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2021年上半期のおうちごはん

 2020年に世界の移動は大きく制限され、その"世界"に当然ではあるが私も含まれており、移動距離がグッと減った。その反動で自炊が増えた。とは言っても前から料理自体はしていたので、料理の幅やアレンジの方法が増えたといったほうが適切かもしれない。

 1月。低温調理器を導入。食材面では大豆ミートを買いおいしく食べられるよう試行錯誤した。

 2月。煎り酒・マルドンの燻製塩・ティンブール(ヒマラヤ山椒)を三種の神器として導入。

 3月。通常の包丁に加えて出刃、菜切り、刺身包丁も加わり、包丁研ぎ器も迎え入れられて調理機材が揃った。この辺りから夕食のレパートリーに揚げ物が毎日入る(サラダ油を大ボトルで買う)ようになった。

 4月。生麩や茶葉の天ぷらなど、京都ならではの食材を知った。

 5月。エスニックなスパイス・豆・ライス類を大量調達し、料理の幅が大幅に広がった。そして去年6月に購入したVitamixがここにきて大活躍しており、あらゆるスパイス料理作成工程において重宝するようになった。

 6月。毎年恒例のガーデニングということでハーブ類を育て始めた。下旬にはフルサイズ一眼レフのSONYα7cとSIGMA 24-70mm F2.8のレンズを迎え入れて、いよいよ写真側にもこだわるようになってしまった。

 新しいもの(器具・調味料・材料)を使うと最初は慣れずに手間がかかったり上手くいかないが、そのうち楽しくなり、もっと使いたい、ないしは改善したい気持ちになり、この半年は同じことの繰り返しをやっており、料理の方向性がだいぶ偏ってしまった。そうは言っても繰り返し自体は自分で選んでおり、試行回数も多くなればなるほど美しい所作で短い時間で美味しく料理できるようになっていったので、似たような料理を食すことは全く苦にならず、むしろそれらの上達を毎回感じながら楽しく料理をしていた。

 完成した料理の記録は、見た目や味の記憶のみならず、完成前に使った調理器具や調味料や材料記憶も、食べた時の会話内容や考えたことも思い出せてくれる。2021年下半期も、新しいもの(器具・調味料・食材)に対する好奇心を忘れず、あれこれチャレンジし記録していきたい。

 ここからは本当にその辺のどこにでもいる一般人の料理記録なので、興味ある人は写真だけでもご笑覧ください。

ジビエ

 友人の猟師から大量の鹿や猪が届き、低温調理や氷による回答など色んな食べ方を試した。ラムチョップでは飽き足らず、ラムラックを食べるためにスーパーの店員さんにラムチョップを切らないようお願いして料理をした。馬肉にも手を出し、大好きな広尾の「ローストホース」のメニューにもあるタテガミ軍艦を自作したりした。

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刺身・海鮮

 21年上半期のハイライトのひとつ。1月に家の断捨離に伴って出てきた2枚の大皿。捨てようかと悩んだ結果、刺身を盛り付けたら良さそうとなり残した。結果、毎週何らかの形で刺身を食べるようになり、良質な栄養素を摂取できるようになった。

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京都では白子の事を「雲子(くもこ)」と呼ぶ。雲子のグラタン。めちゃ旨。

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ザブトンヒラメのエンガワは相変わらず美味。

炙りにハマっている様子。

京料理

生麩の天ぷらとの出会いは衝撃であった。お餅や豆腐とはまた違うもっちり感を味わえた。
だしにくぐらせて食べるとめちゃ旨。

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宇治・福寿園さんのお茶の葉の天ぷら。

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スパイス料理

 21年上半期のハイライトの1つ。もともとスパイス使いだったが、旅で一年ほど自宅での自炊をしていなかったこと及び京都への引越で断捨離をしたことから、スパイス自体を使う料理から丸2年程離れていたため最初はどぎまぎした。一方でスパイスのバランスや味の調え方は舌が覚えていた。バイタミックスのおかげもあり、スパイス活動に関しても従前よりも幅が広がった。

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番外編

下関の郷土料理の「瓦そば」をホットプレートで食した。

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酒徒さんのレシピ「醋溜白菜」

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フルサイズ一眼が届いた記念で作った自家製バジルソース、フムス、ブラータのカプレーゼ、タプナード。言わずもがな色が綺麗。

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