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婚活奮闘記vol.0

改めて「婚活奮闘記」なるものを書いてみる。
もちろん現在進行形である。

某マッチングアプリを始めたのは昨年末。
登録して、なんとなくメッセージのやり取りをして、
でも会う気にもなれず放置…
そんな期間を乗り越え、
重い重い腰を上げて本格的に取り組み始めたのが6月。

  • 知らない人とメッセージのやり取りするのが苦手

  • そもそも興味が持てない

  • だからこそ会いたいとも思えない

そんな自分の性格をわかっているからこそ、
アプリで出逢ってスピード婚&幸せ婚を叶えている人から学ぼうと
お金を払って講座にも参加。
プロフィールも添削してもらって、
写真も変えて、
マインド面ややり取りの仕方なんかも教えてもらって今に至る。

アプリでの評価が良いのか悪いのか、
そこはどう自己判断していいのかわからないので伏せるが、
自己流から変えてからはそれなりなのではないかと思っている。←自己判断


まずは、そもそもなぜアプリを始めたのか、
そんなところを書いてみる。

わたしは小さい頃から「わたしは結婚しないよ」と言ってきた。
小さいときの記憶があまりない人間なのだけれど、
4、5歳くらいのときには、そう思っていた。
そして、親にもそう宣言していた。
なぜかといえば、わたしにとって『男=敵』だったからである。
それは家庭環境というものが多分にして関係していると思う。
男性に対するイメージが、あまりにも良くなかった。
だからこそ、物心ついたときには
「わたしは絶対結婚しない」そう言い放っていた。

もともとが斜に構えた性格でかわいくない。
子どもらしいかわいげも、
女の子らしいかわいげも、
残念ながら持ち合わせていない。
「達観している」といえば聞こえはいいけれど、
冷めた目で見ているというほうが合っているかもしれない。
ドライな人間だと、自分でも認識している。

世の男性たちに不愉快な想いをさせてしまうが、
「男なんていなくなればいいのに」
そう本気で思っていた。
そんな頑ななわたしが一体なぜアプリを始めようと思ったのか。
なぜ結婚しようと思ったのか。

第一に、兄弟が結婚して自分たちの家庭を築いていること、
そして、その姿を間近で見ていることが大きいように思う。
ただ「夫婦になる」ということであれば、
結婚に対する意識も変わらなかったかもしれない。
けれど甥や姪の成長を間近で見ていて、
家庭に対するイメージが変わってきた。
もちろん愚痴を聞くこともあるけれど、
子どもたちの成長というのは素晴らしいと思う。
産まれたときから側で見ているので、
やはり感慨も一入である。
そして、そんな姿を見て、家庭を持ちたいと思うようになった。

命の誕生というのは、ほんとうに素晴らしいと思う。
そして、とても不思議なことだと思う。
人間というのはパンダよりも体が小さい。
それなのに、人間の赤ちゃんというのは、
パンダの赤ちゃんよりも大きい。
不思議でしょうがないが、
人間というもの、そして宇宙というものの神秘を感じる。

第二に、ヒロコ・グレースさんや小田桐あさぎさんの講座に参加して、
夫から愛されて大切にされている女性たちと出逢えたことも大きい。
それまでのわたしの価値観は
「男は女をこき使う生き物」だった。

  • 家政婦としか思っていない

  • 手に入れたら(結婚したら)大切にしない

  • 外に働きに出ているというだけで威張っている迷惑な存在

羅列したらキリがないのだが、そんな価値観をずっと持ち続けていた。


それは結婚に対しても同じである。

  • 結婚したら女は家事も育児もやって、さらに働きにも出なきゃいけない

  • 夫にこき使われて、自分の時間なんて持てない

  • 好きなことも、家のなかでゆっくり過ごす時間も

  • そして年月が経てば、男女どちらも文句を言い始める

そんな悪いイメージしかなかった。
だからこそ、結婚したいと心から思えなかった。

けれど、講座で出逢った方たちは違っていた。
「神夫」「神旦那」「神彼氏」と言っていた。
すすんで家事をやってくれる、
息をしているだけで褒めてくれる、
「結婚して幸せ」と子どもがいても伝えてくれる。
挙げたら暇がないが、
そんな言葉たちを幸せそうな笑顔で話すのである。
だからといって簡単に価値観が書き変わるわけではないが、
コツコツと、その価値観が貯まってきた。

わたしが知らないだけで、
男という生き物は、もしかしたら優しいのかもしれない。
結婚というものは、もしかしたら素敵なものなのかもしれない。
自分の知らない幸せな結婚という世界があるのかもしれない。
それを知りたくなった。
そんな世界を経験したくなった。
斜に構えて「わたしには必要ない」そう言い続けることもできるけれど、
違う世界を見てみたい。

それが「結婚しよう」「アプリをやろう」と思った理由である。
まだまだ奮闘中ではあるけれど、
この行動を通して自分がどんなことを感じるのか、
どんな結論に辿り着くのか、
そんなところも楽しみだ。
そして何年か後に
「ああ、こんなことしてたなあ」って、
「がんばってたよね、わたし」って、
温かく笑って話せる自分になる。

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