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オススメできないけどオススメしたい拙者の看護師国家試験対策

こんばんは。いや、おはようございます。
ついに今年もこの季節がやってきました。
そうです、看護師国家試験です。
ちなみに今年は2/13(日)だそう。あと1週間。
そういや去年僕らが受けたときは2/14(日)だったなあ。
もう1年経つのかとしみじみ…笑
中学のサッカー部のチームメイトが一足先に
昨日と今日の2日間、医師の国家試験を受けるようで
応援メッセージを送りました。
吉報待ってるぞ、頑張れ!

去年からありがたいことに来週の試験を受ける後輩のみならず、さらには来年試験を受ける後輩たちからも勉強法やアドバイスを求められる機会が多かったです。

これから話すのは自分が経験してこれは良かったなと思った勉強法でして、合う合わない「なんだその勉強法は…」と思われる方がいらっしゃると思いますがこれはひとつの勉強法ですので悪しからず。
こういうやり方もあるよっていう話なので。笑

とち狂った荷物たち

僕の国家試験対策がいかに狂っていたか、まずは国家試験に持って行った荷物から紹介した方が早いでしょう。
先ほども話した通り、去年の試験が2/14で会場は毎年全国各地、茨城県の人たちは東京で行われるため、他県の専門学校は前日にどこか都内のホテルに1泊して、次の日大学などの試験会場に向かうという形がほとんどだと思われます。現に自分たちが泊まったホテルにも他校の学生がおりましたゆえ。

まずは受験票と筆記用具。受験票がなければ試験が受けられないためこれは絶対に忘れてはダメ。次に着替え。これも1泊したことや冬場だったこともあって防寒着もバックパックへ。おかしいなと思われる方はおそろくここから。ランニングシューズとランニングウェア。事前に買い込んだお酒とおつまみ。3DSとポケモン。以上。

ランニングセットはもちろん日課でランニングをしているためです。朝起きて試験前にリラックスして臨みたいという思いの他にも東京の街を走ってみたいという思いもあり荷物へ。

そしてお酒。新型コロナウイルスの影響によりホテルから外に出ることができず。コロナが流行る前は毎年どこか居酒屋に行って飲みに行っていたそう。羨ましい。ホテルで飲むとしてもコンビニや売店はきっと種類も少なそうだし高くなりそうだし、こっち(茨城)で買っていった方が安く済むかなと思って事前に一緒に飲むみんなの分も買い込んでおきました。あとは眠れなかったということがないように、お酒を飲んでぐっすりと。2日酔いになりましたがね(そこまで飲むな)。

お気付きでしょうか。僕は問題集や参考書などの類いを何ひとつ持って行っておりません。もちろん道中なんとかして勉強したり、ホテルや会場で何かやったわけでもありません。やったことと言えば試験の合間に同級生の最終確認に付き合った程度です。忘れたわけではありません。何も持っていかなかったのにはもちろん理由がありますとも。ひとつは重いから。荷物は最小限に。もうひとつはギリギリ直前にこれまで何度も確認したことを改めて確認したり、分からないことを無理やり頭に入れようとすると今までついてきた知識がごちゃごちゃになったりするのではという思いからです。

もちろん道中勉強している同級生や「これってこうだよね?」と確認し合う声が飛び交ったのでそれらは全てシャットアウト。音楽を聴いたりドラマやアニメを見たり、そのときハマっていたポケモンをやったりと試験直前まで試験のことは何も考えず。その甲斐あって見事合格。元々緊張強いではないので、普段学校でやっている模試の会場が東京になったんだなくらいの気持ちで。

朝5時に起きて、ホテル周辺をランニング

参考書?ノートづくり?必要なし

ようやく本題です。
まずは学校側から強制的に過去問が載っている各分野ごとの問題集(いわゆる黒本)を買わされましたが、1回も開いた覚えがありません。それくらいなら色々な業者が全く同じ問題の過去問のアプリ(解説付き)を出しているため、そっちのほうが楽だし荷物になることもない。例えばお出掛けしたときのなどの隙間時間にささっと解けるし、データとして結果に残るので自分が間違えた問題が一目で分かる。あとはそれが分かるようにすればいいだけ。

使った問題集といえば高正答率の問題集。これは唯一使ったものです。普通に問題の中には「いやこんなの分かるかい」っていう問題もあるんですよ。でも正直こういう問題は外しても大丈夫。なぜならみんな外しているからです。計算問題も毎年ひとつあるので何が来ても大丈夫なように対策はしていましたが、これも必死こいて答えを出しても1点なんですよね。人によってはここも捨てていいのかも。1番まずいのはみんなが分かっていることが分からないこと。これで他の人たちと1点の差がつきます。たかが1点、されど1点なのです。これだけはルーズリーフと筆記用具をちゃんと使ってやりましたね。

あとは学校で行われる模試以外にも先生たちから「これはやっとけ」と予想問題のプリントを解かされたりしましたが、自分はその日にやったものは答え合わせをして間違えたところの解説を読んで、とりあえず理解したらすぐにプリントをシュレッダーへ。大事なのは「理解した気になること、頭に入ってたと思い込むこと」ですかね。いつ解いたんだってプリントを溜めたり、ファイルに入れておくのは正直邪魔ですし、まだ手元にあるってことは後で見返すために残しておいた、つまり分かっていないんだなと気が滅入ってしまうので余計なものはいらん。なんとなく頭に入ればいいんです。

そしてやる人はやっていたノートづくり。これは絶対に必要なし(個人的には)。これを推奨していた先生や国試対策の業者の人はいたが正直、時間の無駄。あらゆる色使いやレイアウトを考えてノートを作る。これをやるなら1問でも問題を解いたほうがいい。あとで振り返ることができるという名目だろうが。もちろん人によると思いますけども…笑

「実習が終わってからでは遅い?」いやいや全然間に合うよ

これはおそらくどこの学校でも言われているでしょう。「臨地実習が終わってから取り掛かるのは遅い」
「実習と並行してやりましょう」
「最終学年になる前からコツコツやりましょう」
看護学生の気持ちを代弁します、無理です。
入学してからコツコツ取り組んでる人。本当に稀です。そもそもうちの学校にいませんでした。それと実習と並行なんてほぼ不可能です。これが出来るのは本当に器用な方です。おそらく実習が終われば看護研究もあるので正直「そんなんやってられるか!」ですよね?よく分かります…笑

大丈夫です。実習が終わってからでも全然間に合います。焦る必要はありません。まずは自分に合ったやり方を見つけて欲しいです。あとはじっくり自分のペースで。個人的には家でやっても捗らないので学校を開放していれば学校に行ったり、マックやファミレスもオススメです。1人で行ってもお友達と行ってもどちらでも良いかと。息抜きも大切ですよ。

合格祈願!己を信じて!

少々長くなってしまいましたが、自分の国家試験対策はこんな感じです。何かの参考になればいいなと思います。もちろん試験は緊張もするだろうし、その場の空気にのまれてしまうこともあるでしょう。母校の校長は試験前に必ず僕らに向かってこうアドバイスします。「いいか?会場に着いたらまずは焦ってそうな人、なんとなく自分より頭が悪そうな人を探せ。そして彼らに余裕綽々な態度を見せてやれ。そうすると彼らは君を見てさらに焦り出す」と。そうは上手くいかんだろうと思いますが、そういった心のゆとりも大事かなと思います。ちなみに自分はそれをやりました。笑

いつも通りでいいんです。全てをぶつけてやりましょう。合格すれば何点だっていいんです。みんなの底力見せてやりましょう!頑張れ受験生!

#創作大賞2022

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