YMO「BGM」俺的完全(バカ)解説(前編)
春の麗が云々カンヌン。時節の挨拶のレパートリーが皆無なフタツギです。
さて、今回はワタクシの大好きなYMOのアルバム「BGM」について完全に頭の悪い解説を付けていこうと思います。
音のハーモニーが〜とか
和音が〜とか
この詩の哲学が〜とか
知ったこっちゃありません。
このアルバムにはメンバーの過去の発言とかから裏付けされた素晴らしい解説がごまんと存在しているはずなので専門的なものはググり直して下さい。
あくまで「頭の悪い解説だけど読み終わったらあら不思議!『BGM』が聴きたくなる!」を目指します。
さらにこの後度々「本人達に失礼かもしれない物言い」が出てきますが、怒らないで下さい。
それらにも深いYMO愛が込められているのです。だってファンもYMOのことを「芋」って呼んでるじゃない。
どうなのそれ??
それではまずはアルバム制作の背景から。
色々ウンチク垂れて説明するのが周りの目からキモいと思われかねないので、よりキモい少女マンガのあらすじ風に紹介して誤魔化してみよう。
やぁ☆ボクたちYellow Magic Orchestra☆
2年前に出した「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」は「RYDEEN」「TECHNOPOLIS」のおかげでバカ売れ♪「テクノカット」で女の子達はメロメロ☆去年出したライブ盤も1位でもう絶好調!でもボクらはもうやりたい音楽が変わっちゃって…?
異論は受け付けません。
とまぁこんな感じで前作の華々しさはどこへやら、
どんよ〜りした暗〜〜いアルバムが完成したのです。
でもそこはさすがのYMO。
今、自分たちがやりたい音楽だったとあって音楽的評価はとても高いのも特徴です。
でも暗い。暗いのよ奥さん。
坂本龍一なんて作ってる最中に体壊したらしいし。休みな?
そんな訳でやっと全曲バカ解説スタートです。
長かったね。ごめん。まだ終わらないよ。
1.BALLET/バレエ
どうですか!この決して華やかな始まりを感じさせないイントロ!これがこの後50分近く続くアルバムの1曲目ですよ?死にたくなるでしょ?
独特な気持ち悪さがウリの(異論は受け付けm)ユキヒロさんのボーカルが炸裂しています。
なんなんでしょうか、このねっとりしたボーカルは。変質者にロックオンされた時くらいの気持ち悪さがありますね。
2.MUSIC PLANS/音楽の計画
体調不良の坂本龍一くん、アルバム内唯一の書き下ろし曲。
なんだけどさぁ……
単刀直入に…
怖くね?
ホント大丈夫??ポカリ飲みな???
英語で歌ってるので詳しいことはよくわかんないけど(おい)、歌詞もまぁまぁ怖い。
そして何よりこれを聴くと徹夜明けの朦朧とした意識のような感覚が俺を襲う。
この曲のタイトルって本当に「音楽の計画」なの?「破綻した計画」の間違いじゃない??
3.RAP PHENOMENA/ラップ現象
カエルのような声で「ラァップ ラァップ エッビィバデェ ラップ」。
全世界のヒップホッパーが鼻で笑うような強烈なラップを展開して、時たまとにかくバカにされちゃう曲で片してはいけない。片したいけど。
ラップというものをかなり早い段階で音楽に取り入れた意欲作。
歌詞はこれまた英語でよく分かってないけど(おい)、
なんか統一場理論とか微粒子とか救世主とか出てきてるから
とにかく深いことを言っているに違いない。
ホソノなめるなよ?←
4.HAPPY END/ハッピーエンド
体調不良の龍一クン作品。
ソロシングル曲の使いまわs…いや、大胆リアレンジ作品。
だけど……
いやもうホントどうした?
大丈夫?寝な??毛布貸すよ???
湧き上がる気持ち悪さ。
下水から這い上がってくるイヤなニオイを曲にしましたって感じで
賑々しくスタートし、
どことなくクソ怖CMとして日本国民を恐怖のズンドコに陥れたACジャパンの「消える砂の像」でかかってたクソ怖BGMに似た展開が2分くらい続く。
しかしそこは世界の清掃員 サカモト。
半分を過ぎたあたりで何やら分厚い雨雲がとれていくような展開。
やっと正気を取り戻したのね。今日は早く寝なさいよ?
ホッとしてたのも束の間、割とすぐにまたもや下水系サウンドがスタートし、ムカムカしたまま終了。
えーっと、、、「ハッピーエンド」の解説でしたよね?
などとひっどい解説を書いてたら1週間経ってしまいました。
毎週金曜更新とか言っておきながら早くも2回目でこの締め切りの守れなさ。
ある意味、有言実行!
信用が地に堕ちたところで続きはまた来週。BGM聴いとけよ??
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