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2024年7月、「ちゅらさん」に夢中です。

以前、朝ドラが好き、ということを書いたのですが、
ただいま(2024年7月現在)、あちこちのテレビ局で朝ドラ渋滞中です。

朝のBSで「オードリー」再放送(2000年)、NHK、BS、BS4Kで現在の朝ドラ「虎に翼」(2024年)、
お昼のNHKで「ちゅらさん」再放送(2001年)、BS11で「なつぞら」まとめ再放送(2019年)、BS12で「花子とアン」まとめ再放送(2014年)…。
BS12ではこのあいだまで「ゲゲゲの女房」再放送(2010年)もありました。

朝ドラってなんだかすごいコンテンツ…。

と、実は、「オードリー」「虎に翼」「ちゅらさん」「なつぞら」と観ておりまして…、
たかが1回15分のはずの朝ドラのはずが、1週間に5~6回✕4作品となるとなかなかたいへんです。
もうほかのドラマがほぼ観られない…。

と、こんなことになっているのは、それぞれちゃんと面白いからでして。
朝ドラは1回15分でも興味を引くようにつくられていて、ちょっとためしに観てみたらついついはまってしまうわけです。

で、
「ちゅらさん」!
「ちゅらさん」は今年の4月に再放送がはじまったんだったかな?
NHKの「ちゅらさん」推しがすごくて、最初のころ何度も何度も再放送があったり特集番組が組まれたりでついつい観ちゃったら案の定…。

「ちゅらさん」、
素直で純粋で無邪気で(そしてあまり考えすぎずたくましい)子どものまんま大人になったみたいな「えりぃ」(古波蔵恵里)が、
子供の頃に結婚の約束をした文也くんを半ば追っかけて東京へ。
その時点で、えりぃは文也くんの住所も連絡先もわからない。
大学受験には失敗し、沖縄料理屋でバイトしたりしながら、自分がやりたいことってなんだろう?と探して出会ったのが看護師の仕事。

あるきっかけで病院に通ったら「ここがわたしの場所」とぴーんとなって、もう用はなくなっても何度も通ったり、
病院にて、医者を目指す文也くんにまさかの再会。

文也くんは子供の頃にお兄ちゃんが病気で亡くなったという経験があって、そこから医者になろうと決めていたんですよね。
そのお兄ちゃんが亡くなる前に家族で、えりぃの家族が営む民宿にやってきて沖縄の季節を過ごす。
お兄ちゃんが「えりぃと文也、結婚しろよ」と二人に言ったことがつながっているんですよね。共通の体験があるんです。

が、彼は子どもの頃にした結婚の約束のことを覚えていただけど、本気にはしていなかった。そして彼女もできていた。

がーんとなりつつ、文也くんの医療に対する熱意に感動し、やっぱり看護師にはなる!と一念発起。
いろんな人の力を借りて看護学校にも合格し、4年後卒業。
勤めた病院にてまた文也くんに再会。
諦めたつもりが、今の文也くんにあらためて恋をしてしまって困っている。←今ここ。

あらすじはこんなです。

沖縄で生まれ育って東京へ。
沖縄編も面白かったんですけれど、東京編に入って俄然面白くなった気がする。
それはえりぃが住むことになった一風館というアパート。
共同玄関、お部屋にキッチン、トイレ、お風呂はあるのかな?

この一風館の住人たちがよくてですね、
まあまずキャラがそれぞれ個性的。

そのうえで、
えりぃにはツッコミ役が必要なんですよ。天真爛漫だけど、天真爛漫なだけで全部通ってしまうとリアリティがなくなってしまう。
ちょっと天使枠みたいなところがあるんですよね。
でも、ドラマ的にはそれだけでは厳しい。わたしふくめみなさん、それなりに天真爛漫ではない方々ですから。

一風館の住人たちはえりぃのことが好きでありつつも、ツッコむ客観性も持っています。

そうだよね。
子供の頃にした結婚の約束を信じ続けてて、いつか出会えるはずと信じてる…という時点で、みんな、えりぃに対して「それはありえない」となっていたのです。
とつぜん思い立ってバイト先の沖縄料理屋でランチタイムを始めてヒットしたと思ったら「この場所を壊したかも」ととつぜんやめる宣言をしたり、
ちょっと前までなんにも前振りがなかったはずの「看護師になる」「看護師は天職」宣言もとつぜんみなさんとの会食時に発表したり…、瞬間的にはみんな「え?」「何いってんの?」となるわけです。

それでも天真爛漫で、誰かのお世話をしたくてしょうがないえりぃに、それぞれがそれぞれなりに心を開かされていきます。

わたしが特に好きなのは城ノ内真理亜という娘さんかな?
菅野美穂さんが演じています。
いつも黒い服を着ている毒舌で無愛想めなメルヘン作家という設定で、えりぃには厳しめ。
なんだけど、いつのまにかお部屋が、えりぃおよび住人(女性)やえりぃのお友達の交流スペースとされていて(みんながお酒飲みながらおしゃべりしている時も真理亜はぶつぶつ言いながら背中向けて仕事してる)、
「なんでここに来るのよ」的なことを言いながら、どうやらえりぃのことが本当は嫌いじゃないらしい。

えりぃが全寮制の看護学校に入っている間は極端なスランプに。
なんだかんだで、えりぃは真理亜にとってのエネルギー源であり、
えりぃのことを見守る気持ちもあるんですよね。
そしてこっそり、えりぃと文也くんをモチーフに今は物語を描いているらしい。
が、それもこっそりえりぃのおばぁにはばれているという…。しかも寝てる間に盗み読みされている。
何重にもいい感じです。

ドラマはこれからの一週間大盛り上がりらしい。
えりぃがおばぁに焚きつけられて、
彼女はいても、文也くんに思いを正直に告げようとしているウィーク(だと思う)。

毎回15分観おわって「もっと観せてーーーー」の気持ちです。

あ、いまさらですが、主人公のえりぃ役の国仲涼子さん、もうびっくりな美少女です。
顔が小さい。目がきれい。こんなきれいでかわいい子、ふつうに生きてたんかーーー、ぐらいの(あまあ、芸能人の人きっとみんなそんな感じだと思うけど)。

ちゅらさんも、国仲涼子さんも菅野美穂さんも、みんなみんなこれまで知らなくてほんっとうにごめん…!みたいな気持ち…。

(本当はえりぃとか真理亜とか、沖縄の海とかイラスト描きたい…けど時間がないのでまたいつか)

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