部下を持つ上司のアウトプット術
部下を持つと、上司は良い影響を与え続けないといけません。
そして、どんどんとアウトプットしていかないと、勝手に部下が育つという事は、絶対にありません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
上司には、主に3つの方法を用いて、部下や周囲にアウトプットします。
① ミーティング
② 決断
③ 最適な計画づくり
この3つに部下育成のほとんどがかかっていると言っても良いでしょう。
裏をかえせば、この3つが下手な上司はあまり出世や、昇給は難しいでしょう。
では、ひとつずつ説明していきます。
① ミーティング
主に情報やノウハウの提供や、問題の解決のための話し合いです。
最悪な上司は、部下にミーティングを任せたり、こういう議論の場を作らない事です。
そして、部下同士で話し合いをさせたり、自分のノウハウはあまり共有しなかったり、部下のノウハウにあまり興味を持たなかったりします。
悩みのない組織なんてありません。
部署全員でのミーティングや、上司と対象者のみのワンオンワン形式のミーティングなど、
いかに、組織を円滑に進めれるかの手腕の見せ所です。
この1週間を振り返ってください。
どんなミーティングがありましたか?
どんな緊急的な打ち合わせがありましたか?
どんな面談がありましたか?
野尻は、「ミーティング」「商談」「朝礼」を重んじます。
これが全てだとも思っています。
ミーティングにもっと力を注ぎ、積極的な組織にしていきましょう。
② 決断
組織には、効果的な意思決定がされていくことが第一です。
上司と部下がミーティングして、解決すべき問題が見つかった際に、上司はどうすべきでしょうか?
自分の決裁権の範囲内であれば、その場で最適な判断をしなくてはいけません。
中には、良い部分、悪い部分、も判断せずに決断をする悪い上司もいます。
決断する権限を与えられた上司は、しっかりと良い面悪い面を見極めて、社長だったら、役員だったらどう判断するだろうかを考えた上で、判断しないといけません。
判断する材料が乏しい状態で決して判断してはいけません。
そして、自分の決裁権を超えている案件に関しては、自部門の意見と、決裁できるだけの背景を全部揃えた上で、然るべき決裁者に、ちゃんと上申しないといけません。
自分の決裁権を超えているから何もしないという上司は、たくさんいますが、ダメです。
自分が社長だったら、どういう人間に上司を任せたいかを考えると自ずと答えは出ていると思います。
③ 最適な計画作り
部下に道を示さなければいけません。
部下に成果を出させるには、部下の足りないパーツを補うか、教えるかしなくてはいけません。
でも、教えてばかりでは成長しないので、一番最適なのは、最適な計画作りを指導するのです。
計画とは、いわば設計図。その基盤を共有したり、指導したりする事で、大幅にブレが生じることはなくなります。
野尻も、計画作りはしっかりと綿密に入り込み確認します。
が、その後は、朝礼でしっかりと時間かけて確認しているので、それ以上の会議は必要ない状態となっています。
計画作りをしっかりと入り込んで行うのは、実は時間短縮にもなります。
上司の皆様!
① ミーティング
② 決断
③ 最適な計画づくり
をしっかりと活用しながら、しっかりと部下に、同僚に、会社に、良い影響を与えていきましょう!
そのための組織作り!ぜひ参考にしてみてください。
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