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個人のためのプロジェクトマネジメント概論①個人プロジェクトとは?

プロジェクトマネジメントのご経験がある方で、プロジェクトマネジメント教育を受けたことのある方には不要な記事です。

プロジェクトと聞くと、会社で立ち上げる業務の単位だと思う方がいます。

もちろんこれもプロジェクトですが、本当の意味でプロジェクトとは、もっと大きな意味です。

今回は、個人のためのプロジェクトについて考えてみます。

①プロジェクトは理想と現実を埋めるもの

世の中にないものを作るとか、

理想はこうだけど、現実はこうという場合に、

理想を実現するためにあります。

PMBOK(ピンボック)という「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」の略称があり、これはプロジェクトマネジメント協会が発行しているガイドラインです。

これに従うと、

・有期性(期限があること)

・不確実性(これまでにないものを実現するので)

・非定型的(定型業務ではないこと)

の三要素でできています。

作ったものを運用するフェーズに入ると、業務改善はするにせよ、定型業務、定常業務(繰り返し同じことをする)になります。

②いくら売り上げるというプロジェクトは成立していない可能性大

今年度末までにいくら売り上げるビジネスを立ち上げるというプロジェクトはあり得ても、

いくら売り上げるというプロジェクトは基本的にはないです。

個人プロジェクトで検討すべきことは、

いくらの売上見込みのあるビジネスを立ち上げる

という観点になります。

『今年度までに月に1円以上売り上げるメディアを構築する』というプロジェクトは、定常業務になるまでの仕組み作りなので、個人プロジェクトととして成り立ちます。

③KPIの設定と運用・監視コントロール

なにを

どれくらい

いつまでに

やると、実現できるのかの実現計画を引きます。

このとき気をつけるのは、今自分が分かっていないリスクを探すことです。

例えば、ブログ、note、Instagram、YouTubeを運用する人生コンテンツ化をプロジェクトに設定するとします。

その場合、YouTubeはチャンネル登録者数1,000人、総再生時間4,000時間を目指します。

それ以外のメディアのフォロワー数が合計1,000人いれば、商品販売や共同オーナービジネスの可能性が出て、マネタイズに繋がります。

その最初のステップはコンセプトの特定と登録になります。

次に毎日だったり、週に2〜3の投稿をするスケジュールを設計します。

これを一定期間やることで、あとは内容の調整に入ります。

毎日投稿する仕組み作りまでがプロジェクトになります。

その先に、フォロワー数増加プロジェクトをまた別に設計します。

まとめ

プロジェクトは理想と現実を埋める計画と実行です。

個人でもプロジェクトは有効になるので、ぜひ試してみてください。


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