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セールというストレス

タイトルの通りなんですが、セールってストレスだと思うんです。

アパレルを中心に近年ではどんどんセールの時期が早まっているし、セールの種類も様々。夏物なら早ければ3月には店頭に並んで、初夏にはセールで売られる。

それを予測している消費者たちはセールになるのを待ってから買う。よほど気に入ったり限定品や1点ものなら定価でも買うけど、そうでなければできるだけ安く買いたいと思う。

ここですでに「待つことがストレス」になっていると思うんです。

欲しいなって思ったときに買えない・買わない選択をしなければならないのって、無意識に制限されていますよね。

かといって、量産されている大手の商品って、おそらくセールになってお得に買えるだろうって予想できてしまう。だから待ってしまう。

そして、待ってたけど欲しかったものは売り切れてしまっていて、何も買わない・別に欲しいと思っていなかったけど安くなってた別の物を買ってしまった、という残念なことになる。お得に買おうとした判断が、結果として無駄遣いしてしまった。少なくとも私はこれを何度か経験しています。ここでも、感じる必要のなかったストレスを無意識で感じていると思うんです。

もう、季節物の早すぎる販売開始も無駄なセールもやめたらいいのにって思っています。売り手は売れるべき時期に売れる価格で販売して、消費者も欲しい時に買う。それで本当に売れなかった物をセールする。それで良いと思いませんか?

でもこの流れって、景気が良くなってみんながお金や気持ちに少し余裕が生まれないと、ずっと続く悪循環だと思うんです。少しでも安く買いたい、少しでも得したい、その心理って払うお金に限りがあるからですよね。大半の人は、その理由でセール品・お買い得品を買うと思うんです。

私も無職になって夫の収入だけでは余裕がなくなってしまうから、できるだけ無駄な出費は避けたくて、今まで意識していなかった少しの出費も抑えるようになった。これまで節約とかあまりせずにどんぶり勘定で生活してきたけど、どんぶりでも貯金はできてた。でもこれからは貯金ができない状態になるから不安。だからセール品に目が向くようになった。でも「なんで買いたい時に買い渋りしないといけないのか」って思ってしまった。

収入が減ったから節約するのは当たり前だろうし、セール品を買う買わないは個人の選択。でも、消費増税があったりその他の税金やもらえるのかも不明な年金とか…。各家庭の収支って自分達だけでなんとかすべき問題のようだけど、不可抗力の支出は大きいと思う。10,000円のコートを買いたいけど、11,000円払うことになる。なんか、「うーん…」ですよね。

話が別方向へ行きそうなので戻しますが…

収入が増えるわけでもない、お財布の中身は限られているからこそ安く買いたい、だけどストレスの悪循環を自らが作ってしまっている。このストレスの悪循環に少し気づいてほしいなって思うんです。

だからと言って、私がセール品を買わないというわけではありません。ただ、私は待たないようにしているし、セール時期を予測したり調べたりしません。お店に行った時に、欲しいなと思った物がたまたま安くなっていたら買います。それが自分にとっての適正価格だからです。これは10代の頃から「そういう性格」だからなのか、セールにわざわざ足を運ぶこともほとんどありませんでした(記憶にないです)。なので、ほとんどの買い物は自分のタイミングでできているし、ストレスを感じない買い物をしたいとこれからも思うのです。

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今余裕をこいていますが、自分の収入も増やさないとそんなこと言ってられなくなりそうなので、内心では焦りもありますが(笑)

心の余裕をもって生きれるよう、節約もほどほどに…。

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