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趣味の話をしていたら宗教勧誘された話(前編)

良い子のみんなは「いかのおすし」って知ってるかな?


この社会に生きている人はキミたちのお友達やパパやママ、先生のようにみんながみんなやさしい人たちとは限らないんだ。


なかにはこわ〜いひともいるんだ。たとえば知らないおじさんとかね。


そんなこわ〜い、知らないおじさんに話しかけられたら先生から教わった「いかのおすし」を思い出しておじさんから逃げよう!



……なんてなことを言われた人も多いんじゃないだろうか。

俺も『「いかのおすし」を覚えよう!』的な内容の下敷きを貰った覚えがある。


「いかのおすし」って不審者に対する心構えとか行動かなんかの頭文字なんだよね。


えーっと、

知らないオヤジに付いて「いか」ない

知らないジジイの車に「」らない

えーっと、、、「」って何だ?

「おさない」だっけ?



まぁそれはどうでもいいとして(よくない)、

とにかく小さい子は知らんジジイとつるんじゃアカンで!


ということですよ。誘拐されるから



俺も小2の時、1回声かけられましたよ。


スーパーの休憩所みたいな所で1人でケロロ軍曹のガチャガチャのガチャガチャで遊んでいた時、


見るからにヤヴァイ全身紺色コーデに黒々としたグラサンのマスク姿ジジイ

「お菓子買ってあげるよ」

100点満点の不審者トークを持ちかけられガン無視したこともあったなぁ

… 元気かなぁあのジジイ。


そんなこともありましたが、今日皆さんにお伝えしたいのはこの時の思い出トークではなくて


それ以上にヤヴァイ状況につい先日遭遇してしまったので自戒の念を込めてご報告してみようと、そういう次第なんですよ。


うわー、怖っ。消されないだろうか。色々と。




あれは不用品を査定してもらいに某リサイクルショップに行った時でした。


査定待ちは暇ですよね。

ぼーっと中古のMIDIキーボードを弾けもしないのに眺めてはたまに弾けそうな手つきででたらめに弾いてたんですわ。

すると見知らぬオジさん①オジさん②に声をかけられたんですね。


相手のこともありますので詳しい会話の内容は書きませんが、

ざっくり言うと

ここ以外のリサイクルショップ、他にどっか知らね?

という感じの質問を吹っかけられました。

その時は別にショップの在り処を教えない理由も無いなと思ったので素直に数店舗教えました。


で、俺がMIDIキーボード触ってたのを見てたらしく

相手から音楽の話題をブッ込まれ、

話の流れから

割とマニアックなはずのお互いの好きな音楽ジャンルが偶然一致した訳ですよ。これは意気投合ですね。間違いない。


相手が無理やり俺に合わせてる感は特になく、むしろこっちがちょっと勉強になるなぁというレベルで話が進みました。


「また会いましょうや」


そんな会話をし、連絡先を交換。
その日はいつもより少し暖かかった。




さて、それからちょっと経ったある日になりますか。オジさん②から連絡が来まして。


「あの時はどうも。今度また会って話したい


は、はぁ。なるほど。


まぁテキトーにレストランないし食堂でメシでも食いながら音楽の話をするんだなと。


ちょっと小汚い(失礼)けど相手は元バンドマンらしいし、話しかけられたその日の夜にオジサン①から来たLINEも信用できる内容だったし(オススメ曲を教える内容だったんだけどこれがいい感じの選曲だった)。


夜に例のリサイクルショップで待ち合わせ。


そこに向かう道中、何故か寒気というか悪い予感に襲われた


ひょっとしたらいつもの景色を見るのは最後かもしれない。


真剣にこの風景を焼き付けよう。



にしても何でこんなことを急に思ったんだろう。

音楽の話をしに行くだけなんだけどなぁ・・・

(次週に続く)

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