乗り越えて秋風、そして紫煙

はいどーも。高宮です。

無事に昨日は朝までのバイトを終え、無事では無いことがありメンタルが死に、特にこだわりもなく時間と金がないことを言い訳に適当に伸ばしていた黒髪ロング(そろそろ胸下あたり)をバッサリと切る決意をし、閉店後そのまま美容室に予約を入れて帰ってきてだらだらと寝て起きて今。洗濯物を回している。シャワーを浴びて美容室に行ってまた帰ってきてそのままバイトという強行スケジュールですがメンがヘラヘラしすぎて刃物に手が伸びそうだったのでやむを得ません。ざんばら髪で行くよりは夏休み終わるので♡って短い髪で現れる方がまだ穏当だわ。

この話を今日まとめようかと思ったんだけどなんかまあもういいかあと思ったから別の全く関係ない話します。煙草のお話。

今更喫煙の害とかなんとか言える立場のヤニカスでもないのですが、ハタチ過ぎてからなんとなく手を出した煙草がついつい癖になり、付かず離れずの付き合いの結果なんか同棲状態?あたしはこの子を本当に愛しているのか?世間ならそろそろ結婚する?みたいな話も出るぐらいの月日は一緒にいるよ?最近女の子とキスしてないけど(男の子とはしているわけではない旨付け足しておきます)、ルーシアちゃんとは毎日ちゅっちゅしてるんだけど???

禁煙宣言の半日後に新箱の写真を添えて「別れるなんて言ってごめんね…」っていうツイートへのフォロワーのリプライ「笑ったけど期待してた自分がいた」

なんかねそういうもんなんだろうな。嗜好品は依存と隣り合わせですし(お酒とお砂糖は少し離れているけどカフェイン依存がひどい)、人間そう強くもないし別に強くなくていいし。

四年も吸っていたら煙草のエピソードを上げていくだけでもう本が一冊書けるレベルです。大親友が差し出す火で吸う煙草は美味いし、弟が買ってくれたライターはお守りだし、ハチャメチャに恋をしていた人との初デートで買ったジッポ(ホテルでオイルを入れて二人で盛り上がった。翌日振られて帰りました)は未だに使い倒してるし。

駅の喫煙所でぼーっとしていたらおじいちゃまに「さっき財布をスられて…」「そうなんですか(警察行ってくれ…)」なんてこともあったし、別の喫煙所でおじさんに話しかけられて素性を明かしたくないあまり「はい」「そうなんですよ」を繰り返していたらいつの間にか「今まだ朝10時だけど電車で2時間かかる観光地からここまで友達と帰ってきた地元の女」になっていたこともあります。

新幹線の喫煙室、大学の喫煙所、もちろんバイト先でたくさんの見知らぬ男女に火を貸してきたし、威嚇にも媚びにもコミュニケーションツールにもにもなる煙草、あたしはめちゃくちゃ悪い印象は持ってないです。

そんな、思い出話のひとつを残してシャワー浴びてきます。

Qさんは、Twitterで繋がったセクマイアカウントのフォロワーさんの恋人でした。地上に舞い降りた妖精さんが誤ってオタクになってしまった事で有名なそのフォロワーさんにあたしは当時からめちゃくそに懐き倒し甘えかかり、フォロワーさん経由でQさんのTwitterアカウントとも繋がり、茶目っ気のあるイケメンというハイスペさながらSNSを駆使する現代っ子にしては少々人見知りのきらいもあるその人とも、いいねやリプライを送り尊みの深いデート写真をTLで拝見しては二人のいる方角に五体投地するなどしていたのです。

Qさんはカフェで正社員として働く方でした。あんなイケメンがギャルソン姿でコーヒー運んでくれたらお腹いっぱいでケーキが入らない><その甘い笑顔だけでお砂糖ミルクはいりませんっ><などという考えがガムシロップより甘いことはエスプレッソ並のブラックさが香るあの人のツイートからも察しておりました(どうにかうまいこと言おうとしてスベるのはやめてくれ…)

あたしは当時から喫煙者で、お酒やコーヒーと一緒にだらだらやる煙草が好きでした。そんなQさんがある日、珍しく自発リプライをくれまして。

「これ見たら高宮さんのことが一番に頭に浮かびました~!」添えられていたのは『世界一煙草に合うコーヒー』というドリップコーヒーの画像。なになにそれめっちゃ気になる~!と喜び勇んでリプライをしましたね。

彼女のフォロワーっていう、薄い繋がりでも覚えててくれた事、慣れないとリアルの友人だとしても上手く話せないと言うあの人がリプライを送ってくれた事、端的に言えば推しからの認知とファンサに沸くオタクでしたわ。

Qさんは知ってました、その恋人が昔は喫煙習慣を持っていたこと。あたしも知りました、今Qさんの身近には一人も煙草を吸う人間がいないこと。

二人はその後別々の道を行くことになるんだけど、なんだかあたしはこの記憶が忘れられない。美談に昇華したほっこりエピソードとかもうなんかもうクソくらえだよと思ったりする自分もいるけど、嬉しかったこと、楽しかったこと、別れたから全部なくなってしまうというのはあまりにもしんどいよなあとも思います。

そんな話を、大好きなYouTuberさんの「久しぶりに深煎りのコーヒーを飲みました」って投稿で思い出したんだわ。ジョージアのペットコーヒー飲んでさ、一服したら、さて今日も戦いにいきますか。


「世界一煙草に合うコーヒー」、どんな味がするんだろ。もう感想はあなたに届かないけど、煙草をやめる前に飲んでみるね。煙草じゃなくてシフォンケーキに合いそうだなあなんて思っても、カップと紙巻きを持ったらフォークはもう持てないから安心してよ。


ここまで読んでくださりありがとうございます。 Twitterもやってます~。noteと一緒にフォローお待ちしております! お気に召して頂けましたら飲み物一杯、ご馳走してやってください!お酒やコーヒー飲みながらまた書きます。