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Lilac(ライレック)の無料学習教材作成プロジェクトを本格始動しました

どうもー、ドイツ在住、次世代ヘッドレスCMSのStoryblokで、Developer Relations Engineerをしています、Arisaです。

日本のプログラミング学習コストとアクセシビリティ格差をなくすことと、テックスキル、知見、経験シェアの無料コミュニティ、Lilac(ライレック)の運営と、Front-End Foxes SchoolでAfrica Cohortのメンターもしています。

Lilac(ライレック)の活動内容や、コミュニティの概要は詳しく以下にまとめています。

Lilac(ライレック)のミッション

Lilac(ライレック)では、以下のミッションをもとにコミュニティ活動をしています。

- 無料フロントエンド学習、交流コミュニティ(Discord)
- 無料ハンズオンテキスト提供
- もくもく会自由開催(勉強、作業両方OK)
- コミュニティ利用者層: 勉強中の人、ジュニアエンジニア、経験のあるエンジニア、趣味エンジニア全て対象
- イベント開催
- 海外登壇のコツ伝授、海外企業面接のコツ、起業経験者による情報提供、コミュニティ運営経験者による情報提供、など、運営者である私の人脈や、参加者の人脈による知識とスキルシェア etc...

その中でも、コミュニティメンバー同士の交流や、イベント開催はコミュニティ発足後、1週間程度で実現していて、活動も非常に活発で運営者としてコミュニティのパワーに非常に驚いています。

ただ、実は私が最も力を入れたかった、あるミッションはまだ実現できていませんでした。

それは「無料ハンズオンテキスト教材の提供」です。

Storyblokで働く前、私は個人で現在のコミュニティを有料スクールのような形で運営し、フロントエンド開発を教えてきました。

本当はその活動もしながら現在のDevRelの仕事もしたいと思っていたのですが、自分の性質上、マルチタスクをこなすことが苦手なのと、キャパが少ないので難しいことに気がつきました。

でも、日本のプログラミング学習コストは高すぎます。

英語圏では無料で全て必要な実践スキルはオンライン教材があり、たくさんの有名企業に独学して就職した人も多くいます。

言語の壁でそのような格差が出てしまうことに、私は納得がいきませんでした。

私自身は英語で仕事をした経験もあり、現在もStoryblokでは全て英語で仕事をしています。

つまり、私自身は言語の壁は感じずに英語圏の無料コースにアクセスをすることができていました。

しかし、非常に良いソースを勧めたとしても、その人に言語の壁があるのであれば、プログラミングを学習しているのにさらに英語の障壁が立ちはだかる教材は、どれだけ良いソースであっても役に立たないんです。

その足元を見て1, 2ヶ月で20万円、30万円以上もするプログラミング学習スクールは、どうしても学習者のことを考えているとは思えなかったんです。

それなら誰かが日本語の完全無料プログラミング学習教材を作ればいい。

そう思って、私以外にも協力をしてくれる人を、Lilac(ライレック)で募ろうと思ったわけです。

コミュニティ発足から約1ヶ月経過しての始動ですが、正式にスタートしたので、記事を書いて、コミュニティ内外からContributorsを募ろうと行動を起こしました。

Lilac(ライレック)の無料学習教材の貢献方法

これまでZennの書籍として公開してきたものがいくつかあるので、オープンソースプロジェクトとして、連携リポジトリにPull Requestをしてもらうことで、貢献できます。

ロードマップなどの詳細は、上記GitHubリポジトリのREADMEに書いているので、興味のある方は、コミュニティ内外に関わらず、Pull Requestをお待ちしています。

mergeする条件はシンプルに1つです。

「テキスト教材を読むだけでもわかって動く教材」であることだけです。

ハンズオンであることにこだわっているので、そこさえ守っていただければ問題ありません。

どれだけ有志の方が集まるのか、Pull Requestが得られるのかはまだまだ不明なところが多いですが、より多くの方からの貢献をお待ちしています。

では

ちゅーす

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