見出し画像

人間関係の賞味期限。

ある人は言った。
『人間関係には賞味期限がある』と。

私はこの言葉を言われた瞬間、とてつもなく虚しく悲しく切なく、鈍器で胸と頭を殴られたような、そんな衝撃を覚えている…。


私にはありがたいことにネット上にも現実にも友達がいる。その友達の1人が放った言葉だった。

実際に私も会わなくなったり、連絡しなくなった友達がたくさんいたから余計に『わかるぅ』と強く共感し響いてしまったのかもしれない。

ある人の自己啓発本を読んだときに
私たち人間は、潜在意識のどこかで繋がっているいて、出会うべき時に出会いたい人に出会える。だが出会うには、人間が必ず行動を起こさなければ出会うことができない。
と書かれていたのを思い出した。その時の私は、わかるようなわからないような何とも言えない気持ちで本を読み続けていたが、改めて伏線を回収できたような気持になった。

SNS上の友達と話しているときに、「なんでSNSをはじめたの?」という話題になったことがあった。みんな、「新しく挑戦してみたかったから」や「夢中になれるものが欲しかったから」というような、前向きな意見が多かった。みんな似たような気持ちでSNSを初めていたからだ。

私もSNSを始めた頃、会社でパワハラとモラハラを受けていて、いい加減次のステップに進んで現実を変えたいと思っていたのと同時に、自分に構ってほしいときに構ってくれる心の拠り所が欲しくて、勇気と暇とスマホを片手に始めたのが理由であった。

それと同時に私にも連絡を取らなくなった相手がいた。会社の同期だ。
楽しいことや嬉しいこと。悩みやお互いのやりたいことを沢山話していたが、それぞれ実現させたいものが明確に見えてきた時、自然と連絡を取らなくなっていた。

あの頃仲の良かったあの人元気かなー、久しぶりに会いたいなーと思う時はもちろんある。
だが、いざ連絡をとったり会う約束をするとなると会うことがめんどくさいというよりも、絶対に会いたくない精神が出てくる。
そう思うと、小さな小さな自分が心と頭の中にいて必死に止めようとしているのをひしひしと感じ取れてしまうのだ。

ほんとに会いたいと思う人には何着ていこか考えたり、どんなところに行こうか下調べするだけでもワクワクするのに不思議だなーと、改めて思い知らされる。

さて、来年の今頃どんなパラレルでどんな人に囲まれてどんなことで自分が笑っているのか、楽しみである…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?