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自分に嘘をつく恐怖

こんにちは、まいかです。

ご訪問ありがとうございます。


2020年、私はコーチングを学んだ

占いでは悩み解決はしないと確信したときだった。

コーチングとはその人の潜在意識からの望みを本人から引き出していき

本当の自分とは、本当の自分は何がしたいのか、何を望んでいるか、

どうなりたいのかを探り当て、

自分で目標を決め、それに向かって一緒に走り出すお手伝いをする


そんな仕事だ。


ある時、仕事の依頼が舞い込んだ。

詳細は書けないが


大学4回生の女の子。
最初のセッションで、自分の夢、なりたい自分を探り当てた

そしてそれを学ぶために英国の大学院に行くという目標が

決まった。


3か月の毎日のやり取りの中、ブレたり、挫折しそうになったり

お金の問題など、英語の問題と色々あったが

無事受験できるところまでこぎつけた。


結果、大学院に合格することができ

彼女は無事渡英。


そして、去年卒業できた暁には

自信に満ち溢れた彼女の満面の笑みの写真が

感謝の言葉と共に送られてきた。


ひとりひとりを輝かす

それが私の目標だった。

ひとりひとりが輝けば

地球のアセンションが無事多くの人々と共に成功をとげる

誰も取りこぼしがないように・・・


だが、彼女は渡英するのに飛行機に乗らなくてはならなかった

ワク〇〇を3回打たなければ搭乗できないといわれていた時期

明日打ってきます!という連絡を受けた


「打ってはダメ!」・・・・・・

言えなかった。。。。


彼女がどんな思いでこの困難を乗り越えて来たか

自分の自信のなさ、綺麗な子と比べては辛い思いをしたり

そこからどう抜けるか工夫し、実行し、

目標よりも遊びたい衝動との折り合いをつけ

葛藤が続く毎日を一緒に過ごし、勉学に励んだ彼女に  


今更その言葉は

重すぎた


でも、私は知っていた。

彼女の強みは

「運がいい」ということだった。


だから、絶対に大丈夫。それを信じた。


案の定、副反応もなく今も元気に過ごしている。

それでも


私はこの仕事が怖くなった。



先日、医者になりたいという息子がいる母親と話をしていた。


コーチングを受ければ、目標は達成されるだろう


そんな自信が私にはあった。


だが、私は何も言わなかった


医者になりたいという、高校生


コーチングは純粋にその人の目標達成に伴走することだ


もし潜在意識から本当にそれが彼のしたいことであったら


もちろん応援する


だが


今の私に、その夢を心から応援することができるだろうか・・・・


すでに2年前とは大幅に変わってきた私

心優しき少年少女

純粋な若者たち

今まで受けた教育が

そうさせているとしても


悪の道への手助けを


私の心が許さない



そんな葛藤をかかえながら


またも、占いを学んだ時と同じような


虚しさをおぼえた。


正しいか正しくないかなど、そんなものはない

本人がやりたいこと

それがその人の人生だ



分かっている


ただ私は常に自分に正直であり続けたい


恐いのは


良かれと思ってしたことが

反転したときの

恐怖だろうか


それとも


自分に嘘をつくことだろうか




最後まで読んでいただき有難うございました。


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