#FREEUSHIKU

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最近の記事

#FREEUSHIKU 名古屋入国管理局面会記録_0807_2018

①男性 ペルー 1990年に来日し、群馬県で車関係の仕事を23年していたが、罪を犯して5年間服役(静岡刑務所)して、その後名古屋入管に移送された。10ヶ月になる。 妻とは離婚したが連絡はとれる。娘が群馬で元気で働いているとのこと。ただし娘とは連絡がとれない。もし出られたら娘に会って仲直りしたいと語っていた。 健康で足りない物も無いが悩んでいる。どうしたらいいのか。自分だけでなく皆悩んでいる。何もできない。ストレスが溜まる。 最後に国語辞典、漢和辞典があれば欲しいとの要

    • #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0725_2018

      (以下、@solakofi(twitter)さんの面会記録を、ご本人の許可を得てツイッターから転載させていただきます。) Sさん(スリランカ女性) 胸がドキドキする。 一ヶ月に一度 下の病院に連れて行かれるが、 行きたくないと思っている。 なぜなら行っても、ドクターは顔を見るだけでなにも診療してくれないから。 Sさんは進行性の難病(※強皮症)を患っている。 腕や耳の一部にその症状が広がっているが 入管は一切治療をしようとしない。 痛み止めと睡眠薬しかもらえな

      • 東京入国管理局(品川入管)提出嘆願書

        • #FREEUSHIKU の活動(2018.3-7)

          3月7日 渋谷ハチ公前にてアピール街宣(#FREEMEHRIBAN) -クルド人難民のメルバン・ドルスンさん22歳は、2017年11月に突然、品川の東京入国管理局に強制収容された。3月7日の渋谷アピール#FREEMEHRIBANは、持病の薬すら禁止されていたメルバンさんの解放をもとめるものだった。この後4月に別の自死事件を受けて#FREEUSHIKU が開始されるが、そのきっかけは#FREEMEHRIBAN にあった 3月22日 東京入国管理局にて抗議と署名提出(#FREE

        #FREEUSHIKU 名古屋入国管理局面会記録_0807_2018

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0704_2018

          Sさん(スリランカ、女性) チケット係と話した。「何で仮放免を待っている。早く帰れ。あなたの仮放免はダメになる。」と言われた。チケット係とはいつも喧嘩をしてしまう。以前「嫌な事」(あなたの死体をスリランカに送り返すのに何百万円かかると思ってるんだ。あなたはお父さんお母さんにもう会うことは出来ない)を言った職員である。 入管で出されるご飯が全然食べられないので、パン食にチェンジしたいと申し出たら、あなたは偏食で言ってるからダメだとはねつけられた。Sさんは収容されてから6キロ

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0704_2018

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0611_2018

          Mさんミャンマー女性 (面会前、金属探知機を通る時、入管職員に「ノートの中軽く見ますねー」とパラパラと記録ノートの中身を見られる。面会を始めて以来初めての事である。) 血圧が低いので少しめまいがする。 シャンプー、リンス、洗剤など入管内では値段が通常の2倍する。 同じ民族の人が面会に来てくれる仮放免の保証人の日本人も居る。仮放免申請は入ってからこの8ヶ月1回だけ。保証人がなかなか見つからなくてそうなってしまった。 フリータイムは9:00〜12:00 13:00〜16:0

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0611_2018

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0531

          2018.5.31東京入国管理局聞き取り 。 Aさん女性。 血圧は薬で下がったがまた上がったり。体の右側が痛む。右足が腫れている。持病があるけど保険が無いから入管で病院に行けない。 息子さんに電話して欲しいと伝える。 3回駄目になった仮放免申請を大丈夫にする為に弁護士を紹介して下さい。 息子さんはとても忙しい、先日会社半日休みで1ヶ月ぶりに面会に来てくれた。 息子さんの奥さんが足を怪我したのを中でとても心配している。 仮放免は駄目だった時に理由を教えてくれない。 泥

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0531

          難民と入国管理について正確な報道を!6月6日放送「クローズアップ現代」について

          2018年6月8日、NHK「クローズアップ現代」で放送された難民特集は、日本社会に住む難民申請者について誤ったイメージを伝える内容でした。また、多くの自殺者まで出している入国管理行政への批判的視点を欠く構成でした。出演者のコメント、とくにサヘル・ローズさんの冷静なコメントが、偏見助長を食い止め、報道番組としての品性を保っていました。しかし、番組全体の作りは極めてずさんでした。収容所で難民申請者に面会している#FREEUSHIKU にも、怒りが拡がっています。 番組には大きく

          難民と入国管理について正確な報道を!6月6日放送「クローズアップ現代」について

          #FREEUSHIKU 牛久入国管理センター面会記録_0528

          2018.5.28入国者収容所東日本入国管理センター(牛久入管)聞き取り。 今日は自死されたクマルさんと同じブロックのWさん(ブラジル国籍)とSさんにお話を2人同時に伺った。 Wさんはクマルさん亡き後最初にハンストを始めた方。署名の内容や今までの聞き取りをプリントしたものを事前に差し入れしたが面会の時点ではまだ入っていなかった。 17,000筆近い署名を事前に総務課に提出した事を報告。国会議員が2回質問した事を報告。 Sさんは最近自殺未遂をした収容者についての情報をメ

          #FREEUSHIKU 牛久入国管理センター面会記録_0528

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0521

          Sさんインドネシア女性 身体が痛い。めまいは副作用の出た薬を辞めたら収まった。肩と胸が痛い。 ご飯は少しだけ食べれる、甘くてあまり食べられない。 来月13日の難民審査がある。もし通らなかったら無理矢理帰されるかもしれないのが怖い。 外部の病院に行くと医師が「帰れ帰れ」と言うのでその事を考えると具合が悪くても病院に行くと言えない。 少し遠い外部の病院の医師である。 入管の医師も帰れ!(彼女の持病に関する)薬をあげることは出来ない、と言う。 1回目の仮放免の書類を出してから1週間

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0521

          【プレスリリース】署名提出アクション 2018年5月24日 #FREEUSHIKU 署名のための市民の集い有志

          提出署名:「#FREEUSHIKU 東日本入国管理センターはインド人男性の死の責任を明らかにし、無期限長期収容をやめよ。」 2018年5月28日、#FREEUSHIKU 有志は、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)内で自殺されたディーパク・クマルさんの死に関する責任調査、ひとを死にまで追い詰める無期限長期収容の廃止、収容所における医療アクセスの改善をもとめる上記タイトルの署名を、同センターに提出します。 日時:   2018年5月28日 13時30分 場所:   茨城県

          【プレスリリース】署名提出アクション 2018年5月24日 #FREEUSHIKU 署名のための市民の集い有志

          衆院法務委員会での藤野保史議員 @FujinoFujinooo の入管収容問題質疑

          藤野:現在入管収容者は1406人。日本は、難民申請中の人や逃げる懸念のない人も含めて収容する全件収容主義。送還のめどが経っていない人も長期収容することは本来の目的から外れている。 迫害を逃れやむを得ず偽名や偽造パスポートを使っている人がいる。牛久入管でインド人男性が死亡した。自殺前日に仮放免却下を知らされていた。その後、大規模はハンストが1週間行われた。死亡事件は何件? 和田入管局長:2007年以降死亡事故は13件、病死7件、自殺5件、不詳1件 藤野:自殺5件は極めて重

          衆院法務委員会での藤野保史議員 @FujinoFujinooo の入管収容問題質疑

          参院法務委員会における立憲民主党有田芳生議員の質疑概要_0515

          有田:昨日(5/14)、牛久の東日本入管センターでブラジル人収容者が自殺を図った。この経過について聞く。 ワダ法務省入国管理局長:プライパシーの観点より詳細は差し控えるが、自傷事案認知後、適切に対処したと認識。 有田:この自殺未遂はなぜ起きたと分析しているか。収容者達より「もう限界」「助けて欲しい」との肉声が届いている。 ワダ:自殺案件の度ごとに調査を行い、原因を分析しているところ。 有田:自殺を図ったブラジル人の収容日数は? ワダ:個別のかたの特定に関わることには答え差

          参院法務委員会における立憲民主党有田芳生議員の質疑概要_0515

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0514

          スリランカ人女性のサチーニさんと再び面会した。 サチーニさんは前回の面会のとき、「ネームプレートを手で隠しながら暴言をぶつけられる」とも言っていたことを思い出し、入国管理局7階にある収容者面会のための待合室で、職員のネームプレートを観察する。アルファベット大文字と3桁から4桁の数字中央に入管のマークが重ねて印字され、非常に見づらい。 しばらくして、サチーニさん(スリランカ、女性)との二度目の面会が始まった。以下、サチー二さんの言葉をできるだけそのまま記す。 身体や頭が痛

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0514

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0508

          今回の面会について 5月8日、#FREEUSHIKU 有志は品川の東京入国管理局で女性の収容者に面会した。面会を待っている部屋でも、様々なことを見聞きした。記者やライターは入管に面会聞き取りできないことになっているという情報を得たり、中に入っている夫が職員に殴られ「懲罰」を受けているという日本人妻が申し入れをしている場面に出くわしたりした。本来は「保護房」なのだが、職員も収容者も「懲罰」と言うことが多い。収容者からは、「スペシャルルーム」と呼ばれることもある。なお、今回は女

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0508

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0502

          今回の面会について 5月2日、ツイッターのハッシュタグ #FREEUSHIKU の有志は、品川にある東京入国管理局を訪問し、強制収容されている外国籍の方々と面会した。以下は、長期収容の現状について「外に伝えたいこと」を聞いた記録であり、できるかぎりご本人たちの言葉遣いを残している。ご本人の希望により、一部の方はお名前をそのまま記載している。 面会に応じてくれた方のほとんどが共通して訴えたのは、無期限長期収容が招く深刻な健康問題、収容所内における医療の劣悪さ、外で待っている

          #FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0502