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管楽器修理のシェア工房構想

毎度おなじみ?管楽器ビジネスアイディアシリーズです。

僕は数年前からシェアサロンで友人の美容師に髪を切ってもらっています。
シェアサロンというものに初めて行った時に思いついたのですが、
シェアできる管楽器修理工房があったら便利だなーと思いました。

管楽器を修理するのは、楽器店、工場、個人工房など、様々ですが、個人工房を開くとなると、工具代や設備代が結構かかります。
しかし、日本の管楽器リペア科を卒業するリペアマンの卵達は年間何百人も輩出されます。
しかし、楽器店や工場への就職先というのは多くて数十名。
もちろん卒業生の全員が管楽器リペアマンを目指しているわけではありませんが(卒業までに夢が変わることが多い)、卒業生を管楽器修理という
現場では受容しきれないのが現状です。
そしてほとんどの方がそれを知らないまま専門学校に入学してしまうのですが。。。一応フォローしておくと、きちんと入学前にきちんと説明している学校もあると思いますが、学校としてはとにかく入学してほしいわけですから、就職の間口は狭いですよってわざわざ言わないですよね。
また、管楽器修理を勉強することで様々な職業に活かすこともできますので、決して無駄ではありません。僕も勉強して良かったと心から思っています。
しかし、管楽器リペア科を卒業する時の就職の間口は狭いので、その間口を広げるためにも管楽器修理のシェア工房があるといいのでは?と思っています。
実際、僕の同級生以降、僕の居た学校はほとんどの卒業生を音楽業界以外に送っています。先程も書きましたが、途中で夢を変えたり諦めたりなどもありますが。
そして、高い学費を払って、大量の工具と知識を持った状態で全然違う仕事をしているわけです。
それでいい人もいますが、もったいないとも思います。
世の中には潜在的に楽器修理の需要があるからです。楽器はたくさんあるし、使われていますし、壊れていることに気づいていない人もいます。
なので、修理が必要な楽器はたくさんあって、修理ができるけど修理する仕事に就いていない人がたくさんいるという状況です。
なので、気軽に使えるシェア工房のようなものがあったらいいなと考えております。

教え子を満足に就職させてあげられなかったことを踏まえて、これは将来実現したいな、と思っています。

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