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黒竜を駆り、竜騎手を束ねる生まれながらの王
初登場時は、リアナの次の領主権保持者(継承者)。血統正しい竜族の貴公子で、物語開始時点では竜騎手(ライダー)の長をつとめている。王国の第一の竜(アルファメイル)、アーダルの主人である。呼び名は「摂政王子」、「黒竜大公」など。
外見:身長は6フィート3インチ、うなじで結った長い黒髪、目はブルー。声が大きく、威圧的な美貌。「王国一の美男子」と評されることもあるが、本人はあまり取り合っていない。
経歴:竜族の貴公子は有能な指揮官となり、そして王へ
オンブリア屈指の名家に嫡子として生まれ、将来は王や領主となるものと期待して育てられた。父をはやくに亡くし、奔放な母とはそりがあわず、弟は養子に出されたため、大切にされつつも孤独に育った。
成人後は竜騎手団で順調にキャリアを積み、戦時中は王太子エリサの後任として竜騎手団の長となる。政治力のない母レヘリーン王の代わりに国政を主導する場面も多かったことや、リアナの存在が知られていないあいだに王太子の代わりをつとめていたことから、「摂政王子」の異名を持つ。
政治的にはエクハリトス家の長として、最年少(物語開始時)ながら五公の重要な位置をしめる。
家族
父はエクハリトス家領主イスタリオン、母はトレバリカ家、エクハリトスの傍系出身でもあるレヘリーン。父母をおなじくする兄弟にフィルバート。異父弟にマルミオン。叔母は五公の一人グウィナ卿、また甥はヴィクトリオン・ナイメリオン。
人となり
野心家で高慢だが、それに見合う努力も怠らずに精力的に働くタイプ。群れをひきいるリーダー(アルファメイル)の自覚が強く、よく言えば庇護的、悪く言えばワンマン。趣味はヴァーディゴ(竜球)と呼ばれるスポーツと、読書。威圧的な外見にかかわらず、子どもや動物からは意外と好かれる。嫌いな食べ物は酸っぱい牛シチュー、好きなものは干したナツメヤシやブドウなどの携帯食。
ヒロインとの関係
第一部では、自分の王位のためにリアナを利用しようという考えを隠さない。世間知らずの子ども扱いする彼とリアナはたがいに反発しあいつつも、トラブルをともに乗り越えることに。第二部以降はリアナの恋人、またのちには夫となる。愛情深く庇護的だが、王として氏族長としての責務と夫婦生活が板挟みとなり苦労することも。エクハリトス家の男らしく、つがい(配偶者)には情熱的に一途であり、ほかの女性に目うつりしている様子はない。
魅力と短所
王国一の美男子と言われ、また黒竜アーダルの主人でもある。能力と美貌にすぐれ、それにふさわしいプライドをもつ。また、政治的場面をのぞけば裏表のないタイプであり、言動に信用がおけるのも美点。感情が高ぶりすぎると竜の制御を失って暴走してしまうことや、愛情が行き過ぎて支配的になってしまう点が短所かも。
■イラスト集
王としての服装イメージ1
左から 竜騎手団の正装(長衣《ルクヴァ》)、東部風の部屋着、
王としての服装イメージ2、おまけ(??)
4部ラストで髪を切って以降、短髪が気に入っているらしい
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