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走れ!!さすれば健康への道は開かれん。

猛暑が続いています。関西は、明日からしばらく天候が崩れる予報。今日で吹付作業が終了なので、なんとか間に合った感じ。仕上げ作業は天気の具合を見て行いましょう。週末にはゴルフも控えています。この時期のゴルフは例年雨に泣かされますが、さて、どうなることやら。

昨晩は夕食後、行きつけのBARへ。ママが明日から手術のため入院します。なので、今月一杯お店を閉めることに。それもあって、事前に連絡を受けていた常連さんで賑わっていました。ママと会話をするたび、みな口々にエールを送りますが、当の本人はどこ吹く風、といった調子。彼女はとんでもなく優しい人なので、きっと強がりでしょう。その立ち振る舞いが、格好良いな、と感じました。

手術といえば、僕自身、3歳までは入退院を頻繁に繰り返す身体が弱い子どもだったと聞かされています。まるで他人事ですが、まったく覚えていないのでご容赦ください。喘息やアレルギーがひどく、さらに、耳に水が溜まる病気で、頭も一度切開したようです。3歳で全身麻酔するのですから、両親は大変な思いだったでしょう。

そんな僕の体質を改善するべく、「ザ・昭和の男」である父は、ある日、「心肺機能を高めれば身体は強くなる!!」という謎の理論を母に披露します。当時現役の看護師だった彼女がその理論に傾倒したとは到底思えませんが、結果的に、僕は退院後、4歳を迎えると同時に水泳・空手・野球を同時に習い始めることになります。

野球一本でやりたい、と父に伝えるまで、1年もかかりませんでした。それほど、当時の僕は野球の魅力に取り憑かれていました。そして、驚くべきことに、小学生に上がる頃には、喘息とアレルギーがすべて治まったのです。それは37歳になった今でも顔を出すことなく継続中。理論の信憑性はともかく、結果は大成功です。

父はといえば、家族で集まった際、誰かの調子が悪いと、その度に僕の顔を指し、「こいつの身体で立証された。病は肺から!! 走れ!!」と叫びます。完全に老害ですが、まあ、親族くらいは多めに見てやろう、といった感じで、周りはただ穏やかに微笑むのみです。

余談ですが、そんな父は病院が大好きです(母談)。少しでも体調が悪くなればすぐにかかりつけの病院へ駆け込みます。種類は不明ですが、薬も1日10錠は飲んでいるのではないでしょうか。愛用のクリアケースをいつも持ち歩いています。食事の度、妹が「自分はめっちゃびびりやん。気合いで治せば?」と軽口を叩くのですが、「俺にはこれが合っている」とまるで意に介している様子がありません。

極めてプライベートな内容に終始しました。まるで需要はないでしょうが、まあ、たまにはこういうのも良いのではないでしょうか(遠い目)。






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