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【スタッフおすすめの“ほんまもん”】 「日光 天然の氷 四代目徳次郎」編

京都府左京区のスーパーマーケット・フレンドフーズから、各部門がおすすめの品をご紹介してまわる本連載。今回はお菓子や調味料などを扱っているフロア部より、暑い夏にぴったりの品をご紹介します!

今回のおすすめ商品「日光 天然の氷 四代目徳次郎」

こんにちは。フロア部の塩見です。本日ご紹介するのは、栃木県は日光の天然水で作られた天然氷・「日光 天然の氷 四代目徳次郎」です。

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△チロリン村「日光 天然の氷 四代目徳次郎」(税込1,633円)

1200年前から続く日本の歴史的食文化である天然氷。昔は「氷といえば天然氷」と決まっている地域も多かったように思いますが、工業的に作られるロックアイスがコンビニなどで出まわりだすと、当然それと価格的な競合が起こり、だんだんと苦しくなって来ている天然氷。現在では関東でも数か所でしか製造していないようです。

「日光 天然の氷 四代目徳次郎」が店頭に並ぶまで

こちらの天然氷は電気などを一切使わず、自然の冷気を利用し、池に引き込んだ湧き水を凍らせて作られます。といっても、実はこの工程、たんに水を凍らしていればOKというわけではなく、とっても大変な作業を必要とするのです。

冬になり、準備が整い池に水を張れば氷は張ります。しかし、生半可な寒波ではやわらかな氷しかできません。その場合、氷は割って捨ててしまいます。理想の寒波が到来し、かたい氷が張るまでは、何度もその作業の繰り返し。

かたい氷が張ったら張ったで、その表面を毎日雪で磨かなければなりません。掃除ではなく、磨くのです。

基本的にほぼすべての工程は人力ですが、氷を切り出す際は唯一、エンジン付きのカッターを使用します。

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△切り出し作業の様子(画像提供:チロリン村)

手かぎで60キログラムもある氷を持ち上げ、木と竹で出来たレール(毎年作り変られます!)で氷室(ひむろ/氷や雪を貯蔵する施設のこと)まで運び、積み上げる。

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△画像提供:チロリン村

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△画像提供:チロリン村

上の写真では氷室の半分、横板の一番上まで氷が蓄えられています。

氷室には断熱材などなく、氷はおがくずで覆われます。氷を守る先人の知恵が今でも使われているんですね。
 
なお1シーズンで約160トンの氷ができますが、最終的に商品になるのはその内の30%ほど。“天然”を守るためには、生産者側の並大抵ではない努力があるのです。

「日光 天然の氷 四代目徳次郎」を仕入れた理由

クリスタルのように透明度が高く、堅いので溶けにくい天然氷。

初めてサンプルが届き、その場にいた社員の一人が自販機で買った缶コーヒーに天然氷を入れて飲んだところ、「缶コーヒーが喫茶店のアイスコーヒーになった!」と叫んだというエピソードがあるほど、氷が替われば飲み物の味も替わります。

なお問屋さんからは、「徳次郎さんは、新規の取引先は今のところ断っておられます」と伺いました。他店ではなかなか取り扱いのない氷ですので、ぜひこの機会にご検討ください!

おすすめの食べ方

天然氷をつかって贅沢にかき氷をしたり、またウイスキーをロックで愉しんだり。上記のエピソードでもご紹介しました、缶コーヒーなどの既製品とコラボしていただいても、そのすごさがお分かりになると思います。いろいろとお試しください。

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あわせて買いたいおすすめ商品

暑くなってきたこともあり、先日のnoteでもご紹介しました「久保田アイス」を続けてご紹介します。

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△久保田食品「久保田アイス(上から右回りに、抹茶・バニラ・ラムレーズン)」(税込206円)

こちらのバニラ味は、人気アイスのハーゲンダッツのような濃厚さとは違った、あとあじがさらりとした風味。ハーゲンダッツをイタリアンやフレンチとすると、和食といったイメージです。

久保田食品のこちらのアイスシリーズには、バニラの他にも抹茶やラムレーズンのフレーバーがあり、いずれも安定剤・乳化剤・着色料などの、あとあじが清涼感に影響する余分な添加物を極力使用していません。

そのため食べた後に喉が渇かず、毎日食べても飽きないおいしさが生まれます。

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たかが氷、されど氷。一度このこだわりの氷を口にしたら、その違いがわかるはず。ぜひお試しください!

記事担当者の最近のひとこと

先日、毎年の健康診断に行きました。ドキドキの結果待ちです。

この記事を書いた人

塩見様

名前:塩見恵介
部門:フロア部

フロア部で卵や冷凍食品を担当しております。
レジ前の冷凍庫でよく昼下がりに品出しをしていますので、お並びの時は気軽にお声がけくださいね。
「こんな商品が欲しい!」「以前あった○○は無いの?」など、リクエストがあればどしどしお申し出を!

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