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自社開発チームリーダーインタビュー 新しい挑戦に取り組む心境を聞いてみた

現在フリースタイルではゲームと並ぶ看板商品を、これから作ろうと開発している部隊があります。

2023年に立ち上がった「システム開発事業部」。

この事業で叶えたい目的は2つあります。

1つはこれまで蓄積したノウハウを使って、より自分たちがやりたいこと・作りたいものを自由に叶えられる部隊を作ること。

もう1つは弊社が長年取り組んでいる「障がい者プログラマ」の活躍できる道づくりです。

障害者就労支援事業を行う株式会社フローラと業務提携し、障害者プログラマー育成および開発業務委託に取り組んでいます。

最初のプロジェクトは、2Dメタバースサービスの機能追加からスタートしました。

現在は企画から立ち上げた新規プロジェクトに取り組んでいます。

基本的な機能は揃い、リリースに向けて追加機能の開発やブラッシュアップを行っている段階です。

今回、プロジェクトをマネジメントしている斉藤さんに、初めての試みでの苦労やプロジェクトにかける想いをインタビューしました。


斉藤さん

◆現在開発しているサービスの内容を教えてください

福祉施設向けの管理システムを開発しています。

他にもさまざまなアイディアがありましたが、このシステムを開発するに至ったのは、共同開発している障害者就労支援施設フローラが実際に直面している課題があったことが大きな理由です。

フローラさんとは1年以上一緒にさまざまな開発に取り組んできましたが、ゼロから作り上げるというのは今回が初めて。

また、チームをマネジメントする僕自身も初めての試みです。

わからないことが多い中、まずは一つプロジェクトをやり切ることが今回の目標なので、身近な問題へのアプローチの方が取り組みやすいと考え、この製品を開発することにしました。



◆開発チームの体制を教えてください

プロジェクトのディレクションは僕が担当していて、フロント側の開発はすべてフローラさん側が担っています。

開発メンバーは10名ほど。

フローラさん側とは普段、別の拠点でそれぞれ業務にあたっていますが、Slackでのやり取りやバーチャルオフィスを利用することで物理的距離の弊害は特に感じることなくプロジェクトを進行できています。


フローラ側のメンバーは皆さん何かしらの障害を抱えている方々なのですが、開発において支障を感じたことはありません。

世間にはまだ様々な偏見が根付いていますが、今回のプロジェクトを皮切りに障害をもつ方々の活躍の幅が広がるきっかけになればと思います。



◆初めてのプロジェクト、進捗はいかがですか?

やはり初めての挑戦になることが多いので、すべて計画通りにはなかなか進んでいませんが、予定していた機能は一通りそろえることができました。

今は追加で必要になってきた機能の実装を行っています。



◆開発中の製品のイチオシポイントを教えてください

今回はユーザーの立場でもあるフローラさんが開発しているので、「使いやすさ」にこだわって作っています。

システムの操作に慣れていない人でも、パッと見て操作がわかるような作りになっています。



◆斉藤さん自身、プロジェクトマネジメントの経験は今回が初めてとなるとのことでしたが、どのように取り組んでこられましたか?

もともと異業種からプログラマを目指してフリースタイルに入社した当時は、手を動かす側の仕事がしたいと思っていました。

その後、社内でプログラマ認定を受けて受託開発に携わっていたのですが、その時のチームリーダーの動きを間近で見たことがきっかけでマネジメントサイドの仕事にも興味を持つようになりました。

今も本を読んだり、ネットで調べたりと勉強しながら進めています。

また、部署長である加藤さんは長年技術者として活躍してこられた大ベテランなので、加藤さんから教えてもらうことも多いです。


◆未経験からエンジニアになるという夢を叶えるのは大変なこともあったと思いますが、続けることができたコツがあれば教えてください。

自分なりのストレス解消法を見つけて、抱え込まないことが一番だと思います。

僕はプライベートと仕事のオン・オフはしっかり分けるタイプです。

オフの時間は好きな音楽活動に没頭してストレスを溜めないようにしています。



◆プログラミングの挫折率は9割とも言われています。続ければ夢が叶うとはわかっていても、実現するまでは道のりが長く感じることもありますが、途中で諦めたくなったりはしませんでしたか?

26歳で一念発起して転職した際、30歳までに一人前の技術者になるという目標を持っていましたが、それがそんなに簡単な道だとは考えていませんでした。

だから僕の場合は、大変なことがあっても途中で辞めるという考えはなかったです。

簡単に諦められる夢が叶ってたまるか、と思っていました。



◆今後のシステム開発事業部としての目標を教えてください。

アイディアはまだまだたくさんあるので、まずは一つ製品を作り上げて次につなげる足掛かりにしていきたいです。

また、ゲーム以外の自社製品開発は会社としても初めての取り組みで標準化しきれていないことの方が多いので、このプロジェクトを通して業務フローの骨組みを確立させていきたいと思います。




フリースタイルでは様々な人が活躍できる社会をつくるために、新しいことにもどんどん挑戦していきます。

「未経験だけどITエンジニアになりたい」「自分のアイディアを実現したい」「ゲームクリエイターになりたい」

その夢、フリースタイルで叶えませんか?

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