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函館修道院巡り①

まったく前調べせずにふらふらしてしまう癖があり、家人との旅では特にその傾向が顕著に出てしまう。今回もそんな感じでした。ですが(?)、だからこその感動も大きい。今回は修道院巡りをし、その中でも大変心が動いた場所がいくつもありました。


函館ハリストス正教会

日本で一番初めにロシアから正教会が伝えられたのがこの函館。聖ニコライが伝えたものです。(東京のニコライ堂も正教会の聖堂)
国の重要文化財にも指定されています。

美しく修繕されていました

2021年から今年の春まで修繕中だったそうです。天気の良い日に見ることができて本当によかった(美しかった)。
HPもありました。

聖ニコライのモザイク

ちょうど敷地の真後ろには聖ニコライのモザイクがありました。

教会の中に入るためには200円拝観献金が必要です。いくらでも支払います…なお堂の中です。写真撮影はできません。が、記憶の中には刻み込みました。なんたって山下りんのイコンがずらり。全然調べていなかった自分にとっては衝撃の嵐でした。

山下りんのイコン

山下りんのポストカードが購入できます

だいぶ以前にNHKの日曜美術館で山下りんについてみてはいました。気にはなっていたのですが、まさかこんな時に間近で見られるとは思いませんでした。

生で見る、間近でみるイコンは素晴らしく、お堂の中に降り注ぐ太陽の光と相まってとても美しく感動しました。生の絵(イコン)を自分の目を通してみると本当に感動します。しばらく見入っていたのですが、さすがに家人が飽きてきてしまったのでその場を後にします。
出入口では、りんの作品(イコン)のポストカードが売っていましたので、もちろん購入し、今でも眺めています。(最初、売っていることに気づかなかったのですが、目の端に映ったポストカードにくぎ付けになり急いで買いました。その行動に係の方は驚いていました…あまり気付かれる方がいらっしゃらないようでした)
イコンは誰が作成したかわからない(作者の名前を記さない)ことが多いので、どこに何があるかわからないことが多いのですが、今では山下りんの研究が進みどこに何があるかわかる、こんなサイト まであるようです。

旅行を終えてしばらくたちますが、いまでもこの時に買ったポストカードは作業台の脇においてあり、たまにちらちら眺めています。

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