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YUDT2022の報告

みなさんこんにちは!チワワの磯辺揚げです。
昨日2022/8/28(日)にYUDT2022へ参加し、魂のティアラメンツでなんとか優勝することができました。

今回はその時に使用したイシズティアラメンツの構築の経緯と、当日の対戦の様子を私の備忘録も兼ねて報告させていただきます。

なぜイシズティアラメンツを握ったのか

持ってる環境デッキの中で一番練度が高かったというのが一番の理由です。
ティアラメンツは出た当初からずっと使っていたので、プレイングにはそれなりの自信がありました。

制限時間が25分ということで時間切れの引き分けが不安視されていましたが、変な混ぜ物せずに極力シンプルに構築、かつなるべく早く回すことを心がけて望みました。

他の候補としてビーステッドも用意してましたが、ムラが不安でしたし、手数が多いテーマ(スプライトや竜剣士など)に勝てるイメージがあまり湧かなかったので却下としました。

構築の意図

構築は割と定番寄りですが、シングル戦ということで、できる限り事故らないように最低枚数の40に抑えたことと、引ければ強いパワーカードを散らして入れました。

特徴的なのはミラーが予想されるので決まればほぼ勝ちが決まるさくらを採用しました。
この枠はクシャトリラフェンリルやサンダーボルト、拮抗勝負など色んなカードを考えたのですが、スプライト対面でもエルフやスプリンドに対して使えるので、それくらいしないとティアラやスプライトは止めれないと考えたからです。

以下知り合いや対面したプレイヤーなどからの質問と回答です。

墓穴の指名者は入れなかったのですね

もちろん強いカードだと思いますが、展開された後の後手では手数としてそんなに強くない(特にミラーでは使ってもケルドゥやムドラで逃げられる)こと、Gなど厄介な誘発は朱光でなんとかするという意図をもって抜きました。

ヴェルズビュート採用は珍しいですね

後手まくりで突然湧いてきてフリチェ全ブッパできるのは意表をついててかつ確実に妨害を踏める、バック干渉もできるという点でダルクを抜いて採用しました。
練習段階では結構いい活躍をしてましたが、本番では一回も出ませんでした。

罠はサリークのみなんですね

正直メタノイズ(裏側にしながらおろまいするパワカ)とめちゃくちゃ迷ってました。
ただ、サリークは墓地に落ちたらサーチができ手数と安定感に繋がる点、メタノイズはうららで無効になってしまう点でサリークの採用にしました。
実際このYUDTでもトップクラスに活躍してくれた一枚です。

想定していた先行時の理想ムーブ

vs 60枚デッキ

これはもう烙印やシャドール入りの芝刈りティアラだと決めつけ、違ったら割り切りの腹積りをしてました。
なので、やはり打たれて怖いシャドールフュージョンや烙印融合を止めるために最低限ルルカロスを必ず出す、そしてなるべくケルドゥやムドラを墓地に落としておくことを意識していました。
理想を言えば深淵に潜むものを立てれればなおよしというイメージですね。

vs スプライト

最も警戒していましたが、ある意味割り切っていたテーマです。
先行取られて最大展開されたらどーしようもないので、なるべく誘発を引けるように40に圧縮した理由がここにあります。
スプライトはスタペリアもルルカロスもぶっ刺さりますので、この2体の召喚を最優先します。初動のビーバーやスターターをガンガン止めていくイメージですね。
理想を言えば相手のターンで一度ルルカロスを使ったあと、そのルルカロスを素体にスタペリアを出せればベストですね。
あとはもしGを持っている場合は、エルフを出すもしくはムドラケルドゥを落とした状態で墓穴ケアできるようにしておくことですかね。

vs ふわんだりぃず

ここがかなり嫌でしたが、まぁ少ないだろうと割り切っていたテーマの一つです。
用意する盤面はスタペリアとサリークもしくはバグースカです。前者の場合、旅支度のことも考えると無効系が2回以上飛ばせるようにしたいので、ハンドに朱光を抱えておくなど召喚時の効果をできる限り止めれるように盤面やハンドを整えます。

vs 竜剣士

割り切りテーマその2です。あまりにも手数が多すぎますし、ペンデュラム効果を止める手段はペルレイノかカレイドハートくらいしかなくその2枚は確実にアクセスできるカードではありません。
盤面としてはルルカロスを起点とした最大展開に加えて、アギドケルベクを使い相手のデッキからリソースをなるべく墓地に落としておくことを意識していました。制限のアストログラフやラスターP、イグニス連打で呼んでくる竜剣士モンスターをできる限り削ることで最大展開できないようにするということですね。

vs ビーステッド

最近増えてきていて警戒していたデッキです。
こればっかりは相性があまりにも悪いのですが、1度ビーステッドで融合効果を妨害されても手数で上回れるようにデッキ枚数を少なくし、ティアラの動きができるように意識して構築しておりました。
ビーステッドは主に烙印やPUNKを混ぜた型が多いので、先行時はルルカロスを用意しつつ、ムドラケルドゥを落とす、深淵に潜むものを立てれればなおよしというイメージを持っていました。

vs 罠ビ

ラビュリンスやエルドリッチなどの罠ビも一定いるのではないかと思っていました。そうなるとペルレイノがあまりにも強いので、テラフォーミングを入れて4枚のアクセス手段を持たせていました。
あとはここで活躍すると考えていたのがヴェルズビュートですね。
フリチェ全ブッパ+アーゼウスでワンチャンを作り出そうと考えておりました。

試合の詳細

1戦目:vs 60イシズティアラシャドール

60枚と聞いた時にもう寒気がしてましたが、予想通りシャドール混合型のイシズティアラメンツでした。
この対面はリソースや手数的には不利よりで、いかに相手より先に展開・リソース確保ができるかがミソ。
なんとか先行をとれたので勝てましたが危なかったです。

1ターン目、ハンドはかなり上々。ペルレイノ/アギド/朱光を握っていましたので安心して展開。
相手の増殖するGを朱光で弾きつつ、こちらのアギドなどで相手も動こうとしてきますがケルドゥなどで止めながらペルレイノとルルカロス、キトカロス、サリーク、ハンドハゥフニスという盤面を整えました。

2ターン目、もしシャドールフュージョンや芝刈り、烙印融合あたりを複数枚引かれていたらやばかったですが、ほぼティアラギミックのみだったのでなんとか盤面を崩さず耐えることができ、相手はハンドなしリダン単騎でターンエンド。

ここでかなり時間を使ってしまい残り5分に。

3ターン目は急いで展開し殴るが計算ミスで相手LPが200残ってしまうものの、4ターン目のトップがイマイチだったらしくここでお相手サレンダー。
辛くも1戦目を勝利しました。

2戦目:vs メタビ天気

ここでも先行を獲得。
展開の途中で墓地落としをすると、アトラクターやマクロコスモスなどが落ちました。

「あ、これヤベェやつや」

そう思った私は、できる限りの最大展開を行いペルレイノを張りつつルルカロスとリダンに墓守の罠、ハンドにハゥフニス、ケルドゥでターンを返します。

相手は天気。ぶっちゃけどこを止めたらいいのかわかりません。
虹の天気模様に対しルルカロスで無効。
シエルで雷の天気模様を貼られたところで雷をペルレイノで破壊。

これでなんとかターンを凌いだ私は、3ターン目にスキドレを貼られつつもペルレイノでシエルを退かせてから殴ってGG。

3戦目:vs ふわんだりぃず

ここで後攻となってしまいます。
しかし、ハンドには増殖するG/ふゆさくらという強力な2枚の誘発を持っていたのでティアラこい!と願っていたのですが

「スタンバイにアトラクター発動で」

はい。絶望。
苦し紛れに増Gを打つも1mmも刺さりません。

1ターン目、金満で謙虚な壺を発動されいぐるんをサーチされ、すとりー→いぐるん→えんぺん→結界像とろびーなは絡んでないものの定番の動きを展開され、えんぺん結界像夢の町アトラクター適用状態でターンを渡されます。

マスターデュエルのランクマならサレンダー案件ですよ。

2ターン目トップはハゥフニス。
残りのハンドは増G/さくら/ペルレイノ/メイルゥ/サリーク。
「どうやって捲ればええねん」と内心思いながら、ペルレイノを発動しシェイレーンをサーチ、そのまま召喚しバトルフェイズに行こうとしたら夢の町発動。
当たり前のようにライザーが出てきてシェイレーンをデッキトップバウンス。(ここで墓地コストを使うと次のターンすとりーが発動できないので、いぐるんえんぺんが召喚コストとして退場する)
サリークセットでターンを返します。

3ターン目、相手もすとりーといぐるんしかふわんだりぃずにアクセスできていない状況で、すとりー→いぐるん→巨神鳥と展開し3体で攻撃し6500ダメージでターンが返ってきます。

4ターン目、先ほど戻されたシェイレーンを引きます。
まずはメイルゥを出し効果は使わずに結界像を殴ります。(ペルレイノで打点500UP中)
これで展開できるようになったのでメイン2、シェイレーンを発動。ハゥフニスをコストで墓地に送り、デッキトップからはアギドが落ちます。
その後、キトカロスの効果を巨神鳥で防がれてしまいますが、ペルレイノでライザーを破壊、その後スプライトエルフとドラゴスタペリア、サリークまでの盤面を整えることに成功しターンエンド。

あとは相手が引いてきた謎の地図をペルレイノで破壊したりと、動きを阻害しながら6ターン目でキルを取れました。

感想

やはり練習と違い本番は緊張するので、3戦目のふわだり戦でスタペリアの出す位置を間違えてエルフのマーカー先に置けていなかったり、時間がないというのはあれどダメージ計算をミスしてしまったりと細かいミスがいくつかありました。

ティアラは余計に時間がかかるデッキではありますが、どんなデッキでもキルルートや着地点をいかに早く見出し回すかというところが肝になるとより実感したので、今後は時間をしっかり測りシビアに練習もしていこうと考えています。


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