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アヌビモン目線のLv3評価

アヌビモンを生かすならばどうすればよいか?
成長期、Lv3を学ぶとよい。
アヌビモンと切っても切り離せない存在であるLv3。特に登場時に効果を発揮するものは思わぬコンボを成立させてくれることがある。
今回は12弾までの全てのLv3から使えそうな子をピックアップしていき、アヌビモンが選ぶLv3を見ていこうじゃないか。
この記事ではBT12までのlv3に対して評価をしていきます。

アヌビモンの効果をおさらい

まじかっけぇ

【進化時】自分のトラッシュから、Lv.3のデジモンカード1枚をコストを支払わずに登場できる。【自分のターン】自分のトラッシュからデジモンが登場したとき、このターンの間、そのデジモンは≪速攻≫(このデジモンは登場したターンでもアタックできる)を得る。

評価基準

2系統の評価を行います。
1つは通常の「基本評価」。これは紫のアヌビモンデッキを想定した場合の評価です。
もう1つは「特殊評価」別の軸で組んでアヌビモンを入れた場合の評価です。
評価のラベリングは高い方を参照して並べます。
評価の観点はアヌビモンの効果により登場した場合を想定します。
デッキを回す観点(色や進化元としてのシナジー)は考慮しないものとします。

S:1枚で戦況を変えうる存在。即採用。
A:1枚で戦況を変えうる存在。だが条件が厳しい
B:できれば採用したい
C:余裕があれば採用する
D:採用しない
-:特殊評価のみ。特殊な運用を想定しない

Sランク

スターモンズ【BT05-035】

基本評価:S
特殊評価:C
解説:効果は「【登場時】このターンの間、自分のデジモン1体ごとに、相手のデジモン1体のDPを-1000する。」。
低DP除去は勿論、登場→アリス・マッコイ【EX2-064】のコストとして消滅、アヌビモン進化時に登場で1枚を2回使いまわし2回DPマイナスをかけるなどの芸当ができ、他のDPマイナスと異なり状況次第では-3000を2回などという回し方が出来るのが強み。DPが低いアヌビモンのでは取れない相手もレストさえしてれば取れたりする為使用できるパターンが多く優秀。


クネモン【P-082】

基本評価:S
特殊評価:-
解説:デジモンサヴァイブプロモーションパックのクネモン。
効果は「【登場時】緑の自分のテイマーがいるとき、相手のデジモン1体をレストさせる。」であり、テイマーがいなければ発動しないものの、12弾時点で唯一の登場時に上限のないレスト効果持ち。近い効果ではEX3のポームモン【EX3-038】がいるがあちらは「効果でレストしたとき」というほぼ緑にしか使えない条件があるため厳しく、アヌビモン目線でみるとクネモンほうが採用しやすいと考えます。
レストさせることが出来るならば、ブロッカーを無視したり、道連れ持ちにアタックさせたりといろいろ選択肢が増えるためかなり強い部類になります。一緒に採用するテイマーは月夜野瑠璃【BT10-091】がいいでしょう。うまくやれば2体ブロッカーを無力化し決めにいけます。


インプモン【ST14-02】

基本評価:C
特殊評価:S
解説:効果は「【アタック時】自分のトラッシュが20枚以上のとき、このデジモンは自分のトラッシュの「ベルゼブモン」1枚に進化条件を無視して進化コスト3で進化できる。」専用構築した場合、アヌビモンのアタック時に、進化元効果やテイマーの効果などでデッキからベルゼブモン【EX2-044】を破棄してインプモンを増やしつつ、このインプモンがアタック時にワープ進化、そのままX進化でベルゼブモンX【BT12-085】まで到達すれば、小粒と合わせて4枚当たりから割り切ることも可能かと考え、Sを付けました。

プロトギズモン【BT13-080】

基本評価:A
特殊評価:S
ギズモン系に関しては、プロトギズモン、ギズモンAT、ギズモンXTがセットです。
プロトギズモンとギズモンATには消滅時に、ギズモン含む名称のカードを2枚トラッシュからデッキ下に戻すことで次のレベルのギズモンをトラッシュから登場させます。
ギズモンXTは消滅時にプロトギズモンを登場させます。
そうです、アヌビモンにとって彼らはセキュリティで死ぬ度に舞い戻ってくる連続攻撃に変わります。1週にかかるトラッシュ枚数は6枚、1週で殴れる回数は4回となります。
その為、チョイ取りで採用する場合はATまで登場の3~4枚、もしくは1週できる最低値の6枚がお勧めです。
既に複数のデッキに採用してみましたが、すっごい難しいバランスしています。決まれば面白いが事故の元になりかねない感じです。
個人的には進化に依存しないデッキタイプと混ぜることで双方阻害しない動きができるのではないでしょうか?

Aランク

ラブラモン【BT04-079】

基本評価:A
特殊評価:B
解説:効果は「【登場時】≪1ドロー≫(自分のデッキからカードを1枚引く)。その後、自分の手札を1枚破棄する。」デッキの循環枠として採用するのもよし、育成として使うのもよし、そしてこの1破棄がとても偉い。
紫は破棄から派生するコンボがあり、その中でもアイズモン破棄からの登場がアヌビモンにとっては2打点、DPの高いアイズモンはアタック後も生き残りやすくメガロ進化元3打点まで見えますが、アイズモンが制限の為、Sではなく落としてAにしました。

ピコデビモン【EX01-056】

基本評価:A
特殊評価:A
解説:Lv3唯一の道連れ持ち。デジモンにアタック出来ないという制限がかかっているものの、プレイヤーにはアタックできる上、相手がブロックしたならば倒せるというアドバンテージがある。
また特殊評価としてメルヴァモンとも相性がいいことがあげられる。
アヌビモンでもメルヴァモンでもナイトレイドで道連れ持ちが何度も速攻アタックしていく戦法は強力に感じた故にAにしました。

ギルモン【ST7-03】

もしくは名称がギルモン+松田啓人【BT12-089】
基本評価:D
特殊評価:A
解説: ギルモン【ST7-03】は、Lv.6以上の相手のデジモンがいるとき。松田啓人【BT12-089】はバトルエリアにギルモン、トラッシュにグラウモン、メガログラウモンがあれば、デュークモンにワープ進化ができる。
啓人の効果によってどのギルモンでも出来る再現性の高さとメガログラウモンに紫含むものがある為、デュークモンデッキにアヌビモンを入れようとした時にほかに中継役を入れる必要がないのも他のワープ進化より評価が高い理由になる。
また、松田啓人【EX02-056】の効果により進撃が得れる為ターンを超えてアタック行けるのもメモリのやりくり的に非常によい点だと思います。
速攻進撃X-進化!
備考:EX4のギルモンの登場によりデュークモン側に恩恵を与える必要がなくなりつつあります。うーむどうだろう。


インプモン系

インプモンX【BT12-073】
インプモン【BT2-068】
インプモン【BT6-068】
基本評価:C
特殊評価:A
評価:それぞれ効果は異なりますが、最終的にやりたいことはS評価のインプモン【ST14-02】で解説した、ベルゼブモン【EX2-044】をデッキから破棄することで、インプモンをトラッシュから登場させて速攻打点を増やす行為です。
インプモンX【BT12-073】、インプモン【BT6-068】では、手札にベルゼブモンを戻せる為、デッキ上に戻してデッキ破棄することで純粋に打点が増えます。
インプモン【BT6-068】は消滅時に3枚デッキを破棄する。があるので、破棄方法を持ってないときに有用ですが、消滅しなかった場合のリスクがあります。
条件が厳しく、不確定要素が多いため、ワープ進化できるインプモンよりは劣るA評価としました。

ボコモン【BT7-081】

基本評価:D
特殊評価:A
評価:注目すべきは【自分のターン】【ターンに1回】自分のテイマーがハイブリッド体に進化したとき、メモリーを+2する。 の効果の方。
サーチ効果の方はアヌビモンが落ちてしまうため相性が悪いですが、ターンに1回の効果は、再登場したら別のデジモンとして扱われる為、アヌビモンで再利用が可能。3メモリースタートなら2回使い回して4打点、5メモリースタートなら、リターンマッチだ!【BT3-109】をボコモンにかけてセキュリティで消滅できれば6打点まで見えます。
さらに難しいことを考えると緑で同じ動きすると3メモリースタートでも途中でメモリー増えて5メモリースタートのときと同じ動きが可能です。

ピヨモン【BT13-010】

基本評価:-
特殊評価:A
備考:BT13より追記
アヌビモンでピヨモンを登場させることで、ピヨモンの効果である
「効果で登場していたなら、自分の「大門知香」1体を手札に戻すことで、このデジモンを手札の「ガルダモン」に進化条件を無視してコストを支払わずに進化できる。」により知香を手札に戻して、手札からガルダモンに0コスト進化、進化時に3コスト以下のテイマーを出してガルダモンが速攻で殴ってきます。
また、大門知香の登場時効果により、自分のデジモンに消滅時に、手札、トラッシュからピヨモンを登場できる効果を与えることが出来る為、ガルダモンがセキュリティに負けさえすれば、またピヨモンが現れ、知香が手札に戻り、手札からガルダモンに進化できます。
ガルダモンが手札に多くあるかつ、セキュリティで死ねるor自分で消滅させる手段を持っているのであれば0コストでこのループに入れるため、かつてのアイズモンのような動きができます。

アグモン【BT13-008】

基本評価:-
特殊評価:A
備考:BT13より追記
効果は「【メイン】[ターンに1回]このターンの間、自分の「大門大」1体はデジモン・DP3000としても扱い、進化できない。」であり、アヌビモンから見れば、1体の蘇生で2打点を得れる。
場合によってはルインモードへの進化を0コストで踏み倒せる新たな選択肢になると思います。

黄の名称がクダモン

基本評価:-
特殊評価:A
備考:BT13より追記
薩摩隊長こと薩摩廉太郎の効果
「【メイン】お互いのセキュリティ合計が6枚以下なら、このテイマーをレストさせることで、自分の「クダモン」1体を手札の「スレイプモン」にLv.を無視して進化コストを支払って進化できる。」
を使うことで、ワープ進化ができます。
ここで使っていきたいのが、P-043のクダモン。
この子はトラッシュのスレイプモンをデッキ下に戻すことで、リカバリーをしてくるので、仮にBT13-046のスレイプモンにワープ進化した場合、実質2コストで2リカバリーしていく上、アヌビモンと合わせてセキュリティを1枚割れば3打点になるのでかなり強く感じました。

Bランク

ルーチェモン 【BT4-115】

基本評価:B
特殊評価:C
解説:登場コスト13、トラッシュが10枚以上なら5コストになる激重のlv3。
しかし登場時になんの制限もないリカバリーが出来るので、耐える可能性が出てくる……のは昔の話、今はもう1リカバリー程度ではどうにもならないことが多くなった。
ただしDPが10000あり、アタックしても生き残る可能性が高く、ブラックメガログラウモンなどと組み合わせて2打点目に出来ることもあるため完全に使えないというわけではない。
備考:【ST14-11】アイ&マコトの効果により任意のオプションをセキュリティに埋め込む行動が可能。場合によっては評価をAにあげてもいいかもしれない。

赤の名称がアグモン

多いので1体ずつのナンバーは割愛
基本評価:D
特殊評価:B
評価:スカルグレイモン【EX1-062】による自爆アグロと勇気の絆にリターンマッチだ!【BT3-109】をかけて残すプランのデッキを想定。アヌビモンまでの流れは上手く繋ぎやすいですが、勇気の絆はフィニッシャーとしては使いづらく打点数が増えないのがしんどいところなので、特殊評価でもBとさせていただきます。
あと最近気づきましたが太一【BT6-087】にはターンに1回ついてないので、ミミ【BT1-089】で育成から引っ張り出すと効果を発揮します。なにかに使えるかも?

青の名称がガブモン

多いので1体ずつのナンバーは割愛
基本評価:D
特殊評価:B
評価:友情の絆に進化できること、アグモンよりも優秀なことと判断してますがこちらはアヌビモンへの進化ラインが苦しいです。
ケルベロモン【BT1-039】から人狼モードに移動するか、ワルシードラモンぐらいです。
カードプールが増えたら、可能性が生まれるかもしれません。

イグニートモン【BT11-076】

基本評価:B
特殊評価:B
解説:生きてるパンデモニウムフレイム。
紫であり、0コスト進化、特徴にクロスハートを持ち、進化元効果も優秀と、なんなら進化元にいてくれることこそアヌビモンサポートともいえなくない。最悪アヌビモンを消滅させて相手lv6を消滅させれるので、蘇生対象の候補に入れました。
強いことは強いのですが、耐性持ちが多い中ではただ自分が最高戦力を捨てるだけになる為、イマイチ。

ギルモン【EX3-056】

基本評価: B
特殊評価: B
評価:消滅時に、3000以下の相手デジモンを消滅させれなかったときに、お互いにデッキを2枚破棄することが出来るため、相手のデッキが残り2枚だった場合に限りSランク評価になりえるデジモンです。
他のギルモン名称と評価を分けた理由としてこの子は進化元効果を持っておらず、効果が消滅時の為、デュークモンになるより鉄砲玉になった方が強い時判断したからです。
紫含んでる為、ナイトレイドや、各種紫の蘇生札に対応してます。そのため実際は1枚で数回は仕事をしてくれるでしょう。
またデーモンとリターンマッチだ!をアヌビモンの横で使うコンボを使えば最大20枚デッキ破棄ができます。ここまでくれば流石に強いと思われます。まぁその為には自分のデッキも30枚以上破棄しなければなりませんが

パルスモン 【P-028】

基本評価:C
特殊評価:B
評価:効果は「【登場時】自分のセキュリティが3枚以上のとき、≪1ドロー≫。自分のセキュリティが3枚以下のとき、メモリーを+1する。」条件付きとはいえ登場するだけでメモリーを作れるのはパルスモンだけです。
このデジモンが状況を打開するというよりは、増えた1メモリーでできることが広がる、かもしれないという可能性を生みます。
うーんちょっと弱いなぁ。

Cランク

シャコモン 【P-086】

基本評価:C
特殊評価:C
解説:効果は「【登場時】青の自分のテイマーがいるとき、次の相手のターン終了まで、自分のデジモン1体はアタックされない。」
アクティブアタックがメインの除去手段の相手にとっては刺さるかもしれませんが、この効果は「突進」には無力なため過信できません。
次ターン以降にしか影響を与えない効果のためのも弱いところ。
ただ、他の青lv3が単体採用しづらいので相対的にアヌビモンデッキに青オプションを採用した時に青テイマーと一緒に採用してもいいかもしれないなぁぐらいです。

シスタモンブラン(覚醒 )【BT7-082】

基本評価:C
特殊評価:C
解説:回収効果は置いといて登場時の「自分の手札かトラッシュから、「シスタモン ブラン」1枚をこのデジモンの進化元の1番下に置くことで、≪リカバリー+1《デッキ》≫。」に注目。
登場5コスト(ルーチェモンは13コスト、軽減した場合は5コスト)、は別にリカバリーとしては安くなく、アヌビモンから呼び出すにしても同じ効果のルーチェモンに比べ、シスタモンブランが必要となり合計で2枚の準備と考えるとルーチェモンの下位互換のように見える。
しかし色が白ということで、今後白オプションを使ったなんらかのコンボが作れれば採用するかも知れない。

セキュリティチェックマイナスを与える成長期

レナモン  【BT5-036】
ティンカーモン【BT6-031】 
ロップモン【P-084】
基本評価:C
特殊評価:C
解説:似た系統の効果なので3体まとめて、
レナモンは4コストで登場時、
ロップモンは3コストで登場時、テイマーがいるとき
ティンカーモンは3コストで消滅時、
に、「次の相手のターン終了まで、相手のデジモン1体に≪セキュリティアタック-1≫」の効果。
このターンになにか変動が起きるわけでもなく、正直アヌビモンにとっては使い勝手の悪い効果と言えるでしょう。
2回使いまわしてもそんなに強くないのがなぁ……

おわりに

雑に並べた成長期

元々この記事は上記の候補成長期の画像にあるデジモンすべてを解説しようと思いましたが、書きながらデッキに入るかという観点じゃなくて、アヌビモンの効果で呼ぶことを前提にデッキに入れるかを決めるとう観点で評価を行いました。
そのため、バクモンやガジモン、サイケモンなど自然と入る子たちは今回は除外してあります。
12弾環境初期から書き出した記事ですが、いつの間にかこの文章を書いてることにはEX4弾環境に入ってしまいました。
EX4弾も目は通したんですが、Cランクにファルコモンがギリギリ入らないぐらいで増えなかったのでこのまま続行しました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
あとこのlv3のこんな使い方アヌビモンにどうよ?と思った方は気軽にツイッターなどでたこともにご連絡ください。

2023/02/27 BT13をリストに追加
2023/01/18 関連記事を評価内に追加



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