俳句・枯庭・冬の園
🔰枯庭で主役を石が射止めをり
かれにわでしゅやくをいしがいとめをり
今まで花や木々が主役だった庭で、主役になり、石は嬉しいんじゃないかな、と。
🔰敷石をたどりて楽し冬の園
しきいしをたどりてたのしふゆのその
敷石をたどると、何処に行くんだろう、と、ちょっとワクワクした気分を句にしてみました。ケンケンパ、みたいに。
🔰枯庭の木々それぞれに空を指す
かれにわのきぎそれぞれにそらをさす
冬庭で葉を落とした木々がそれぞれに空を指している。
寒々とした中に少し希望が見える様子を句にしました。
🔰空を指す木々を抱いて冬の園
そらをさすきぎをいだいてふゆのその
に、しようと思ったけれど、一つの句に二つの動詞は盛り込みすぎ、かな、と考え直し、上の句がいいと思ったのですが、どうでしょうか?
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