ウィンザー効果とさいごは人間を売る話

いくつかの記事で、ビジネスについての記事は信頼性について書いた記事になっています。

信頼性はさまざまなルートから自分に向かってきます。

情報発信の価値が高いというのは、専門性や権威性や実績に下支えられていることが多くありませんか？？

例えば1,000人のパーソナルコンサルタントの実績がある場合と10,000人の実績がある場合では受ける印象が違います。

著書が存在していたり、賞を受賞していたり、他からの下支えを受けて信用に繋がっていることが多々あります。

今回は意外に強い効果を持つ『ウィンザー効果』について考えてみましょう。

ウィンザー効果とは

第三者からの評価によって信頼性や信ぴょう性が上がるという効果です。

口コミやレビューなどがその例で、多くの人が高評価を示すことで自分にとっても良いものだと感じてしまう効果のことです。

販売している人が紹介するメリットは売っているから言っているように感じます。

その一方で、利害関係のない第三者がいう高評価は信用してしまうということがあります。

例えば、食べログというサイトは、投稿者がユーザーであるため信用性が高く見えます。

Amazonも含めて高評価が買えるということが問題になりましたが、そもそも口コミやレビューを信用してしまうというのは、失敗したくないというところに特徴があります。

また、何か情報を得たときに全面的に信用することができないことが多いですが利害関係のない第三者であれば信ぴょう性が高まり、文面通りに受け取ることができます。

ステマ問題

口コミやレビューであっても恋愛であっても、ウィンザー効果は強い作用があれば悪用する人もいます。

というよりテクニックで何とかしようとする人は悪用をすることしか考えていません。

Amazonで商品を無料で提供し、料金も支払うので高評価を付けてくださいという依頼が横行したことがあります。

食べログでも仲介業者がいて、高評価を付けますというビジネスをした人がいました。

モラルとして大問題ですが、目の付け所自体は良かったともいえます。

（もちろん、本当にダメですし、時間とお金が無駄になる人が増える行為なので最悪です。）

ステマでかなりの頻度で使われたというのが、このウィンザー効果でした。

さいごは人間を売ること

専門性が高く、同業内では困らない場合であっても、人間性やコミュニケーションスキルが高く、営業や交渉、接客などで仕事に困らない場合であっても、

さいごに売るのは人間そのものです。

ウィンザー効果は悪用するものではなく、意識するものです。

姿勢が良く、表情も豊かで、話も聞きやすく、丁寧な人間が、常に学び、考え、高品質で生産性の高いアウトプットをしつつ、人にやさしく、時に厳しくして相手のためを想って行動していたらどうでしょうか。

完璧ですよね。

完璧主義者でなくても、完璧は目指すものです。

なぜなら、『人生コンテンツ化副業』で達成したい本当の商品は、発信しているアイコンであるあなた自身なのですから。

楽して稼ぎたいというのは、苦難の先にあるものです。

本気で楽したいという場合にはそこに価値はありません。

お金は価値への対価です。

完璧を目指すアウトプットの訓練の中でファンを獲得してその先に自分の求めている姿やライフスタイル、仕事があるということです。

さいごに

ウィンザー効果は意識しましょう。

もし、目の前で同性の少し年上で、なんだか良い雰囲気のしない人が困っていたとします。

人間性を磨く人なら、手間や損のない範囲で手伝ってあげます。

時給換算で100万円の人ならまだしも、そうでない人は助けてあげます。

実はその人が、新規の営業先のキーパーソンの恩人であったり、職場で慕ってくれている見た目の良い後輩を紹介してくれるきっかけになったり、何がどう繋がってどうなるのかわかりません。

しかしです、

打算を前提に行動を決めると、判断が遅れて何となくスルーすることの方が増えます。

人間性を磨き続けて自然に行動を起こす先に、最高の状況を整え切ったウィンザー効果が発揮されると信じています。

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