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母になっていくはなし3(妊娠15週〜18週)


2021年末、およそ一年間の不妊治療を卒業し
現在妊娠20週になりました。

不妊治療の門を叩いた日から
妊娠9週、母子手帳発行まで書いた不妊治療のマガジンはこちら↓

妊娠してからというもの
noteでたくさんの先輩方の妊娠・出産・育児記事を拝見したことで
準備をしたり、見通しを立てたりできているので
誰かの役にたったらいいなという思いと
自分の記録を兼ねて、妊娠10週からは
こちらのマガジンで綴っています↓

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○この頃の体調

・15週〜相変わらず眠りが浅い
・食欲は完全に復活。なんでもおいしい。
・アレルギー鼻炎との付き合いは続く。
・18週〜お腹はどんどん大きくなる
・胎動らしきものを感じ始める。
・結婚指輪がかゆくなる。

<妊娠15週〜>
前回のnoteに書いた、鼻炎の治療は継続中。
嗅覚が弱ってきたな、と思ったら点鼻薬をし
毎日漢方を飲んでいます。

睡眠が大好きで
いくつになっても何時間でも寝れていた自分としては
びっくりするほど眠りは浅く
ふとしたことで目が覚めやすくなりましたが
それ以外は食欲も旺盛で、基本元気。
少しづつ、だんなさんと大型犬の散歩に同行するようになりました。

<妊娠16週>
5ヶ月突入!!
やっと妊娠中期に入り、すごく安心しました。

<妊娠18週>
トツキトオカでも、ninaruでも
そろそろ胎動を感じ始めるころ、とかかれていたこの時期。
わたしも多分にもれず
『これは胎動か...?』
という、今まで感じたことのない感覚を覚えるようになりました。

わたしの場合は、へそ下5〜10cmあたりのところ(とくに左)を
内側から軽くノックされるような感覚。
トントンというか、ポコポコというか...
最初は微弱だったので
胎動だという自信を持てなかったのですが
一週間もすると、だいぶノックも大きくなり
ぐるぐると内側が動くような感覚も。
(💩したいときの、腸の動きが活発になる感じにもちょっと似てる。笑)
特に感じるのは夜、お布団に入って横になるタイミングでした。
「いまだ!」というタイミングでだんなさんに触ってもらうと
だんなさんも「え、いまの!?」と、わかってくれました。

さらに、細かいことですが
ずっとしていても何も感じなかった
結婚指輪がかゆくなりました。
我が家の結婚指輪は真鍮製で、夫婦で作った太めのものなんですが
原因は乾燥なのか、むくみなのか、体質が変わったのか...
出産時むくみで指輪が抜けなくなる、という話も聞いたので
一旦、外しておくことにしました。
だんなさんごめん。


○この頃のできごと

・分娩予定の病院での、初めての妊婦検診
妊娠15週。
それまで不妊治療でかかっていたクリニックから
分娩予定のクリニックに移動しての、初めての妊婦検診にいきました。
わたしの妊婦検診は、これが3回目です。

行ってみてまず驚いたのが、緊張感の違い。
それまで通っていたクリニックにあった、独特の緊張感が
新しいクリニックには全くありませんでした。
当たり前なんですが、そこかしこに赤ちゃんがいて、妊婦さんがいて...
それまでのクリニックは、妊婦さん、赤ちゃん、不妊治療の方が
エリアや時間を分けて利用していたこともあり
わたしはなかなか赤ちゃんに会うことがありませんでした。

受付の方も、助産師さんも、どことなくなごやか。
ああ、居心地いいな〜と思いながら
採尿、体重と血圧をまず計ることなどを教えていただきました。

検査室では、事前に渡した紹介状と検査記録をみながら
助産師さんとこれまでの体のことなどを話をして、採血。
仕事の話なども色々聞いてくれました。

ここの院長先生はおじいちゃんで
無愛想だけどなぜか愛着がわく
と噂で聞いていたのですが
先生の検診は、噂通り変わったものでした。笑

私が表紙をカスタムした母子手帳を渡すなり
「妊婦記録のところにも、絵を描いていいんですよ」と言われ
おそらく私が美術の世界の人間だと知ったことで
エコーを見せながら、その機能や光源について色々解説してくれました。

最後に見せてくれた4Dエコー(カラー)は
輪切り状で見せている3Dエコー(白黒)を重ねて
立体的に見せているものらしい。
光源の位置を変えることで、あかちゃんの顔や体の影を調整でき
よりはっきりとその形を見せてくれるそうです。
可視化している情報なので、視点や角度も好きに変えられるらしい。
うーん、すごい。

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エコー中、あかちゃんのおまたに突起物が見えたような気がして
『これは...!!!』と言ったら
先生から
『性別は20週以降、聞きたかったら聞いて。』
とバッサリ。
噂通り、ほんとに愛想のない先生です。

でもなにより印象的だったのは
エコーを見せ終わったあとの、先生の一言
『最近はあれこれ見えすぎて、ロマンがない。
見えないことがあった方が、親は自分で想像ができたのに。』
それって情報化されたこの現代社会
なんにでも言えることですよねと共感し
あー、この先生にしてよかったー!と思いました。
これまでのクリニックより、エコー時間が長く
いろんな角度で見せてもらえたので、とても感動しました。
お子はだいぶ人間らしくなり、順調に成長しています。

さらに、先生の検診のあとは助産師さんの検診がありました。
事前に回答した、心のアンケートをもとに
メンタル的なことを、助産師さんと1;1で話します。
私は出産や子育てに、メンタル的な不安はなかったので
自分の股関節の障害のことをはなし
その病院で定期的に行われている
理学療法士さんによる骨盤講座を勧められ
この日はおしまいになりました。

この日見せてもらった
一通りのエコー画像を録画したデータを
ダウンロードできるシステムecho Diaryにも登録し
帰宅後早速ダウンロード!
音声はあいにく聞こえないので
心拍をだんなさんに聞かせることはできませんでしたが
それでも動く赤ちゃんを見せられて嬉しかったです◎


・仕事に必死。
時期は2月。
自営業の人たちにとって、毎年一回やってくる憂鬱な季節
そう、確定申告の時期です。

夫婦ともどもフリーランスの我が家では
赤ちゃんが生まれたあとの生活と節税を視野にいれ
専門家の方に、今後の事業相談というのも始めていました。

さらに、年始に公開された、国の新たな支援金にも応募しようと考えており
我が家の経理作業はどえらいボリュームに。
なんで日々ちょっとづつやっておかないんだ、、、、と
毎年後悔するのも、この時期ですよね★


体調が安定してきたこともあり
コロナで現場になかなかいけないものの
自宅でオンライン仕事をモリモリ再開。
国内のオンラインワークショップ
海外のオンラインワークショップ
オンライン個別レッスン
対面企画のマネージメント作業に
上記経理作業と
2月は本当に日々仕事に追われていました。
気づけば、久しぶりにハマったドラマも見逃し続けて断念し
朝起きて、漢方を飲んでから
夜力尽きて眠るまで
毎日毎日、パソコンにかじりつく日々でした。


・猫の介護が、まるで授乳練習。
出産前後は時間がとれなくなりそうとの判断で
この時期、我が家の猫が全身麻酔の手術をすることに。
命に関わるような病気ではないのですが
退院後、1日4回
シリンジで、流動食を
食道に直接繋いだチューブを通して与える介護生活に。
流動食を適量人肌にあたため
ゆっくりゆっくり与えるのは
まるで赤ちゃんの授乳の練習のようでした。


○この頃買ったもの、導入したもの

・続:緑色のものと白いものを、もぐもぐ食べる
引き続き食事には気を遣わねばと思いつつ
日々忙しかったので、気づけば食事はルーティン化していました。

<朝食>
ヨーグルトとバナナ、キウイ、りんごなどの果物

<昼食>
パンかごはん
ほうれん草を茹でたり炒めたり
たまごとチーズを焼いたり炒めたり
鶏ハム(胸肉)
釜揚げしらす
ブロッコリー

<夕食というか夜食>
おにぎりか納豆ご飯

<間食>
豆乳とデカフェコーヒーのカフェオレ

という日々でした。
だんなさんも同時期忙しかったので
こんだけ楽できたというのもある....

でもお菓子もちょいちょい食べていたので
体重は順調に増えていましたw

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