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亀と神仙譚

1月2日です。新年の挨拶が1日遅くなりましたが、無事に年を越すことが出来ました。

昨日、1月1日は・・大好きな蒲鉾を肴に昼間から一杯やりつつ、大晦日から仕込んでおいたおでんの出汁で雑煮を作り、食べ損ねた年越し蕎麦ならぬ、年越した蕎麦も頂きつつ、録画しておいた紅白歌合戦を検証したりして、の〜んびり過ごしていました。だら〜っとする前に、午前中のうちに祝亀を玄関の扉に移動させました。寒空の下、玄関の扉を掃除してからの移動。

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光り輝く扉に青空が写り込んでいます。

”鶴は千年 亀は万年”とは?

不完全に仕上がった私には学が無く・・『鶴は千年 亀は万年』の語源や由来も知りません。「日本のことわざ?」程度の知識です。と、いうことで・・祝亀をきっかけに調べてみました。

結論、語源や由来は中国の『神仙譚(しんせんたん)』とのことです。

初めて聞きました『神仙譚』。『譚』すら読めない学の無さ・・。

譚とは
かたる/はなし/物語などの意味をもつ漢字。
音読み:タン/ダン。訓読み:はなし。
神仙とは
神または仙人のことで神通力(じんつうりき=何事でもなしえる不思議な力)をえた仙人のこと。神仙思想は中国の古代の神秘思想で山東省の神仙信仰として不老長寿の薬を求め色々な術を生んだ。

『神仙譚』を調べていたら『『神仙伝』というキーワードがヒットしました。

神仙伝とは:
中国の西晋・東晋時代の葛洪の著したと伝えられる書。

西晋(265年~316年)・東晋時代(317年~420年)。

ざっくりまとめると‥

”昔々、中国の仙人が語った物語の中に出てくる長寿を祝う話”

『神仙譚』・・勉強になりました。

余談ですが、私が子供の頃に国語を好きになれなかった理由はズバリここです。「”鶴は千年 亀は万年”は、日本のことわざです。テストに出るので覚えておいてください〜」的な授業が嫌いでした。「テスト、テスト、テストって」と日々感じていました。「そもそも、平仮名の”あ”とか”い”って何?そこから教えてくれ〜!」。そして現時点で辿り着いた先が『言霊(ことたま)学』です。五十音図が複数存在していることも子供の頃には知りませんでした。(全てをアメリカが作り出した戦後教育のせいにしても、もう手遅れなのでそれはそれで・・)

同時に・・ふと思い出したことが。数字遊びに関してです。

中学1年生の頃、好きだった女の子の名前(漢字)を数字に見立てて暗号化していたことを思い出しました。確か・・『417』。今考えれば・・その頃から、お狂いだったようです。人は変わらないモノですね。

そんなこんなですが、今年も宜しくお願い致します。


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