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仏頂面の長男を前に思うこと

明るくて、

末っ子らしく甘え上手な次男。

嬉しい時は満面の笑顔で喜びを表現しするし、

面白い事、

嬉しかった事、

なんでも直ぐに私に報告してくれるので、

親としてもとっても分かりやすいし、

扱いやすいです。


対して長男。

私に似ていて理屈っぽく、

ひがみっぽいのです。

悲しいことがあっても、

嬉しいことがあっても、

いつも無表情で本当に分かりにくいです。

反抗期の今は敵対心をむき出しにしてくることも多々あります。

なんだかそんな長男をイマイチポジティブに受け止めきれない私です。


明るいのはいいことだけど、

暗いのはダメ。


甘え上手は美点だけど

不愛想は短所。


私にはそんな思い込みがありそうです。

自分のことをそういう風にネガティブに捉えているのでしょう。


長男は昔から手がかからず、

頭の回転も速く、

運動神経抜群。

小さいころは人からよく凄い美形だと褒められる容姿。

なのにいつも寂しそう。


不愛想なのは、繊細な証拠なのかな

と最近思います。


長男は繊細な分、沢山傷ついてきたこともあったでしょう。

人知れず泣いたことも沢山あったでしょう。


長男が幼稚園の頃から、義父母のところに長期休暇の度に2週間ほど預かってもらうのが常でした。

それまで一度もぐずったこともなければ、いやだと言ったこともなかったのに、

義父母の家を後にしおうとした途端、

「うわーん」

と寝室から泣き声が聞こえてきて驚いた思い出があります。


その泣きじゃくりっぷりがとても印象に残っており、

表にはださないけど、とても繊細な子供なんだと強く感じさせられた一件でした。


長男は仏頂面をして自分を守っているのかもしれません。

自分の事を振り返ってみても、悪気がないということは分かるのですが、

やっぱり傍から見るとすこぶる感じ悪い。

そのまま受け止めようという気持ちが吹っ飛んでしまう。

「その態度なんとかして」

と思ってしまう私です。



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