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[竜輝巧-ドライトロン-解体新書 vol.02] 構築とギミック解説-メインモンスター編-

みなさまこんにちわ!チワワの磯辺揚げです!

さて、前回はドライトロンについて概要をお話ししました。

今回は、ドライトロンの構築例と、メインデッキのモンスターについて解説しようと思います!


構築


さっそくまずは構築を見てみましょう。

こちらが私が考えた2022年5月新環境用のドライトロンの構築となります。
まだ少し調整中で、ランクマで闘うにあたっては後手札増やした方がいいかという観点があったりしますが、あくまでこれが基本となります。

元々アルデク型が主流ではありましたが、制限改定の影響により、パーデク型の方が少し安定感と先行貫通力が上というところでこちらを紹介しております。


メインモンスターカードの解説


では、主要カードについてレシピの順番で説明いたします。

儀式モンスター4種

先行制圧のためのパーフェクトデクレアラー
展開サポートのためのサイバーエンジェル弁天/韋駄天
後手まくりのためのサイバーエンジェルナーサテイア

という構成になってます。

神光の宣告者

まずこのデッキのエース、パーフェクトデクレアラーは、手札の天使族モンスターをコストにすることで魔法罠カードの発動モンスター効果の発動を無効にして破壊します。

この効果にはターン1がなく、さらに同一チェーン上で何回でも発動できます

はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。

ただ、一見無敵のように見えますが、実はいくつか弱点が存在しますので、この機会にキチンと把握しておきましょう。

1つ目の弱点は魔法罠の「効果」の発動は止められないこと
無効にするのはカードの発動なので、例えば死者蘇生やハーピィの羽箒、激流葬などが普通に発動した時は止められます。
しかし、すでに貼ってある永続魔法罠や装備魔法、フィールド魔法の効果が発動したときや、墓地に落ちている魔法罠の効果発動は止められません。
代表的なところでいえば、エルドリッチ罠の墓地効果は止められませんし、すでに表で存在している電脳界のチュチュエなどは止めれないということですね。
これを忘れると永続魔法罠の破壊やバウンスなどであっさり処理されたりするので要注意です。

2つ目の弱点はチェーンができないものは止めれないこと
ラヴァゴーレムや壊獣を使ってアルデクを除去されるというケースはめちゃくちゃあります。
また、禁じられた一滴や冥王結界波、超融合などもチェーンができないので無効にできません。

3つ目の弱点は、強い効果だけどスペルスピードは2であること
つまり、スペルスピード3であるカウンター罠は止められません。
神の通告などでアルデクを処理されるというケースもしばしばあったりします。

上位互換のモンスターとしてアルティメットデクレアラーがおり、そちらだと特殊召喚したモンスターも破壊できます。
しかし、2022年4月のリミット改定で後述のサイバーエンジェル弁天が1枚しか積めなくなった影響により、誘発貫通がし辛くなったため私は出しやすいパーフェクトデクレアラーを推しております。

サイバー・エンジェル-弁天-

次にサイバーエンジェル弁天。これがこのデッキのメインエンジンとなります。

使うのは主に2の効果。リリースされた時にデッキから天使族モンスターをサーチできるというもの。そしてこの効果にターン1がありません

ドライトロン下級の特殊召喚でコストにするモンスターはリリース扱いとなるため、弁天をコストにすれば天使族をサーチしてきて、コストが供給し続けられます。

はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。

後述するデクレアラーディヴァイナーや韋駄天、ヴァーミリオンデクレアラー、イーバや、パーデク、ナーサテイア全てにアクセスできるので非常に重要となります。

しかし、2022年4月のリミット改定で弁天が制限カードになったため、これまでやってきた弁天弁天というムーブができなくなりました。
しかし、ぶっ壊れ儀式のメテオニスドライトロンを使えば墓地から蘇生でき、それをまたコストに使ったりできるため、依然強力です。

サイバー・エンジェル-韋駄天-

そしてサイバーエンジェル韋駄天。弁天規制により代用で採用されたサブエンジンとなります。

弁天と違ってサーチはできませんが、レベル6でベアトリーチェに行ける点、そして韋駄天は儀式召喚成功時にデッキか墓地から儀式魔法を手札に加えることができるので、ぶっ壊れ儀式カードのメテオニスドライトロンを使い回すことができます。

エクシーズ素材を儀式コストにできるファフνβと組み合わせれば、2回分の儀式モンスターコストになれるのが非常に優秀。
おまけの儀式モンスターの打点パンプもいいですね。

サイバー・エンジェル-那沙帝弥ー

3種類目はサイバーエンジェルナーサテイア。このデッキの2枚目の切り札です。

墓地にいるときに発動し、墓地のサイバーエンジェル(弁天/韋駄天)を除外することで、相手モンスターを対象にとってパクり、自身も特殊召喚されます

しかも、この効果にはターン1がなく、何回でも使えます

はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。

ドライトロンギミックを回せば自然と弁天が墓地にいくので発動しやすく、その上で最大2回相手のモンスターをパクれます
これでリンク召喚を繰り返し、上級に繋げていくのです。

こいつのおかげで、何回も後手まくりワンキルを決めてきました。

ちなみにオマケとしてライフ回復したり、攻撃を無効にできたりもします。

ドライトロン下級4種

さて、テーマのメインパーツのドライトロン下級を紹介します。

まず、これらの下級モンスターには共通効果があります。
手札やフィールドからドライトロン下級もしくは儀式モンスターをリリースすることで、手札・墓地から守備表示で特殊召喚できるという効果です。
さらに、オマケで下級それぞれのサーチや蘇生などの効果がついてきます。これは召喚すると同時に処理されるので、無限泡影や幻影霧剣などのカードで無効にできません。

はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。

一回アクセスしてしまえば、コストが続く限り永遠に出てきてアドを稼いできます。

一応、この効果を使う場合はそのターン中、通常召喚可能なモンスターを特殊召喚ができないという制約があるのが要注意ですね。

ややこしいですが、例えばハリファイバー(エクストラモンスターは通常召喚できない)は出せるけど、その効果でジェットシンクロン(通常召喚可能)を特殊召喚することはできない、という感じです。

竜輝巧-バンα

バンアルファは、共通効果の特殊召喚に加えて、儀式モンスターをデッキからサーチできます。

これでエンジンである弁天をサーチしてさらに次へつなげたり、アルデクやナーサなど切り札へのアクセスもできます。

竜輝巧-アルζ

アルゼータは、共通効果に加えて儀式魔法をデッキからサーチできます。

これでドライトロンギミックの最重要パーツであるメテオニスドライトロンにアクセスできる1番重要な札です。

竜輝巧-エルγ

エルガンマは、共通効果で特殊召喚したあと、墓地からドライトロンモンスターを蘇生できます。1ターン目で墓地に行ったファフνβも蘇生が可能。

リンクやエクシーズにつなげやすくなる重要な札で、後手の場合、この効果からいきなりナイチンゲール、ダウナード、アーゼウスと繋げて盤面を荒らすことも可能です。

竜輝巧-ルタδ

ルタデルタは、共通効果に加えて手札の儀式モンスor魔法を見せて1ドローできます。

他のカードに比べると弱く感じるかもですが、この1ドローのおかげでトップで一滴を引いたりなど何回も奇跡を起こしてきました。

天使族サポート下級3種

次は天使族のサポートカードを紹介。
アルデクのコストになりつつも、それぞれがしっかり役割を持っている非常に重要なカードたちです。

宣告者の神巫

まずはデクレアラーディヴァイナーです。
初動カードの一つでありつつ、後手干渉札にもなります。

効果はメインデッキ、エクストラデッキから天使族モンスターを墓地に落とし、そのモンスターのレベル分、自身のレベルが上昇します。

これでアークデクレアラーを送り、そのアーデクの効果で儀式モンスターor儀式魔法をサーチしてきたり、ヌトスを落として相手の盤面を1枚破壊したりできます。

朱光の宣告者

そしてヴァーミリオンデクレアラー

効果は、手札から自身と天使族を捨てることで、モンスター効果を無効破壊します。

これは灰流うららや増殖するG、原始生命体ニビルなどの手札誘発を無効にできる優秀な貫通札であり、手札誘発としての妨害でも非常に優秀です。

コストでアルデクを捨てれば実質コストなしのようになりますし、後述のイーバを捨てれば次のリソースであるディヴァイナーを持ってきたり、もう一度ヴァーデクを持ってきて妨害することも可能です。

イーバ

そして天使族の中でも最重要な札、イーバ

効果は、墓地にいったときに、フィールドか墓地から天使族2体までを除外することで、レベル2以下の天使族を除外した数だけサーチできます。

はい。ぶっ壊れです。ガチで頭おかしいです。

シンプルに1枚が2枚になります。
これによりアルデクのコストとなる天使族モンスターを多数手札に抱えることができるというわけです。

汎用手札誘発2種

こちらは定番ですが、灰流うらら増殖するGです。
大体の人は知っている強力な2枚ですので、簡単に。

特にうららに関しては、展開系であるドライトロンは増殖するGが非常に苦手なので、そのGを止める貫通札としても重要です。

増殖するGは、シンプルに強いだけでなく、抹殺の指名者でGを止めるために入れております。

2種類しかありませんが、先述のヴァーミリオンデクレアラーも手札誘発の一つなので、そういう意味では後手での誘発妨害も比較的行える方だと考えております。


まとめ&次回予告


長々と失礼しました。

要は、展開力の高いドライトロン下級を回すサポートに天使族モンスターがいて、最終的には天使族の切り札2枚を出すということです。

次回は、メインデッキの魔法カード(基本的に罠は入りませんので)について紹介します。

そちらでも数々のぶっ壊れカードがあるので乞うご期待!

チワワの磯辺揚げ
Twitter: @miz_private

所属チーム
ガガガ楽団: @GGGOrchestra

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