なぜ2月18日の日めくりで、頑固親父の写真を貼った?
連載とは続けてやるもので、昨日の日めくりたけしの続編行きます。
もう忘れてしまっている方は、まず昨日の「味が一流であるなら名前で遊べ」を読んでください。
読みましたか?
読みましたね?
みなさん読んだと思いますが、念の為ここに関係部分をコピペします。
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あるお店で、お店の前のA型看板に、「今日のおすすめ」と書き、毎日3品その日の入荷された魚や熟成肉などを使った売り切れごめんのメニューを記載します。
けっこうな頑固親父だったので、店内にはそのメニューはどこにも記載がありませんでした。
ですから、私がその店前のA型看板に、「今日のおすすめ、全部頼んでも合計1,780円です!」と付け加えました。そして頑固親父のオーナーの写真もペタッと貼り付けました。
翌日以降は、オーナーが、看板に書くと、スタッフがその後、こっそりと「今日のおすすめ、全部頼んでも合計◯円です!」という記載と、頑固親父の写真をペタッと貼り付けさせていました。
1ヶ月後には、ほとんどのお客様は、「本日のおすすめ全部!」という注文が多くなり、そのおすすめが本当に美味しいし、毎日のように変化があるので、リピート客も増え、リピート感覚も狭まりました。
これは、コロナ前の話ではありません。昨年の話です。
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まず、なぜ合計金額を書いたかというと、
「今日のおすすめ」から「今日のおすすめセット」に変貌させるためです。
セットにすることにより、1品ずつだと頼まれなかったものも頼まれます。
結構な後押しツールです。
もちろん、本日のおすすめは、全種類食べてもいいのですが、それをわざわざ記載することにより、奥ゆかしい日本人にも注文するきっかけを生みます。
そして、店内におすすめメニューの記載がないことも功を奏しています。
店前のA型看板を見て「これ美味しそう!」と思っても、店内に入り、色々とやっていると忘れてしまっていることありませんか?
忘れてもいいんです!全部!って注文すればいいのでっ!
注文のほとんどをおすすめに寄せることにより、オペレーションもぐんと楽になり、原価率のコントロールも可能となります。
そして、なぜオーナーである頑固親父の写真を貼ったのか?
なぜだかわかりますか?わかりますよね?
そうです。冷静に考えるとわかるんです。
マーケティングセンスってこういう部分に出るんです。
メニュー名を書いているだけでなく、
↓
メニューの写真があるとより安心感。
↓
さらにどんな人が作っているのかがわかるとさらに安心感
という法則です。
この風の時代の居酒屋の勝ち方は、「個」をアピールすることが必要です。
こんな人が作っています。こんな人が店長です。こんな人がスタッフです。という最大の売りをしっかりと、店前のお客様にアピールしましょう。
特に新規を勝ち取りたい方は、顔写真を店前でアピールしましょう。
選挙ポスターしかり、辻口シェフのお店しかり、いきなりステーキしかり、顔写真などで親しみを持たせる写真は世にあふれています。
顔写真を何度も見て、脳に刷り込まれることにより、その人の料理を食べたことなくても、美味しいかもって思ってしまいますよね?
ただし、やりすぎに注意です。大きかったら絶対にダメです。
「お客様の顔の大きさの7割の大きさ」より大きいと、自分がただ目立ちたいだけとなります。
相手の方(飲食店では一般女性、子供用のお店では、対象年齢のお子様)の7割程度以下の大きさにすることが最重要です。
いきなりステーキの社長にも、、、早く教えてあげればよかった。
あの店前の社長の顔、、、大きすぎですよね。
あまり大きいと、威圧感、自分大好き、上から目線と受け取られるので、お気をつけください。
集客とは逆効果です。
よく店前に等身大ポスターを置く店舗ありますが、飲食系に関しては絶対にやめた方がいいです。
飲食店は、オーナーの自己表現の場ではなく、お客様の自己表現の場です。
原点を忘れずに!
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