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パレートの法則の答え

パレートの法則の答え

昨日の働きアリの「日めくりたけし」に「たくさんの反応」ありがとうございます。

「アリの気持ちになって読みました。毎日楽しみです。」

「いつも見てます。いつもわかりやすいです。ニハチの法則とパレートの法則は一緒ですか?」

「すごく参考になりました。パレートの法則史上、最高にわかりやすかったです」

「めっちゃ働く働きアリを30匹ください。」

などなど、日めくりたけしを続けるたびに反応が高くなっていきます。

ありがとうございます。いいねもしてください!(๑˃̵ᴗ˂̵)

まず、昨日の日めくりたけしを読んでない方は、できるだけ早めに読んでください。

なんで、今回、「続編」を早く書いたのか?

「続編」を書くきっかけとなった質問は下記です。

「大学選びはどうしたら良いですか?下位2割に入りそうだったら、余裕で入れそうな大学に志望を変更したほうがいいですか?」

うーん。この課題はすごく重要ですね。

マーケティングの見知からいくと、課題が分かっているだけで、問題の半分は解決しています。

どんな大学に行っても、この子はやっていけるでしょう。

負け組になりたくない。その課題に気づいているだけで、この子は相当上です。

学力もあげてくださいね。そして、自分に負けないくらいの心の強さも身につけてください。

では、パレートの法則の答えから続きに入ります。

昨日、

「排除するのではなく、総合点・平均点をあげる。」

実は、これがパレートの法則の真の答えです。

と書きました。

パレートの法則では、全員を等しく最高のレベルまで上げるのは難しいと言っていますし、野尻も本当にそう思います。

100匹の働きアリで、100gの砂糖を運ぶとしたら、

20匹の働きアリで、80gの砂糖を運びます。

残りの80匹の働きアリで、20gの砂糖を運びます。

これがパレートの法則の一部、ニハチの法則です。

でも、2割はほぼ働きません。という事で、

100匹の働きアリで、100gの砂糖を運ぶとしたら、

A 20匹の働きアリで、80gの砂糖を運びます。

B 60匹の働きアリで、20gの砂糖を運びます。

C 20匹の働きアリは、サボっています。

となっています。

(今日は、Aチームという記載があれば、上のAだと思って下さい。BもCも同様です。)

さあ、この状態をどうすればいいでしょうか?

Aをもっと伸ばす。と考えた方、極めて日本的な考え方ではありますが、もちろんハズレではありません。

ただ、そのような手を取る際は、十分離脱を気をつけるべきです。

例えば、

東京大学に合格しそうな方達がいます。

そういう状態で、東大合格コースと全部を一部屋に入れると、もっと上に行くメンバーもいれば、落ちこぼれてしまう場合もあります。

全員を引き上げるのは、それだけ難しいのです。

ではどうすればいいのか、

東大といっても、たくさんの学部があるのですから、色々な学部を目指す方を全部、東大合格コースの中に入れると良いです。すると、そのコースの中にはたくさんの目的があるので、パレートの法則が成り立ちません。

同じ目的、同じ学部を目指す人たちばかりをまとめると、優劣が現れますが、色々な目的がある状態でまとめると、優劣がつきづらいです。

Bをもっと伸ばす。と考えた方、ほぼ当たりです。

この論法でいくと、普通に働く60匹の働きアリは、20gしか運んでいません。

60匹で20gということは、1匹で0.3g運んでいます。

でもめっちゃ働くアリは、20匹で80gなので、1匹で4g運んでいます。

めっちゃ働くって、通常の働くに比べて、成果を0.3g→4gで13倍以上!Aになりたいと思う人もBにいるでしょう。そこを引き上げたり、Bの全体力を上げることも必要です。

Bチームの中で、色々とグループやチームを作り、この中で引き上げていくと0.3g以上運ぶアリが現れるかもしれません。

でも、一番やらないといけないのは、Cチームです。

ほぼ20匹がサボっているわけですから、ここは怒らないといけないでしょう。

最低限のルールや人間でいけばメンター制度(←またいつか日めくりたけしでやります)などで、少しは引き上げていければ、全体的に少しはあげれますよね?

1匹あたり0gという状況は改善しなければいけません。

どちらにしても、Aチームだけをあげるとか、BチームだけとかCチームだけとかではなく、

AもBもCも全体的に上がる方法を考えるべきです。

特に日本は競争社会です。

競争により、勝ち組を作る効果よりも、負け組を作る安心感の方が、大きい気はしますよね。それだけ大きな格差を作りたがる競争社会なので、AチームとCチームの格差はどんどん大きくなります。

マーケティング見知からいくと、一個の箱に入れて「さあ競争しなさい」ではなく、いかに全体の意見を聞き、全体力を引き上げるか。これが答えなのです。

2:6:2の法則は、かっちり2:6:2ではないので、Aチームの数を少し増やそうってのは、もちろんできますが、その施策は長続きしません。

100人の企業で、100億の売上を作っていたとして、

100人のうち、

20人で80億の売り上げを作り、

残りの80人で20億くらいを作っています。

この企業で、200億を目指すには、Aチームの能力アップも必要だし、Bチームの平均点上げも、Cチームの再教育も必要です。

一部のチームだけを引き上げて、業績を大きく上げるのは難しいです。

パレートの法則は、バランスの法則。バランスを崩しても、またゆっくりと元のバランスに戻ります。

会社の業績を永続的に上げていくには、

役職別の課題点解決、スキルアップも、営業と間接の相互の連携強化も、社内コミュニケーションの強化も、新入社員教育や、採用から5年間の教育スケジュールや、間接部門自体のスキルアップも、全部必要です。

バランスよく改善しないといけません。

色々な企業で、営業のみの改善をやるケースありますが、これも良いとは言えません。

全体的にレベルアップしなければ、ゆっくりと元に戻る。というところの認識が必要ですね。

大学のランクもそうです。

偏差値70越えの大学もありますが、偏差値40前後の大学もあります。

バランスです。

偏差値40の大学があるから、偏差値70の大学がある。

Aチームだけの社会なんてありえない。

Bチームだらけの平均的な社会なんてつまらない。

Cチームがいるから、Aチームがある。

それが日本の構図です。

業績対策は、

「バランスを良く、全体的に上げましょう。」

「Cを排除するのではなく、総合点・平均点をあげる。」

実は、これがパレートの法則の真の答えです。

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