#FREEUSHIKU 名古屋入国管理局面会記録_0807_2018

①男性 ペルー

1990年に来日し、群馬県で車関係の仕事を23年していたが、罪を犯して5年間服役(静岡刑務所)して、その後名古屋入管に移送された。10ヶ月になる。

妻とは離婚したが連絡はとれる。娘が群馬で元気で働いているとのこと。ただし娘とは連絡がとれない。もし出られたら娘に会って仲直りしたいと語っていた。

健康で足りない物も無いが悩んでいる。どうしたらいいのか。自分だけでなく皆悩んでいる。何もできない。ストレスが溜まる。

最後に国語辞典、漢和辞典があれば欲しいとの要望あり。

②男性 パキスタン

たった15日のオーバーステイで捕まった。病気で手続きに行けなかった。名古屋入管に来て10ヶ月になる。椎間板ヘルニアと腹部の手術痕が痛むが満足な治療を受けられない。効果がない薬を処方されるだけ。体重が20㎏減った。

ここには人権がない。正義がない。動物扱い。何も変わらない。

※とにかくこの方はひたすら怒っていて、面会時間を延長して同じことを繰り返し訴えていた。

③男性 フィリピン

2回目の収容。9ヶ月。

糖尿病。心臓が苦しい。頭痛。水虫。治療について不満はない。糖尿病の食事制限がつらい。

家族は皆フィリピンにいるが、自分は日本にいたい。

最近、新たに3名のフィリピン人(男性)が収容されたので面会して欲しい。

ボディソープ、デオドラント、歯磨き粉、テレフォンカードを差し入れて欲しいと要望あり。

※3名のフィリピン人の被収容者についてとても熱心に説明してくれた。