スラムダンク 野辺に学ぶキャリア論
前回の記事に記載した通り、僕はスラムダンクが好きです。キャリアに影響を与えたキャラクターは他にもいるため、今日は野辺について書きます。
■野辺将広とは
野辺将広は、スラムダンクに登場する人物です。
身長198cm、背番号は5番。主人公、桜木花道の所属する湘北高校がIHで対戦する王者 山王工業のスターティングメンバーとして登場します。野辺はリバウンド力を買われて山王工業のスターティングメンバーに抜擢されており、主人公の桜木は彼の前で思うようにリバウンドが取れず、大変苦戦した相手でした。桜木からは、見た目がトーテムポールに似ていることから「ポール」というあだ名を付けられていました。
■野辺の長所
彼の長所は、何と言ってもそのリバウンド力です。主人公の桜木は、バスケットの初心者でありながら、リバウンド力だけは強豪校の選手にも匹敵する力がありました。しかしそんな桜木も、野辺のせいで思うようにリバウンドが取れず、苦戦を強いられることになります。山王工業は全国からも相当な選手が集まる高校ですが、その中でも彼はリバウンド力を買われ、山王工業のスタメンの座を手にしています。
■キャリア形成において見習うべきポイント
彼に見習うべきは、何と言ってもスキルの一点突破です。これなら誰にも負けないと言える長所を作ること(≒どんな専門家になるか)は、キャリア形成において重要です。自分の強みや長所をしっかりと認識し、伸ばすべきポイントをとことん伸ばすというのは、簡単なようでとても難しいことです。
話は少し逸れますが、僕はゲームのドラゴンクエストも好きで、いろんなシリーズをやってきました。最近だと転職システムが必ず搭載されているんですが、キャラクターの育成も同様だなと感じます。バランス良いキャラクターよりも、「体力はないが魔法は強い」「素早さが高く誰よりも早く行動できる」といった強みがあるキャラクターの方が戦闘でも活躍します。
■何でもできるは何にもできない
野辺から学んだのは「何でもできるは何にもできない」ということです。彼は誰にも負けないリバウンドスキルをもって山王工業のスタメンを勝ち取ったわけですが、もし野辺がどんな能力も平均以上の選手だとしたら、山王工業のスタメンとして登場することはなかったでしょう。
■最後に
僕はよく先輩から「自分のドメインを決めろ」と言われていました。いろんな経験を積むのも大事ですが、一つのことを突き詰めていくことも大事です。
これからの人生、どの道に進むかを決める場面に遭遇することもあるかと思います。そんなときは、この「何でもできるは何にもできない」という教えをご自身の進路の参考にしていただければ幸いです。
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