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ベイビーわるきゅーれを激賞していた若者。

朝から猛暑です。元請さん発注の塗装屋さんが屋上の手すりを塗っていますが、見ているだけで気が滅入ります。屋上作業は完全に危険水域突破。すでに、朝礼では頻繁に熱中症に対する注意喚起がなされています。

今日は朝から施主検査でした。指摘事項は今回もなし。残すところあと2面です。前回に引き続き、施主さんからお褒めの言葉をいただきました。職人さんたちに感謝です。工事も佳境ですので、最後の追い込みへのモチベーションになれば良いです。

そろそろ書類を片付けていく時期に差し掛かりました。今回は公共事業です。民間とは違い、写真の枚数も数倍になるので、ダブルチェック・トリプルチェックするだけでも相当時間がかかります。今月一杯は、社内の内勤の人たちと頻繁に連絡を取り合うことになるでしょう。ちなみに、僕が行っている外壁工事では、材料の搬出入と調査補修に関する写真が大部分を占めます。

昨晩も行きつけの焼き鳥屋で呑み。常連の若者と、彼が最近観て驚いたという「ベイビーわるきゅーれ」の話に。僕も大好きな作品だったので、懐かしさに目を細めつつ、小一時間は感想戦を繰り広げました。と言っても、公開間もなく映画館で見た僕は記憶も曖昧で、最近観たばかりの彼がほとんど話し続けるかたち。聞いているうちにまた観たくなったので、近々Netflixで再見しましょう。どうやら続編も出ているようで、今から楽しみです。

日本の映画で驚いたものといえば、「かしこい狗は、吠えずに笑う」が真っ先に思い浮かびます。たしか知人にオススメされて観たように記憶していますが、もうぶっ飛びました。誰かに映画のオススメを聞かれると、一時はこの作品ばかり答えていました。

歴代邦画ベストは誰がなんと言おうと「紀子の食卓」です。表現はあそこまで苛烈で良いのだな、と初めて教えてもらった映画でした。今ではすっかり名バイプレイヤーとなった光石研の演技は必見。吉高由里子の価値も再確認できるでしょう。

さて、小説もぼちぼち書き進めています。現在4万字を突破。そろそろ登場人物たちの性格がおぼろげに見えてきました。高校が舞台なので、自分の学生生活をぼんやり思い返しながら書いています。思い出の大半は野球部のグラウンドの光景です。夏の砂の匂いと冬の白い息は今でも鮮明です。

佐藤究の「テスカトリポカ」が文庫化されたようです。すぐにでも読みたいですが、もう少しの辛抱ですね。氏の作品はすべて読んでいます。新作が待ち遠しい作家も少ないので、これを楽しみにサクッと書き上げましょう。


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