見出し画像

玄国寺の輪違い紋

先日、散策途中で出会った『玄国寺』。場所は西早稲田駅と高田馬場駅の間にあります。ふと・・・門を見ると、ちょっと気になる紋に目が止まりました。

『玄国寺』〜X-T4

2つの円が重なったような紋。調べてみたところ”輪違い紋(わちがいもん)”という紋でした。

他のサイトを見てみると・・・

輪違い紋は、大和の長谷寺の寺紋として知られている。同寺の由来によれば、「天地は金剛界、胎蔵界の二界に分かれていて、生物は二界を右往左往して生きているという。金剛界とは智の世界で、胎蔵界とは理の世界とされ、衆生はそのいずれにも付かず離れず、泣いたり笑ったり怒ったり恨んだりしている。これを大乗遊戯相という。だが、仏はこの衆生をすべて救う。それが仏の慈悲だと。二つの輪が互いに組み合っているのは、不悟の衆生としっかり結んで、天地の調和のなかに組み込むことである」と説明されている。

『名字と家紋』より
http://www.harimaya.com/kamon/column/watigai.html

深いです・・・。

『玄国寺』とは・・・

元々、西早稲田駅から高田馬場方面へ行く用事があり、事前に地図を眺めていたら『新宿諏訪神社』を発見し、参拝してから高田馬場へ向かおうと考えました。

『新宿諏訪神社』X-T4

『玄国寺』は、『新宿諏訪神社』の隣にあります。次回は、玄国寺にも寄らせて頂きます。”輪違い紋(わちがいもん)”、また一つ勉強になりました。


不悟(ふご)の衆生(しゅじょう)

不悟:
・それと気づかなかったこと。
・思いもしなかったこと。

衆生:
・生命のあるすべてのもの。
・人間をはじめすべての生物。

天地の調和・・・。


同時に、こんな記事を読んでいました。

琵琶湖の『竹生(ちくぶ)島』

後でさらに深く調べてみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?