当時の一番の思い出は、友人に「どうも、ダ・ヴィンチ・恐山です」と冗談めかして話していたら、隣のブースの方が信じてしまい、twitterでちょっとした話題(?)になったこと。
 結局はダヴィンチ恐山さん本人が「え!? 私行ってませんよ!?」となって、僕から本人にtwitter上で謝り、事なきを得ました。
 今思い返してもホント最悪だな……すみませんでした。

 文フリは当時も楽しかったのですが、その後就職とか転勤とか色々あって、こういうイベントとは疎遠になってしまったんですね。
 なので、今回色々なご縁でまた文フリに出れて嬉しかったです。


---

以上です。

長くなっちゃいましたが、忘れないうちにと思って色々書いておきました。
この記事を「サークル出店のハウツー」っぽい書き方にしたのは、「お役立ち情報感」を出した方が読んだ貰えるかな、と思ったからです。小賢しいですね。

あと、購入した本の感想もいずれ書きます。

その後は、また美味しいカレー屋さんのこととか書くアカウントに戻るかなと思います。
宜しくお願いします。

※今、家にエリックサウスの冷凍カレーが2種類あって幸せです! 皆さんも買った方が良いですよ。

この記事が参加している募集

#文学フリマ

11,741件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?