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【徒然ボカロ一人語り】第37週目

※【前書き】これは私が学生の頃から今までの間に個人的に感銘を受けてきたボカロ楽曲の数々を今更ながらに振り返り、紹介してみようというブログのようなコーナーです。予めご了承ください。

こんばんわ。Sai.です。今週は諸事情によりド深夜の更新となってしまいましたが、引き続きIAのおすすめ曲レビュー、参ります。

Luminous -Innocence Alive-

流歌 feat.IA

ハリツヤのあるオケが特徴的な、底抜けの明るさを持つブレイブソングであり、そしてボカロを知らない人にも自信を持っておすすめできる一曲です。

実は第35週から連続で「聴く人の背中を押してくれる、勇気の出る曲」を裏テーマとして扱っていたのですが、『luminous -Innocence Alive-』はそのトリを飾るにふさわしい作品です。また曲のテーマも分かりやすく且つオーソドックスなオケ構成なので、年代性別を問わず聴く人を限定しません。

曲想はシンプルで、「生きること」の尊さが純粋なメッセージで語られていく構成となっているのですが、その言葉選びと勢いのあるオケのシナジー効果は秀逸であり、要所々々に思わずハッとさせられるような音の表現が散りばめられています。

筆者の個人的な聴きどころとしては、オケのメインとなっているギター・ストリングスの陰に隠れながらもキラキラとした音で輝きを放っているピアノ音色を挙げさせていただきますが、ベースやコードギターも含めて、全ての音が鳴って聴こえてくることがこの作品の大きな特徴であり、そしてそれはミックスの一つの最終到達点だとも言えるのではないでしょうか。

…最後に、この曲の歌詞から特に印象的な箇所を以下、ピックアップして紹介いたします。

「生まれてきたことに、大切な意味が隠れてる」

「涙ならばこぼすものだよ 悲しい時は声あげていい」

命を持たないIAが歌うからこそ、上記のような心に純粋に響くメッセージがあると思います。そしてそのメッセージは明日を生きるための光となる。…そんな意味を筆者はこの作品から見出しております。

皆さんはこの作品に、一体どんな意味を見出しますか?




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