働きアリも働かない。
働きアリは全部が働いているわけではないのです。
しかも、この働かない率って大体決まっていて、世の中がうまく回っています。
2割の働きアリは、めっちゃ働きます。
6割の働きアリは、普通に働きます。
残りの2割の働きアリは、ほぼ働きません。
ということは、働かない2割の働きアリをポイッとすればいいじゃん!
と名案を思いついたかのように呟いた方、、ぶぶーです。
働かない2割の働きアリをポイッとしても、残った働きアリの中で、2割めっちゃ働き、6割普通、残りの2割がサボります。
よくできてますね。
しかも、100匹の働きアリで、100gの砂糖を運ぶとしたら、めっちゃ働く2割の働きアリだけで、80gも運んでいます。
この論法でいくと、普通に働く6割の働きアリは、20gしか運んでいません。
60匹で20gということは、1匹で0.3g運んでいます。
でもめっちゃ働くアリは、20匹で80gなので、1匹で4g運んでいます。
めっちゃ働くって、通常の働くに比べて、成果を0.3g→4gで13倍以上!すごいですね。
ここまでをまず、基本として知っておいてください。
ちなみに、この法則をパレートの法則と言います。
☆
もうすぐ夏祭りです。(えっ?いつ?)
金魚すくいしたことありますよね?
めっちゃびゅんびゅん泳いでいる金魚がたくさんいて、
「えーこれじゃあーとれなーい」とか思ったりしませんか?
違います。必ず2割はサボっています。その2割を狙ってください。
えー!元気がない金魚って、家に持って帰ってもすぐにお亡くなりになってしまわない?って思いましたか?
違います。この白い四角形の中のパレートの法則で休んでいるだけで、家に持ち帰ったらめっちゃ泳ぎます。
10匹とったとして、その中で、
めっちゃ動くのが2匹、普通に泳ぐのが6匹、岩場の陰で休んでいるのが2匹。という感じです。
金魚でなく、人間に置き換えましょう。
仕事がバリバリ出来るエースみたいな人を想像してください。出来るだけリアルな方で、
その方が、1週間くらい入院したとします。盲腸とかで良いです。1週間後には復帰できる前提で考えてください。
エースが1人抜けると、結構きついとお思いでしょうが、
意外となんとかなりませんか?
ですよね?
エースがいることにより、そのかげで1人めっちゃ休んでました。
でもエースがいなくなり、過去のパレートの法則が崩れて、頑張るようになったのです。
人間もアリも一緒です。基本的に単純です。
☆
パレートの法則は、会社の組織づくりにも応用できます。
1部署に1人、きっちりした人を配置する会社、よくありますが、これではサボる人はずっとサボります。
私が所属していた前の会社は、ちょっとおサボり気味の方達だけで1部署作りました。
その12人の中からヒーローが出てきて、他の部と遜色ない達成率を出しました。
どんな部署、どんな箱にもパレートの法則はあります。
動かない人間を排除しても、残った人間の中で数名さぼるだけです。
であれば、どうすればいいか!
先程の例では、100匹の働きアリで、100gの砂糖を運びました。
どうやったら100匹の働きアリで、200gの砂糖が運べるかをボスとして、リーダーとして道筋を作ってあげればいいのです。
「排除するのではなく、総合点・平均点をあげる。」
実は、これがパレートの法則の真の答えです。
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