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自分の母親のことを noteに初めて書きます。

こんにちは。

昨日、母親から電話が掛かってきました。
毎度のことながら、母親は自分の近況だけを
一方的に話して電話は終わりました。

母親と接触した後は、私の心はいつもざわつきます。

私にとって母親との関係は鬼門のようなものなので、
今までnoteで書いたことはなかったと思います。

今日は母親について書けそうだと感じたので
少し書いてみたいと思います。


物心ついた時から、私は母親に何も言えませんでした。
私が何か言えば「違うでしょ!!」と頭から否定され、
冬はこたつの中で足を蹴られ「言うな!!」のサインを
送られていました。

他にも母親の強烈なエピソードがあります。

私の結婚式で、母親は17分間のサプライズスピーチを
強行してくれました。
母はスピーチで「(私が心を開いてくれなくて)
 お母さんは寂しかった」と高らかに話していました。


いつも愚痴を言っている母。
私の娘がお腹に入っている時も それは変わらず続いていました。

検診帰りに実家へ行った時のこと。
その日も母親の愚痴が始まりました。

さすがにお腹の中の子には
愚痴を聞かせたくなかったので
私は思い切って「やめて」と言いました。
けど、愚痴の終わる気配はありません。
私は仕方ないので「帰る」と伝えました。
すると、母は早口で愚痴を言い始めるではありませんか。
愚痴を止めてくれない母に悲しくなり
私は泣きながら帰りました。
(母親の愚痴がひどいので、
産後も実家へ頼ることはしませんでした。)


犬は、信頼している人にお腹を見せてくれますよね。
私も思い切って、母親にそのように甘えてみたことはあります。
けど、逆にお腹を踏みつけられるような思いを何度もしてきました。

母親に自分の繊細さを理解さることは全くなく、
「鈍感になれ」「気のせいだ」と言われ続けたことも辛かった。
本当に本当に心が痛かった。
小さい頃の自分はよく頑張ってきたと思います。



でも、この経験をして良かった事もあります。
母親にされて嫌だったことは、
人に対してはやってはいけないことだとはっきり学べたから。

このことは、娘を育てる時にすごく役に立ちました。

「人の話を最後まできちんと聞いてあげる」
「しっかりと抱きしめてあげる」
「どんなことでも、先ずは気持ちを受け入れてあげる」

人として当たり前のことかも知れませんが、
母との悲しい経験がなかったら、
私は母同様に娘の人格を否定するようなことを
していたかも知れません。


私の心の傷はまだ完全には癒えていませんが、
娘から絶対的に愛されている母親で居られることで
その傷は徐々に薄くなっています。


少し前まではnoteへ母親のことを書くことなど
考えられなかったけれど今日は書けたし、
ちょっと前進できているかな。

がんばってきた私に乾杯。


みなさまも、最後まで読んでいただき
本当にありがとうございます。

今日もみなさまに
幸せな出会いが沢山訪れますように・・・💓