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この一ヶ月で再確認できたマーケティング

マーケティングとは、お客様に喜んでいただける状態を作ること、だと私は思っています。

それで、私はマーケターとして13年間やってきているので、いろんなことをマーケティングの角度から考えることが多いです。

コンサルもやっているので、クライアントの事業についてもマーケティングをベースに支援しています。

今回は、この一ヶ月で再確認できたマーケティングで大切なポイントをご紹介いたします。

どれも基本的なことですが、成果に大きく影響を与える場合があるので、ひょっとすると参考になるかもしれません


1.影響力の武器

影響力の武器

いきなり少し、今回の本題から脱線しますが、今、影響力の武器という本を読み返しています。

この本は社会心理学に基づいて、「人はなぜ、説得されるのか」あるいは「人を説得するにはどうしたら良いのか」ということが書かれています。

全体的な構成として、各小さなポイントに対して「こういう実験をして、こんな結果が得られたよ。だから、こんな場面では、こういうことに使うと良いね。」という流れで書かれています。

本は分厚いのですが、慣れてくると読みやすいので、結構おすすめの本です。

それで、この内容はもちろん、マーケティング・経営・コンサルティングという私の日頃の仕事にも活用できることが多いです。

「あぁ、そうか。こういう言い方をすれば良かったな。」
「この話の前に、これを持ってくれば良かったな。」
「こんな工夫をすれば、もっと興味を持ってもらえたかも。」

などなど、自分の活動に当てはめられる事例が多いため、大変良い勉強をさせていただいております。

2.LPの成約率がすごく伸びてきた

キャンペーン中のLPなので、どのLPなのかを具体的に指し示すことは、今は遠慮させていただきますが(終了後なら解説できるタイミングがあると思います!)、弊社で運用しているとあるLPの成約率が最近、とても調子が良いのです。

<LPとは?>

ランディングページの略。
縦に長い一枚の手紙のようなwebサイトで、特定のキャンペーンなどによく使われる。

<成約率とは?>

そこに集まった人(あるいはアクセス)に対して、特定の行動を起こしてもらえた確率。
たとえば、LPに100アクセス来るたびに、商品が20個売れるのなら、そのLPの商品販売に関する成約率は20%ということになる。

それで、もちろん、LP作成の基本はあります。
基本をベースに作るのですが、LPで大切なのは、その後なんだよね。

LP運用ではABテストを繰り返す

LPを改善して、どんどん成約率を上げていくための取り組みが必要なんだ。

その活動は、すごく地味。笑

私がやっている、ざっくりとした取り組みとしては、

  1. 一定期間ごとに成果を数値化する

  2. ヒートマップを見て、離脱箇所を探る

  3. サーチコンソールなどで検索クエリを調べる

  4. ABテストで、改善の効果を検証する

  5. 1に戻る

もう、ほんと、この繰り返し。

<数値化するべきこと>

たとえば、成約率、成約数、売上、広告費、PV数など。

<ヒートマップとは?>

ページのどこで離脱が起きているかを可視化できるツール

サーチコンソールとは?>

Googleのアクセス解析ツールで、どんな検索キーワードからアクセスが来ているのかなどを調べられる。

<ABテストとは?>

二つのプランを用意し、どちらの方が良い成果を出せるかを比較検討すること。
たとえば、キャッチコピーだけが違う2つのLPを用意して、一定期間運用すれば、どちらのキャッチコピーが効果があったのかが立証できる。
なので、比較したい要素だけに差をつけて、残りは同じ要素にすることがポイント。

ここで書いたことは、webマーケティングの改善の基本なので、やってみると良い効果がじわじわと出てきますよ

3.クライアントのYouTubeが伸びています!

クライアントの何名かが、YouTubeに取り組んでいます。

いずれのクライアントも、ほぼゼロの状態からスタートしました。

そして、どのクライアントも、ユーチューバーとして活動したいわけではなく、狙った顧客層を集客する目的でYouTubeを運営しています。

それで、

  • 集客数が伸び始めたクライアント

  • チャンネルが強くなり始めたクライアント

  • 依頼や問い合わせが急増したクライアント

というように、主に3つの効果が出始めました。

YouTube集客のポイント

ただ、こちらも、あまり特別なことはしていない。

マーケティングは、何より基本をしっかりやっていくことが大切。

たとえば、

  1. チャンネルのコンセプトと事業のコンセプトを合わせる

  2. 最初はお手本にするベンチマークチャンネルを探す

  3. 再生数などは常に記録する

  4. 少し再生され始めたら、平均再生率にもこだわる

  5. チャンネル登録数なども記録する

などなど、YouTube運用の上では、超基本的なことばかり。

でも、数値とかを、どのクライアントも、すっごくしっかり記録しているんです。

それで、「なんでこの数値になっていると思いますか?」という分析も、それぞれやってもらっているんですね。

最初は「わかりません」というのが多いんだけど、そのうちに「これが悪いんじゃないか?」「こういう要素を先に表現した方が最後まで見てもらえる」などなど、自分たちで判断できるようになってきました

日々の積み重ねが、成果を生む!

<コンセプトについて>

YouTubeを集客の目的で使う場合には、その集客したい事業のコンセプトをベースに、YouTubeチャンネルのコンセプトも考えます。
ただし、YouTube上でニーズがあることも確認しなければいけないので、YouTubeでニーズがあり、なおかつ集客したい自分の事業のコンセプトにも合うテーマを選びます。

<ベンチマークとは?>

言葉としては「指標」という意味なんだけど、ここでは「お手本」「参考にする対象」という意味で使っています。実際に、そういう意味で使われる言葉でもあります。

<再生数とは?>

YouTubeにおいての再生数は、その動画が再生された数のこと。

<平均再生率とは?>

YouTubeの平均再生率とは、その動画が全体のどこまで再生されたのかという平均値。
たとえば、10分の動画に対して、平均8分視聴されている場合は、平均再生率は80%。

<チャンネル登録者数とは?>

YouTubeにおいて、そのチャンネルに登録してくれた人の数のこと。noteでいえば、フォロワーと考えて良い。

4.動画のBGMの効果すごい問題

私の場合は、コンサルティングサービスに、マーケティングが学べるオンライン講座をくっつけています。

なので、その講座用の動画を用意するのですが、ライブ配信ではなく事前に収録して編集して制作する動画の場合は、BGMを入れるようにしています。

当たり前なんだけど、BGMの効果ってすごい。

BGM次第で、全然印象が違う。

やっぱり、人間が音楽から受ける影響は大きいなと思いました。

それで、動画の編集ソフトだけど、私はずっと昔からCamtasia(カムタジア)を使っているので、今もそれに慣れているんだけど、みんなはどんなソフトを使っていますか?

Camtasia(カムタジア)の編集画面

ちなみに、最近、Canvaのプレゼンテーションのレコーディング機能を使ってみたけど、これも結構良い感じ。

なので、Canvaでスライドを作り、Canvaでレコーディングして、Camtasia(カムタジア)でBGMを入れたりなどの編集をする感じ。

最近の私のスタイルはそうなっています。

5.noteを一ヶ月やってみて

noteはまだ、本格的に始めてから1ヶ月くらいなので、まだまだまだまだわからないことが多い。

ただ、アクセス状況を見ると、ビュー数も伸びてきているし、いくつかのマガジンに追加していただいたり公式のXに紹介されたりなど、1ヶ月でも良い成果を実感し始めている、この頃。

noteを1ヶ月やってみてのコツ

それで、このnoteも最初に自分で立てたコンセプトはあったんだけど、やり始めてから、みなさんの反応やアクセスの増え方を参考に、コンセプトを少しずつ変えました。

それで行き着いたのが、今、全体のテーマにしている「将来のために、今、何かを変えよう」というテーマ。

最初はほんと、何をして良いのか分からない状態から始めたので、ベンチマーク(お手本)にするアカウントをいくつか見つけていました。

ただ、やっていく中で、やっぱり自分なりのコンセプトができてくるから、今は自分オリジナルの方針を持って、書けています。

あと、note側から用意してくださる企画がありますよね。

そういうのに素直に参加してみるってことは、結構大切かも。

私の場合は、そのおかげもあって、公式のXでご紹介いただき、その記事については、圧倒的に多いビュー数が出ていました。

やっぱり、どんな活動にも言えるのは、

  • 楽しく取り組もう!

  • コツコツ改善しよう!

  • お客様のことを考えよう!

ってことですね。

マーケティング活動でも、この辺りはすごく大切なんだ。

楽しく取り組んでいない企画になど、誰も価値を感じないし。
コツコツ改善しなければ、強い仕組みは作れないし。
お客様のことを考えて練られたコンテンツじゃなければヒットしない。

13年もやっているから、わかってはいるんだけど、個人的なnoteの取り組みなどから、本当にこの辺の大切なことを再認識しました。

ありがとう、note。
ありがとう、みんな。

誰かのために、という気持ちが、成果を変える。

将来のために、今、何かを変えよう。
あなたの挑戦を、私は応援しています。

株式会社フレンドマーク
五十嵐

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