腕を痛めない漫画の描き方・買った方が良いもの
5作品目の同人誌の事を描こうと思って過去の制作ノートを見ていたら
ひっきりなしに「腕が痛い」「腕が痛い」と書いておりあまりに哀れだった
多量に絵を描き続けるとなると、腕の傷みの問題は結構深刻だと思う
しばらく漫画を描き続ける生活をしているので少しでも参考になれば良いと思い書くことにした
当時どう描いていても腕が痛かったので「痛みとともに生きていこうか」と諦めた事があったが、自分の作品の中で一番上手い作品は今自分が描いている作品か、次に書く予定の作品だと思っている
それを腕が痛いからという理由で思うように線が引けなくなるのは残念なことだ
なるべく腕は大事にして作業を行っていこう
姿勢が大事
夢中になって書いていると、姿勢が悪くなりがち
床に座って書いていると足腰を悪くするのでできれば
椅子に座って机で制作しよう
寝ながら書く人もいるけれど、長時間寝ながら書くと腰をかなりの頻度で炒めることになるので、いかに面倒くさくとも椅子に座って作業をすることをお勧めする
仰向けで寝ながら作業をしたら(貝を割るラッコを想像していただきたい)腕の変な筋を痛めたことがあるので、寝ながらの作業はしない方が良い
こんな格好は腕や腰を痛めやすい
椅子はなるべくならゲーミングチェアーが肘掛けがあるので作業中の肘の角度を調節しやすく良いと思うが、ぶっちゃけ学校で使われるような木の椅子でも、腕を痛めず作業ができたので椅子なら何でも良いと思う
まずは椅子で作業を行うのだ
スタンドはあるとかなり便利(iPad作業の場合)
今までiPadスタンドを使わずに作業を行っていたのだが、スタンドがないと姿勢が悪くなり、その上首が真下になることでと肩を痛めがちだ
iPadスタンドは3000円のものがあったり、がっつりしたつくりのものなど色々あるけれど、私は移動が多いためmazonベーシック タブレットスタンド マルチアングル ポータブルスタンド タブレットを使っている
一番シンプルで、丈夫
なおかつ相場よりかなり安い
これこれ
たまにセールされてるのでその時期を狙いたい
サポーターは腕を痛める前に使うべし
私は腕を痛めてから手首のサポーターを使っていたが、痛みが緩和されることはなかった
サポーターは痛めてから使うものではなく、痛める前の予防として使った方が良い
こっちもピンキリあるけれど、実際自分のサイズに合っているものを選んだ方が良いから、実際に試着して買うのがおススメだ
制作時間を決める・記録に残す
あまり長時間描き続けていると腕を痛めがちだし、何より長く作業をしたところでその分作業がよく進むわけではない
自分がどの時間までなら集中できるのか、きちんと把握できれば無駄に手を動かして痛めずに済む
私は少し前までは夜遅くまで作業をしていたが、線の乱れが多く出てしまったので最近は決められた時間まで作業をし、それ以降は早めに寝るように心がけている
左手デバイス
これは作業の時短を行うために使っている
あるとかなり時短になるので(特に線画作業)、おススメ
それでも痛めてしまったら…
静かに腕を休め療養すべきだと思うのだけれど、かなり痛めた場合市販のシップを使っても1.2週間は治療に時間がかかってしまう
その間痛みとともに生活するのはあまりに…効率が良くないように思う
最近は様々な鎮痛剤の塗り薬があるけれど、痛みがなくなるだけで炎症が治るわけではないので早めに病院に行くことをお勧めする
緊急時はこういう鎮痛剤入りの塗り薬がおススメだ
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