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親戚との電話会談

2022年5月26日 夜

世界一尊敬する女性との会話もあり、少し気分的に落ち着いたりしてきてはいるものの、いろいろな方との会話を通して自分のことを見つめ直したいという気持ちは変わらない。この日の夜、久しぶりにある方と話をすることにした。

そのある方というのは母のいとこにあたる人だ。母のいとこのAさんには帰国してからいろいろとお世話になった。高校時代、諸事情にによってゴールデンウィーク中は家の方にいさせてくれたり、祖父の葬式でも、母と妹の問題などでもいろいろお世話になってきた。そんなAさんと1年以上ぶり会話をすることになった。

はじめは、何気ない会話からスタートした。家族のことや大学生活のこと、元気にしているかなど本当に普通の会話からスタートした。それから僕の方からここ最近での出来事や自分の抱えている悩みなどを話した。
Aさん「そっかーそれは結構効き目が強いストレートパンチだったね笑笑。あとそのお店でキレた男性(説教のことに関して)すごいことだね。まさか知らない人からそんな話してもらえるなんて、いいことよ。しんどいとこもあるだろうけど。」
僕「そうなんですよ笑。結構個人的にはしんどくて、それらが原因でここ最近落ち込んでたりしたんですよね笑」
Aさん「アハハ!それはそうだ。俺も同じような経験したからすんごいその気持ちわかるよ。」
僕「ですよね。それでこのようなことの積み重ねもあって、自分を否定したり、卑下することがここ最近多くなってるんですよね。自分に華やかな部分とか優れた部分が何もなく、ステータスみたいな部分も劣っていて本当にだめだなって」
Aさん「そうなんだね。いやーでも俺も自分のことがいやになったりした経験あるからすごいわかるよ。」

とまあここ最近の出来事を通して自分がどう感じていたかを話していた。自分と共感してくれることもあって安心できた。
Aさん「まあでもRiku君が話してくれたこといろいろあったと思うけど、時間が解決してくれるようなことも、他のことに集中することで解決されるようなこともあるよ。忘れないでほしいのはやっぱ自分を否定したり、卑下することだけは自分が疲れちゃうからよくないよ。」
僕「そうですよね。それはいろいろな人から言われてきました。でもやっぱ僕は常に自分を高めようとするがあまり、自分を受け入れられないこともよくあるんですよね。華やかでなかったリ、ステータスがなければ、周りから見向きもされないって感じるんです。常にいい例でいなきゃならないって気持ちが強いんです。」
Aさん「その気持ちはわかるよ。僕もそうだった。たぶんだけど、それはRiku君がお家の中で唯一の男の子かつ長男であるからこそ感じてることなのかもしれないね。僕も長男だからこそ、良く見せなきゃとかいい例でいなきゃって思うことがたくさんあった。」
僕「そうなんですね。確かに言われてみると、自分の身の回りの環境がそう感じさせてるのかもしれないです。」
Aさん「だと思うよ。俺もね、そうやって考えてた期間がものすごく長かったんだよ。もうあれこれ、20年以上そういう考えをしてきたかな。笑」
僕「そんなにですか笑。しんどくないですか?笑」
Aさん「そうよ!しんどいって笑」

驚きを隠せなかった。自分以上に今抱えていることに悩み続けてきた人がいたなんて、正直信じられなかった。
僕「信じられないです。僕の身の周りにはそういう人誰一人いなかったので。みんな常に根拠もなく、ポジティブマインドで笑。なんでそんな状態でいられるのかが、全く理解できないです。」
Aさん「いやいや、Riku君一緒笑。俺も周りそんな人ばっかで、信じらない。うちのおかみもまさにそういう人。恐ろしいほど、ポジティブマインド。なんでそんな状態でいられるのかわからないよ笑。」
僕「ほんとですよね!僕もほんとに理解できないです。でも時にはそいう彼ら彼女らがうらやましいって思うこともあります。」
Aさん「そうねー。でもやっぱその方が楽なんだろうねって思う。俺もさ、長男だからいい例でいなきゃ、良く見せなきゃってずっと思ってて、結局そう思ってたことである日嫌になってしまったんだよね。それで不満ぶち巻いたり、スナック通ったりしてた時期もあったな。」
僕「驚きです。Aさんでもそういうことがあったなんて。あんまそういう人見ないんで。」
Aさん「いやいや全然よ。俺もそういう時期あったよ。でもあるときになって、こう思える日が来たんだよね。別に完璧とか、常に優れていなきゃいけないわけでもないって。これでいいんだって。そう思えるようになってからはすごい楽になったし。考え方も少しはポジティブになれたし。Riku君今はどうしてもそういう考え方ができないかもしれないけど、いずれそういつ時は来ると思う。」
僕「だといいですけど笑。でもなんか安心しました。自分だけじゃないんだなって」

自分の悩んでいる期間がしょうもなく見えてきた。
Aさん「まあまだ若いし、そこまで悩む必要もないように見えるけど、俺は長い間悩みすぎたから、もっと早くからその考え改めておけば、より楽にはなったかも笑。まあそんな自分を追い込みすぎず、自分の人生を楽しんで。落ち込んだりしたら、いつでも連絡頂戴。俺でもいいし、周りに自分の話を聞いてくれる人にでも。また家族集まれるといいね。うちのおかみもRiku君の話とか聞きたいだろうし笑。」
僕「はい!今日は遅い時間にありがとうございました。ぜひまた対面でお会いできるといいです。またなにかあったら、連絡します。ありがとうございました。」

自分と同じような思いを持っていた人を今まで見たことがなかったからこそ、Aさんとの会話は共感できることが多かった。でも僕以上に長い期間その悩みに向き合ったきたことに驚いた。僕の悩んできた期間なんて、それに比べれば大したことないんだなって思えた。またどんなことにおいても「これでいいんだ」って思えること。それが自分の気持ちを楽にしてくれるだろうし、少しポジティブに考えられるようにしてくれるかもしれない。人生の先輩だからこそ、学べること。そんな大事なことを教えてくれた。自分と向き合うと決めたこの期間に、このような会話ができた事は自分のためにもなった。
引き続き、自分と向き合って、見つめ直していこうと思います。

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