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#307 [哲学] 芸術とはなにか?

第44週 第6日(土)哲学「美学」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は哲学「美学」です。

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本の要約

美学とは、芸術についての哲学である。

最初の重要な問いは、「芸術とは何か?」だ。この問いに対しては、「芸術とは美しいものである」という回答が考えられる。しかし、美しいものがすべて芸術だとは限らない。

もうひとつ、美学での重要な問いに、「私たちが芸術を評価するとき、私たちは何を言っているのだろうか?」というものがある。例えば、ある絵画について「これは美しい」とか「これはすばらしい芸術だ」というとき、私たちは「この絵が好きだ」「この絵を見ると楽しくなる」と言っているだけなのだろうか?もしそうなら、同じ絵を見ても、ある人は「美しい」といい、別の人は「まったくもって醜悪だ」と言うかもしれない。

こうした鑑賞法の問題点は、芸術の価値について議論する(つまり論理的に考える)余地がまったくないように思えることだ。さらに、審美眼という概念、つまり「ある人が別の人より、何が優れた芸術で、なぜ優れているかを判断する能力が高い」という考えが入る余地もなくなってしまう。

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芸術の判断基準

本当に難しい。正直、好き嫌いがかなり分かれる分野だから本当のところ、価値なんてつけれるはずもない。結局の所、作者の著名性や知名度などが作品に反映される部分もあると思う。作者が有名になればなるほどどんな作品を出してもそれは価値があるものになる。そんなふうに思ってしまう。

昨日紹介した無調性音楽も、普通に聴いたらこれが芸術?となるもの。
美しいかどうかは関係ないのかもしれない。



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